♪Spring has come♪

車の中でラジオを聞いていると、
「明日から春になります。chana
とアナウンサーが言っていた。なんてきっぱりした言い方なのだろう、と思っていたら、学校でも先生の何人かが
「9月1日から、春です。chana
とおっしゃっていたらしい。さっぱりして、わかりやすい季節区分である。

 これで本当に私達は、『秋冬』を2回続けて過ごしたことになる。ここではホッカイロも持ってきた数個で足りたし、ハロゲンヒーターも、どうにか最後の数本残った状態で、セーフだった。pen0_07

 これからは、シドニーと日本で『春夏』を2回繰り返して過ごすというわけだ。
正直、ずいぶん気がラクになった。

 ここではリンゴがとても安くて、1?5ドル(500円弱)くらいで買うことができる。
小ぶりのリンゴはまるかじり向きで、毎日のように子どもたちはリンゴをかじっている。 
 種類も豊富だが、フジ、デリシャス、ガラ、グラニースミス、そんなところがうちの人達の好み。
ピンクレディーというリンゴが、とても色合いが美しいので買ってみたら、香りが強すぎて不評だった。

 買いすぎてしまったリンゴの活用法として、おやつのリンゴケーキに挑戦。
とっても簡単なレシピが見つかったので・・。

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         cotama 簡単リンゴケーキの作り方
        linekira1

       cepuron(材 料) 

  •  りんご2個
  • A (ヨーグルト200g、砂糖150g、卵3個、小麦粉200g) 
  • B (サラダ油半カップ)

       cnabetukami(作り方)

  1.  リンゴをスライスする 
  2.  ボールにAを入れてかき混ぜる、その後Bを加えて更にかき混ぜる    
  3.  1.を型に入れ、その上から生地を流し込む
  4.  180℃に温めたオーブンで30分くらい焼く

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 子どもたちは学校から帰ってくるのが早いし、お腹のすく年頃なので多少の難があってもペロリとたいらげてくれる。
リンゴを使ったメニューは健康的、経済的でとってもGood。ciringo

 昼ご飯は簡単なおにぎりなどを持って行っているが、
「what's this?」
のりのついたおにぎりの形が珍しくて見に来たり、少し分けて欲しがったりする子も結構いるらしい。
かしわ飯などは、やはり万国共通でおいしい味らしく、食べた友達もすごく喜んでいたということだ。
代わりに、あちらこちらから少しずついろんな物を食べさせてもらってもいるようで、まさしく小さな食の国際交流が行われているようだ。

 学校は、予想していた以上に親の参加のイベントは少ないようで、それはやはり働くお母さんがとても多いからだということらしい。
 ここでは、誰もがのんびりと時を過ごしているような先入観があったが、みんな結構忙しい生活をしていて、お母さん達(特に仕事をもったお母さん達)は、昔ほど時間的に余裕のある生活をしているわけではないようだ。 
やりたい事をする時間がない・・とストレスを感じている母親たちも多いという新聞の記事もあった。

 そんなこんなで、やっぱりここでは料理にちょっと熱を入れてみるのが、本当にいい事かもしれない。
 以前に書いたように日本語のレシピのあるサイトはたくさんある。
魚屋さんなんかでとまどっている私のような人達のために、魚やお肉の部位などの英語名を整理してくれているページまで見つけることができた。いちいち店先でメモして、家に帰ってから慌てて調べなくてもいいということだ。cmemo
(印刷して、今度、魚屋さんに行く日に持って行くことにした)ありがたいことである・・。iconmaruy1

テラコッタの未来予想図♪

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 今日、Sさんにいただいた、可愛らしいテラコッタのポット。ハンドペイントの絵が楽しい。
どんな花を植えようかと、見ながらあれこれ想像するだけでもしばらく楽しめそうだ。chosi conpu10

 Sさんは本当にお友達の多い方で、お会いすると、いつもその明るい笑顔と優しさに、たくさんの人が集まってくるのもなるほど・・と思ってしまう。
 開放的なお宅には、いつも誰かが出たり入ったりしている。そして子どもさんのスポーツの送り迎え、学校の印刷のボランティア、そして色々な方のお世話・・本当にお忙しそう。
 ここで子どもを産み、育て、そしてこちらの教育制度の中でやっていく・・それを考えただけでもすごいと思うのに・・。 
その笑顔には、いつも救われてしまう。ckira

