ちょっかい–>足かけ–>壮絶バトル!

 以前預けたことのある動物病院で、今日はPopのグルーミングをしてもらう。Poplaugh
料金は35ドル。
朝、預けて、夕方迎えに行った時にはすっかりきれいになっていた。
時々お医者さんに見てもらうと、ちょっと安心だ。

 ShouのHigh School一日目、特に問題はなかったらしい。
授業時間は今までと同じで、8時55分から15時15分まで。火曜日は14時15分までということだ。
教科が変わる毎に、先生が違うこと、教室を移動しなければならないこと、など、日本と同じだ。
教室の場所がわからなかったが、クラスの子が教えてくれたらしい。
クラスは9G。
選択科目は2つ。残念ながら音楽は選択できないということで、『It Metal』と『Commerce』を選択した。
選択科目の中には外国語もあって、中には『日本語』という科目もある。
同じIECから来たDavidが日本語を選択するので、教えてあげるんだと話していた。
今日は、IECの時に紹介されたバディーのジョンはいなかったが、パプア・ニューギニアから来た子と友達になったそうだ。chi

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最終章の始まり

 今日から、子どもたちの学校が又始まった。
新年度ということで、Taikiの学校では、やはりクラス替えがあった。
 帰って来るなり、
「久しぶりやったけん、メチャ疲れた・・。」
と言っていたが、顔色は明るかった。
 新しいクラスには、元から同じクラスで、仲の良い子が4人くらいいるらしくて、安心したようだ。
一緒に休み時間に遊んだりしているので、男の子で知らない子は一人しかいなかった、ということだし。
 一ヶ月もお休みで家にいて日本語しか話さないと、又、英語だけの学校生活に入るのが大変なのではないか、などと思っていたが、もう、
「困ったら、友達に聞けばいい。」
という安心感があるので、それほどの緊張はないようだ。

 いつか彼が、
「うまくやっていくにはコツがあるっちゃんね。」
と、彼なりのコツを伝授してくれたことがある。
「たくさん話しかけてこられたらね、ちょっと困った顔して、『I can't understand.』って言った方がいいっちゃん。
言わないと、わかっとうのに何にも答えないって思われちゃうから、ヘンな顔されちゃう。
そう言うと、『ああ、そう、わからないんだね・・。Never mind.』って、いうことになるんだよ。」
 
ちょっと困った顔pen0_01というところに彼は、生きる道を見いだしているようで、なるほど・・と思った。
が、要するに、コミュニケーションしたいのだけど、言葉がわからないので、それができないのだ、という事を伝える、ということが大事なのだろう。

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何事もない、という幸せ・・

 先週の土曜日に、Shouがいきなり39℃の高熱を出し、腹痛があるとのことで慌てた。pen0_20
が、翌日には熱も下がり、病院に行くまでもなく、今日はお腹の調子も戻ったようだ。

 土曜日は本当に災難の日で、ショッピングセンターの買い物を終えて車に戻ると、車に傷がつけられていた。pen0_13
誰かが駐車の際に、うちの車にこすったようで、鮮明な赤い車の痕が・・。
・・といっても、どうしようもない。
 車は帰国の前に売ることを前提にしていたので、(普段は、とてもラフな運転の私も)無傷のままで買い取ってもらうべく、今回ばかりは慎重に運転していただけに、かなりショックだった。
 そういえば、前日、路上パーキングロットの傍らに、窓ガラスの破片が散らばっていて、
「きっと誰か、車の窓ガラスが割られちゃったんだね。気の毒に・・。」
と話していたところだった。
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(昔、幼稚園の近くに車を停めていて、座席にバッグを措いたままにしていたので、窓ガラスが割られてバッグが盗られた事を思い出した。
とても残念だったが、犯人にとっても残念なことにバッグにはTaikiの紙オムツしか入っていなくて、バッグはそばの空き地に投げ捨てられていた。
紙オムツ事件として、未だに記憶は鮮明で、車内には荷物を置きっぱなしにしないように、それ以来、肝に銘じている。) 
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 車のすり傷は、窓ガラスが割られるのと比べると、まだ良い方ではあったかな・・。

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AUSTRALIA DAY★

 1月26日は、Australia Day(建国記念日)。
オーストラリアの建国(白人にとって、ということだが)の成り立ちは、かいつまんで言うと、こういう事らしい。linekira3
 1770年に、イギリス人探検家、ジェームズ・クックがシドニー郊外のボタニー湾に上陸し、東海岸一帯を「ニューサウスウェールズ」と名づけ、イギリス領とすることを宣言した。
 イギリスは、1788年1月26日にこのニューサウスウェールズを囚人流刑の為の植民地とすることを決定し、総督アーサー・フィリップ率いる流刑船団が上陸した。
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 今日は、各地で様々なイベントがあっていた。
私たちは、昼からハイドパークやボタニカルガーデンへ行って、どんな雰囲気なのか、見てみることにした。

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NACHO★POWER!