 今まで晴れ渡っていた空が、突然、曇ってきて一気に雨が降り出したり、予測のできない天気が続いている。
洗濯物も、結局家の中に干さないといけなくなってりする。
 とはいえ雨の量は多くはないようで、ビクトリア州では、この冬は20年間で最も雨が少なかったそうで、夏に給水制限を厳しくするということだ。
ここニューサウスウエールズ州では、給水制限の話までは聞いていないが、節水に留意しなければならないのは同じなので、雨は、むしろ嬉しい気がする。

 芽を吹いたり、蕾をつけたり、今まさに刻々と変化成長している植物にとっても、まさに恵みの雨。  

 cimg1741rここ数日の暖かさで、庭のバラも蕾を開いていた。

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 「これがナス?」
その丸々としたツヤツヤなボディに見とれて、思わず買った巨大なナスビ。
 さて今日のメニューは、かしわご飯と巨大茄子を使っての、日本の味『ナスの煮浸し』。 
 切り刻むのがもったいないような気がするが、飾っておいても悪くなるばかりである。 
 フライヤーで揚げることができるので、揚げ物はとても簡単にできるので調理はいたってラクである。
(このところフライヤーのご機嫌も良く、ちゃんと動いてくれるのでありがたい・・)

 ナスは日本のものと変わらない味だったけど、皮がとても厚くて固かった。
トマトも、こちらではいろんな種類があるが、そういえば皮が固くてびっくりしたことがあった。
 野菜までもが、大きくて、がっしりとしているオーストラリア大陸である。cbeen

 

その一言が言えなくて・・

 今学期に入ってから毎日、Taikiは学校にテニスボールを持って行っている。休み時間に遊ぶのに使うらしい。
学校で友達と数人で遊んでいる所を見たら、テニスボールを壁に当て、それを誰かが手のひらで打って壁に当てる、そして跳ね返ってきたボールを次の誰かが打つ、その繰り返しをして楽しんでいた。

 最近は学校が終わって、しばらく遊んでから家に帰ってきている。
家から学校までは歩いて3分もかからないくらいなので送り迎えはしていないが、ちょっと気になって迎えに行った時もその遊びをしていた。

 迎えに来たことに気づいても、なかなか帰ろうとしない彼に
「Taiki、帰るよ!」
と声をかけると、彼は、やっと、そこにいたグループの中で一番体の大きな子どもの前に行って
「I must go home!」
と言った。それでも、その子は、なかなか遊びを止めようとしない。そしてTaikiも遊び続ける。 

 と、一緒に遊んでいた小さな男の子が
「Taiki must go home! Taiki must go home! 」
と、一生懸命その大きな子に何回も叫んでくれたではないか。cangckirakira
すると、やっと彼も帰る支度を始め、みんなの遊びが終わった。 自分だけ遊ぶのを終わって帰れば良いんじゃないの?とTaikiに後で聞くと、ボールは自分のだから・・ということだった。

 なるほど・・。以前、
「一緒に遊んでって、なんて言えばいいと?」
と聞いてきた。
「Can I join(play)?」
その後そのフレーズを覚えて、それで通じた!と大喜びしていた。soccer-newckaer
そう言って断られることはまずないらしく、遊びの輪に自分から入ることができるようになったようだ。

 その後、今度は、
「遊びを終わって、帰る時、なんて言えばいいと?わからんっちゃんね。」
と聞いていた。
「それが言えなくて、今日は、永遠に遊び続けなきゃいかんかと思ったよ・・。」
言葉が出てこなくて、参った・・。pen0_12そういう日もあった。

「I must go home.」
その言葉を覚えて、今は使っているようだが、遊びのグループの中のルールや序列があって、なかなか思うほどスムーズにいかない事もあるようだ。

 助け船を出してくれたのは、Taikiと仲の良いティモシーというお友達で、体の大きな子は彼のお兄さんらしい。
年上と遊べるのは嬉しいけど、ちょっと不便なことも・・そんな感じのTaikiだが、ティモシーが彼の事を思いやって助けてくれようというのがすごく伝わってきて、こんな仲間がいるなら大丈夫・・そんな感じがした。ありがたいことだ・・。 
 ティモシーとはクラスが一緒で、とても気が合うようだ。とはいっても、80%以上、助けてもらってるのでは無いかと思うが・・。

 誘ってもらったら、やっぱり遊んで帰りたいよ・・という事なので、気が済むまで遊んでくるようにと言っている。
英語力が格段についてきているわけではないが、コミュニケーションのやり方は、わずかでも、ひとつずつ体得していっているようだ。

春、やわらかな花びら♪

 家の前に咲いている山茶花は、その花数100はゆうに超える花のつき方だった。どんよりした冬の空気を華やいだものにしてくれてありがたかった。
窓越しに見ると、最近は毎日たくさんの枯れた花を落としている。数株あるので、拾い集めに行くと、すぐにスーパのビニール袋いっぱいになってしまう。 

 「自転車で走っていると、すごい香りがするんだ。」
珍しく花の香りなんぞの話をするHaruの言葉に見に行ってみると、風にのってフッと香りがする。conpu10
そこには、なんとも優しげな花(ウメだろうか、モモだろうか、今もってわからないが)が枝からこぼれんばかりに咲いていた。

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 これは・・と、少しあたりを歩いてみると、なんとまあ、楽しい発見があることあること!思わずカメラを取りに家に走った。

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せめてレシピは日本語で・・

 15年ほど前、イギリスに滞在していたことがある。その時困っていた事といえば、やっぱり英語。
付け焼き刃の英語力では、生きていくのがやっとだった。結局その時点とあまり変わらない英語力(のなさ)でオーストラリアでもやっていっているが、何とか買い物もこなしていけそうだ。

 火曜、木曜を『まごつきデー』(外に出て専門店での買い物などに挑戦していく日。必要最低限の英語力をつけるにはそれが一番と思われる。)ということにして、その他に、この半年間でできることは何だろう・・と考えてみた。

  オーストラリア固有の動物、植物、多国籍文化を見ていくのも興味深い。が、今、たくさんの食材があるこの国で料理を楽しむことができたら、これからの事を 考えても(子どもたちは、ますます大きくなっていき、食欲は増すばかりである。料理を作るのを面倒がっていると、これからの人生が暗くなってしまうのは歴 然としている)それが一番ではないか。という結論に辿り着いてしまった・・。

 勿論、真面目な私は、ここへ来てすぐに、張り切って料理の本を 何冊か購入した。ただ、残念なことに真面目でも根気がない私は、英語を読むのが面倒になってしまい、数日でその本を開く気もなくなってしまった。新しいも のに挑戦・・と思っても、ハードルが高くなりすぎて跳ぶ意欲がなくなってしまう・・そんな感じだ。 
 それからはとりあえず、ま、いいか・・の料理のオンパレードが続いている。それにも少し飽きてきてしまった。

 根気がなくては真面目とは言えない・・という説もあって、確かに・・と納得するばかりなのだが、根気がなくても不真面目でも続けられるレシピの仕入れ方はないものかしら?ここで日本語の料理の本を買うのはあまりにも値が張りすぎる。 
・・と思っていたら、見つかった。インターネットという手があったのだ!

 15 年前と比べて外国で生活しやすい点は、インターネットが発達していることだ。今、知りたい情報が、日本語で手に入る。これは海外生活者にとっては、ものす ごく助かる事だ。インターネット、パソコンというと、弊害も勿論たくさんあって問題になっているが、使い方によっては、パソコンに向かって拝みたくなる程の価値がある。cpcckirakirapen0_46

 料理のレシピを探してみると、どれが適当なのか選ぶのに困るくらい、たくさん見つかった。
しかも、型通りの料理のレシピから、主婦がアレンジしたお勧めの一品、時間節約のレシピ、ちょっと凝ったレシピ・・山ほどある。cnaifu

  というわけで、今日は手作りのドレッシングというのに挑戦。市販のドレッシングは種類が多すぎるし、うちではサラダをよく食べるので、無くなるのがはやすぎる。材料は(しょう油70cc、サラダオイル180cc、砂糖15g、すりおろした玉葱4分の一個)
砂糖の量は、玉葱の甘さによって調節するらしい。これを混ぜるだけというのだから手軽だ。なんと紹介者はオーストラリア在住の方らしい。
手軽で手作り感が味わえる・・とりあえずそんなレシピをいくつか増やせたら(今ひとつ積極性に欠ける言い方だが・・)、ちょっとがんばった気になれそうだ。