 来週から学校が始まる。
ゆっくりした気分を引き締めて、それぞれの持ち物の片付け整理などをしなければ。
・・とりあえず今日は曇りで涼しいし、草刈り日和(pen0_10)。
まず家の周りの草刈りから環境整備を始めることにした。
 夜は、新作の貸し出しのコーナーから借りてきた『NACHO LIBRE』を観る。ctv
神に仕えながら孤児たちの世話をしていた男が、憧れのレスラーになる、というような話。
主役のジャック・ブラックのパワフルでコミカルな演技に、大笑いして、疲れもどこかへ吹き飛んでしまった。
文字通り、体中で、情熱的な演技をする人だ。そのエネルギッシュな動きに、圧倒される。
『School of lock』で、すごい表現力を見せてくれたが、本当にパワーのある俳優さんだ。
 この休みは、本当にたくさんの映画を観た気がする。
英語の足しに・・などという話は、どこかへ行ってしまって、ひたすら楽しんでしまったが、それもいいかな。
たくさんの元気や栄養をもらった気がする。

 ところで、オーストラリアオープンでのテニスや、明日のオーストラリア・デイや、ブッシュファイアーなど、話題の多い昨今だが、
『Tim Flannery named Australian of the Year』
という新聞のニュースがあった。
Tim Flannery 氏が、2007年のオーストラリア人の最も名誉ある人として、ハワード首相に表彰されたということだ。 
環境問題に熱心に取り組み、人々に環境問題について、わかりやすく説いている科学者だ。 cyotuba

帰国準備Step1★

 今日は久しぶりの雨で、樹々の喜ぶ声が聞こえてくるようだった。 

 私たちの帰国は、いろんな事情で、Aiの中学校の入学式に間に合うかどうかの瀬戸際だ。
制服の事を心配して声をかけてくださる方、手配をしてくださっている方々、本当にありがとうございます。
いろいろとご迷惑をおかけして、すみません。pen0_14

 こちらへ来る際に、一番時間がかかったのは犬の輸出の手続きだった。
 各国の検疫所が連携を行っており、輸入国(受入国)の輸入条件に合致するような検査を輸出国(発送国)の検疫所が行うようになっている。
オーストラリアへの輸入の検疫はとても厳しくて(オーストラリア固有種を守るために世界で一番厳しいらしい)、Popをこちらに連れてくるためには、半年前から諸検査、許可申請の手続きなどが必要だった。
 しかし、日本入国の検疫は、それほど厳しくなく、輸入許可申請も Web で申し込めるようになっている。
Haruがオーストラリア検疫局認定獣医師(AQIS-accredited Veterinarian)に、問い合わせの連絡を入れたが、必要な書類等を準備して、発送2日前に健康診断と害虫駆除に連れてくればいいという事だ。
必要書類というのも、メールで送付してくれたので、それを印刷して記入すればよい。ずいぶん便利な世の中だ。Poplaugh

  急ぎたいのは輸送の飛行機の便の決定だが、もうしばらく時間がかかりそうだ。

 これくらいが、まず帰国準備の第一段階といったところだ。 

Sense of Humor♪

 朝のニュース番組を見ていると、
「Dave Cornthwaite(英国人)が22日、パースからブリスベンまでの5823キロのスケートボードの旅を終え、世界記録を達成した。」
という放送があった。

 今回の旅は慈善金募金の目的だったらしく、集まった慈善金は、難病の治療法を研究する団体、アフリカの教育促進を行っている団体、また、障害者へのヨット競技を支援する団体に寄付されるらしい。

 こちらは、基本的に6チャンネルで、ABC、SEVEN、NINE、TEN、SBS、TVSという放送局がある。ニュースでよく見るのは、SEVENという民間放送の朝の放送だ。メインのニュースキャスターは男女二人いて、ニュースを伝える。現地のアナウンサーも勿論活躍して、あちこちで起きる生の声を届けている。

 面白いな、と思うのは、何かひとつのテーマに関して、ゲスト(パネラー)を二人迎えて、よく、討論を行っていることだ。
両者、違う意見を持っていて、ディスカッションするのだが(メインキャスターも交えて)、どんなに意見が違っても、ケンカになるような事がなく、どこかでユーモアのある事を誰かが言って、必ずと言っていいほど、笑いが起こる。
(メインのキャスターは、この辺のユーモア感覚、バランス感覚、それは見事なものを見せてくれる。)
「こんな考え方もあるけど、そんな考え方も・・。
でも、こうじゃない・・。(笑)なるほどね・・。(笑)」
決して、相手を打ち負かすというのではなく、あくまで、討論を楽しんでいるというところがすごいと思う。
 意見を否定されても、それで人格全体を否定されたように、カリカリする人はあまりいない。
考え方は違っても、だからといって、相手を拒否する事はなく、まず、人間として、暖かく受け入れている。

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虚空に消えた情報・・

 昨日、近くのオリンピックパークでは40℃を越える気温が観測された。
これはたまらない・・と、マンリービーチへ行く。

 海の側はさすがに涼しくて、水温も冷たいくらい。
砂浜、芝生、どこも人でいっぱいだ。
なのに、水に入っている人が少ない。
なぜだろうと思っていると、
「今日は、波が高くて危険なので、水に入らないでください!」
という放送が聞こえてきた。

 海岸にはライフガードの人たちが、たくさん出て見回っている。
ここは危ないから遊泳禁止、などの看板も多い。
結構、しっかりと管理されている。
海は危険もいっぱいなので、確かに、ありがたいことだ。
 感心したのは、こちらの海の美しさ。ゴミが浮いていないのだ。
砂浜も、いたってきれいなものである。これも行き届いた管理のおかげなのだろう。

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マックノート彗星★//

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 オーストラリアのマックノート氏 (R. H .McNaught) が、2006年8月に発見した彗星(マックノート彗星(C/2006 P1))。
発見時の明るさは17等級と暗い彗星だったが、その後、どんどん太陽に近づき、1月12日19時 (世界時) には、太陽に0.17天文単位にまで近づいて、金星なみに輝いた。
その後、太陽から次第に離れ減光しながら南の空に位置を移している。

 現在、南半球では肉眼で見られるということで、日が沈む頃(8時15分頃)、西の地平線と空が見える場所にHaruが連れて行ってくれた。
 そこには先客が一家族来ていて、
「ここら辺から、見えるはずよ。」
と教えてくれた。奥さん(スーザン)は、とても気さくな人だった。

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