 そのうち購入した本のレシピも、英語の勉強を兼ねて挑戦してみたいとは思うが、まずはこんなところから・・。oth_pen46

 

太陽系の仲間たち

 「『惑星』という言葉のはっきりした定義づけがなされ、冥王星は、もはや惑星と呼ばれないことになった。」
この情報はHaruのいるMacquarie大学のメーリングリストにも、速報として流れてきたそうだ。

 チェコのプラハで開催中の国際天文学連合(The International Astronomical Union: IAU)総会で8月24日(現地時間)、太陽系の惑星(planet)数を8個とする定義案が賛成多数で採択されたということだ。

  『惑星』の定義としては以下の条件を満たすものであることだ。
1.太陽を周回する
2.自己重力で球体になるのに十分な質量を持つ
3.その軌道周辺に類似の天体がない

 太陽系の惑星は、水星(Mercury)、金星(Venus)、地球(Earth)、火星(Mars)、木星(Jupiter)、土星(Saturn)、天王星(Uranus)、海王星(Neptune)の8つとなり、冥王星が除外されたというわけだ。これから冥王星は、『矮(わい)惑星』(dwarf planet)という区分に入ることになる。他にはセレス(Ceres)、2003 UB313が矮惑星に認められているそうだ。

 歴史や科学、物理などの世界でも、新事実が発見されて教科書が塗り替えられていくことは、よくあることかもしれない。
確かな真実を探るために人類は常に努力しているから、そうあって当然なのだろう。
 今回は、太陽系の天体の一部に、ある観点からの定義づけがなされて、呼ばれ方が変わったということだ。天体を把握していくために、整理がつきやすくされたのだろう。
冥王星自体に何の変化もあったわけではなくて、人間の名付け方の問題だ。依然として、考え方によって、これは矮小といも言えるし、いや、大きいよ、と思うこともできる。
名前というのは便利なものであるが、時にそれが、その言葉自体のイメージでそのものの見方を固定させてしまうことがあるように思える。気をつけなければ・・。 

 逆に名前(言葉)があるからこそ、私達人間は頭の中に、太陽系、いや銀河系までをもひとまとめにして想像することができる。
限りなく広がり続ける果てしない宇宙を、頭の中に入れることすらできる。

 イスラムとレバノンの争いが発端になって、シドニー大学では(ユダヤ人への)人種差別による事件がいくつか起こり、問題になっているらしい。
大学側は、全ての学生に、
「宗教的、人種的差別による身体的、また言葉による攻撃は、決して認められるべきものではなく、学生規約に反するだけではなく、犯罪でもある。同大学は個人の権利保護を真剣に受け止め、これに反する行為を行った者には厳格な態度で臨む。」
との電子メールを送ったそうだ。

 地球の未来がどうなっていくのか、言葉を使ることのできる人間の行動しだいで変わるところが多いように思える。
考え方や宗教、人種などで争うようなことを、いつまで続けるのだろう・・。

 惑星の話に戻ると、ちなみに、有名なホルストの作品、組曲『惑星』作品32(The Planets Op. 32) には7つの楽章があり、それぞれ惑星の名がつけられていたが(地球を除く)、その中には当時まだ発見されていなかった冥王星は含まれていないらしい。cdosei

家族5人と犬1匹の日々のまごつき

 「学校に、カッコ良いなって思う男の子や、キレイだなってうっとりするような子、いる?」
帰ってきた上二人の子どもたちに聞いてみると、声をそろえて
「そんな余裕、ないっすよ!」
確かに・・の一言だった・・。
 今のクラスは、普通のクラスに入るための英語強化クラス(IEC)で、とにかく一年間で英語力をつけるプログラムなので、かなり先生も厳しいし、宿題も多い。
今学期に入っても、日本の勉強をする時間がまだとれない状態だ。
(休日にすれば良いのだろうが、そこまで・・と思ってしまう親が甘いせいなのだが)

 クラスはどうかと言うと
「**の国の子たちってきついよね!ほんっと・・。」
日本人の女の子とAiがしみじみと話していたが、安全で平和な(だった?)日本ののどかな片隅からここへ来て、世の中の厳しさを肌で感じているようだ。
 その中で、居場所を作って、笑顔で過ごせたならば、この一年間でかなりタフになりそうな感じだ。

 彼らとちがって、家の中に毎日いる私は、結構平和に生きていけるのだが、まだまだ外へ出ると『不思議の国』にいるような感覚だ。
 八百屋、肉屋、魚屋、そんなものはできれば避けてスーパーで事を済ませてしまいたいのが本音である。もし何か聞かれても、きっとわからなくて答えられない。

 シドニーに長く暮らしている方で、ここに来た日本人が(まごつかないように)という実に親切な目的で色々な事を教えてくれているサイトがある。
(あそこには、どうやって行けばいいの?どうすればいいの?)
わからない時に、時々お世話になっている。
 ものすごく実際的で、しかも安心できるように説明されていて、全く存じ上げない方ながら、心底脱帽、敬礼!きっといつか感謝の言葉を伝えようと思っている。
このサイトの筆者は、各観光地の『まごつき度数』『まごつきどころ』などもきちんと(!)記述してくれている。すごい。

 きっとその方は、いっぱいまごついて困ったから、そうならないように日本人に伝えてくれているのだろう。
できれば何の問題もなく物事をひとつずつクリアして行けたらスマートでラクだけど、そうはいかなくい方が当たり前なのだ。
観光旅行ならばいざ知らず、子どもたちも毎日苦戦しているのだし、思い切ってまごつく勇気を持とう!それが今日の結論である。
『One Smile, One Step』の前に、まず、まごつく勇気を時々(いつも、というのは無理)持つことを目標にした方がいいような気がしてきた。 

☆まごつく・・《当惑する》be embarrassed ((with, by));
         《途方に暮れる》 be at a loss ((what to do, how to do));
         《うろたえる》be [get] confused ((by, at));
         《動揺する》be upset((by))

 こうやって見ると、なんとぴったりした言葉だろうか・・何とも言えない日々のまごつき・・どれをとっても当てはまる、それをまとめて表現できる感じがする。

 という事で、今日は (一人でまごつく勇気がまだ持てなかったので、Shouに
「一緒にまごつきに行こう!」
とつきあってもらって)魚屋さんに挑戦してきた。
自慢ではないが、イカと鮭以外の魚は1つも名前がわからなかった。
「二切れください。」
というのは何とか通じたようだ。が、金額は聞き取れなかった。
まごつきカウンターがあったら、まごつき回数1回!というところだ。
とりあえず、Pacific Dory Fillet と書いてあった白身魚を買ってみた。大きい切り身なので5人分二切れで充分。しかも5ドル。安い。
調べてみると、マトウダイという魚だそうだ。ムニエルにしてみると美味しかった。 

 『まごついて、立ち直って、笑顔、そして又歩き出す』
ちょっとステップが増えたけど、実際的な目標を掲げていくことにしよう。
まごつきも目標の中に入れると、まごつく勇気が出てきそうだ。
まごついた思い出は、きっと後になって笑える、印象深いものになっていくのだろう。cusa

バラにはトゲ、ワトルには・・

 2週間ほど前から、なんだか鼻がムズムズしている。
先日散髪に行った先でHaruが、ここで2年暮らしているという店員さんに
「そろそろ春の花が咲き始めましたね。」
と言うと、すぐさま
「ここではそろそろ花粉症の時期なんですよ。私もひどくて・・。」
という話をしていたらしい。・・やっぱり・・。

 オーストラリアの花粉症の原因の一番はワトルという花のようだ。
確かに最近、見事に咲き乱れているワトルを見かける。なんと600種類もあるそうだ。とても甘い香りがするので、思わず近寄って香りを楽しんでいたが・・。なんてこと!watle

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 ワトルという花は、オーストラリアの国花であり、国の紋章にも描かれている。この国のナショナルカラーは金色と緑だが、それもこの花の色から来ているというそうだ。 
 ちなみにこの紋章は、1912年に国王ジョージから授与されたもので、中央の上部には連邦を表わす金色の七稜星が輝き、中央の盾には6州の記章を配しており、それを取り巻いて、カンガルー、エミュー、ワトルが描かれている。 
 (ここに描かれているカンガルーとエミュー、どちらも前へしか進めない生き物で、常に前進、進歩していくオーストラリアを象徴するものだそうだ。)

 輝くような黄色のワトルの花。確かに魅力的ではあるが、これからは少し離れて鑑賞するようにしよう・・。

免許申請第一ステップ

 この国に来てからは、日本で発行してもらっていた『国際運転免許証』を持って運転をしている。
これは一年間有効なもので、実は、出国する一週間前に発行してもらっていたので、帰国する一週間前に期限が切れてしまうことになる。ということは引っ越し前の忙しい時期に車が使えない。 
 こちらで翻訳証明書をもらって、国際免許証(大きい!)と、パスポートと一緒に持ち歩けば、それでも運転できるそうなのだが、それでは嵩張ってしょうがない。
 記念にもなるし、持ち歩くのに便利だしで、やっぱり、こちらの免許証を申請しようということになった。

 手続きは2段階あるようだ。
?日本の免許証を翻訳してもらう。(各州の運転免許管轄当局が指定する機関で)
?それを持って申請に行き、適正試験を受ける。

 まず今日は?をするためにHaruとNSW州の『COMMUNITY RELATIONS COMMISSION(CRC)』という所に行ってきた。
シティーのビルの中の一室。番号札をとって順番を待ち、窓口に行ってお願いする。
料金は、一人につき61ドル。(作成時間によって料金が変わる。2週間だと61ドル。一週間だと76ドル。当日早急にということだと92ドルかかる。)
パンフレットには『75カ国語以上の翻訳をします』と書いてある。受付の人も慣れたものだ。
「読みにくい名字でしょう?」
とHaruが聞くと
「そうでもないわよ、もっと難しい発音の人もそれはたくさんいるのよ。」
と言っていた。

 今度は2週間後にそれを受け取りに来て、それを持って?の手続きに行くことになる。とりあえず第1段階終了だ。

 昼は過ぎていたが、行ってみたいカフェがあったのでコーヒーを飲みに行くことにした。
 カフェには先日Sさんが連れて行ってくれて、その時頼んだカプチーノの美味しさは忘れられない。 
 だが、Haruと行くのは初めてだ。どう注文していいやら、よくわからない。少し緊張しながらのカフェ体験である。
 今日行ったのは、スイスの『Lindt』というチョコレート屋さんのカフェ。この会社のチョコはとても美味しいので、きっと・・と期待して、ホットチョコレートを頼んだが、それはそれは、うっとりするほど美味しかった。天気もいいので、店の外のテラスでいただいたが、とても気持ちがよかった。ホットチョコレートは、チョコとミルクが別々の容器に入って出てきて、それを自分の好きな分量混ぜて飲む。まずチョコ、そしてミルクを入れるといいらしい。Haruが頼んだモカは、コーヒーにたっぷりクリームが混ざっていて、これが又ステキ。(右の写真)

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 思わず写真に撮ったのは、こちらのカフェでは、日本でのコーヒーのイメージとかなり違っているという事を表現したかったのだ。
種類も多く、私にはまだ何が何やらわかっていない。
Short Black(ショートブラック)・Cafe Latte(カフェラテ)・Cappuccino(カプチーノ)・Long Black(ロングブラック)・Flat White(フラットホワイト)・Macchiato(マッキアート)・Iced Coffee(アイスドカフェ)・Mocha(モカ)・Hot chocolate(ホットチョコレート)・・などのようだ。
 とりあえず今までに頼んでみたカプチーノ、モカは、とてもクリーミーで美味しいものだった。基本的にエスプレッソということだが、泡立てたミルク、あるいはクリームなどがたっぷりと使われているようだ。
 天気のよい日に、カフェでゆっくりとくつろぐ人達の姿は本当によく見かけるが、確かにこの国のカフェのコーヒーは、VERY GOOD!だ。ccup

Spring Buzz♪

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hikousen1r  青空にくっきりと浮かんだ飛行船。オーストラリアの車の会社ホールデンの宣伝カー(?)なのだろう。気持ちよさそうに悠々と空を飛んでいる。  
 空の青さが日に日に濃くなっていくようだ。 
  朝晩、もう暖房が必要ないことが多くなってきた。

  日曜日は、あちこちの庭で芝刈りをしている人を見かけた。庭を見てみると、確かに芝生と雑草が伸びている。 どんな芝刈り機がいいのだろうか?
そろそろ真剣に考えなくてはならないようだ。
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「あ、蜂がいる!」
と思ったら、窓の外に小さな巣ができていた。見ると、中に卵が入っている。
 蜂たちには申し訳ないが、危険なので、急遽取り外させてもらった。

 
いろんなところで生命が動き出しているのが感じられるこの頃だ。chutaba chachi5