CAKE DAY♪

 Public Schoolのお便りを読んでいると、時々、
『**日は、Cake Dayです。子どもたちに50セントを、持たせてください。』
と書いてあることがある。

 熱心なボランティアのお母さんたちが、作ってくるのだろうな・・と、他人事のように思っていた。
が、これは、クラスの持ち回りで運営しているらしい。

 昨日のプリントに、
『11月1日のCake Dayは、私たちのクラスの担当です。
カップケーキ、マフィン、ビスケット、ジェリーカップ(?)などを、どうか子どもに持たせてください。』
と書いてあるではないか!
  そして今日、学校から帰ってきたTaikiが、
「母さん、先生がね、黒板に大きくCAKE DAYって書いて、びっくりマーク()を二つもつけていたよ。
忘れないでねって・・。」
と、心配そうに言う。

いつもの自分ならば、間違いなくあせりまくっているところだ。corooro
だが、何事も無駄にはならないものだ・・。
 シドニー生活で得た宝物、ここ一番の強力な味方、お花の型chanaがあるではないか!
(*この型で焼いたケーキの形は、9月14日に、マドレーヌのレシピと共に載せてます)

 ケーキやクッキー、好きで作り慣れた方たちのように、上手に作れるわけがない。
だけど、お花の形のケーキって、なんか・・女の子とか、喜びそうじゃないかな・・?
(ハッキリ言って、味を、見た目で、ごまかそうということですが・・。)

 早速、夕食を作る合間に、例のレシピ(まだ応用編などには発展していない)で、
「Let's make it!」
Taikiも、張り切って、手伝ってくれる。
味はとにかく、できあがりが可愛らしいから、いいことにしよう。ccake 

Daylight Saving Time☆

 シドニーでは、毎年10月の最終日曜日にサマータイムが始まる。
『土曜日には、夜寝る前に、時計の針を1時間進めておくことを忘れてはいけませんよ。』
先週の金曜日、子どもたちは、学校の先生に言われたそうだ。

 このサマータイム制度、日の光の当たる日中の活動時間を増やし、太陽光を有効活用できない時間を減らす、という目的のようだ。

 これから、3月最終日曜日に針を1時間戻すまでの5ヶ月間、日本との時差は2時間となる。

 ちなみにこのサマータイム、オーストラリアでは、DST(Daylight Saving Time)と呼ばれている。
州によって実施するところとしないところがあり、実施期間も州によって違うことがある。

《実施する州》 ●ニュー・サウス・ウェールズ州 ●首都特別地域  ●ヴィクトリア州  ●タスマニア州  ●南オーストラリア州

《実施しない州》 (2州1地域) ●クイーンズランド州   ●西オーストラリア州  ●ノーザン・テリトリー

 オーストラリアには東部、中央部、西部に分かれた3つの時間帯があり、普段の日本との時差はそれぞれ、+1時間、+30分、-1時間となっている。
サマータイム実施中は1時間プラスとなるので、その間のシドニーと、サマータイムを採用していないパースとの時差は同じ国内で3時間もあることになる。

 日本でも、1948年に、サマータイム制度が導入されたことがあるそうだが、諸事情により、1952年4月に廃止となったたそうだ。cmezamashi

アルパカ牧場

 午前中から、Aiのクラスの友達が、遊びに来る。
韓国人の姉妹で、年子らしく、顔形も体型も、見分けがつかないほど似ている。

 お昼はお好み焼きを焼いてあげたら、
「おいしい。」
と、言いながら、パクパクと食べてくれた。
韓国の食べ物は、辛いものが多いので、心配していたが、大丈夫だったようだ。
後は、子どもたちに任せて・・

 今日は、アルパカ牧場へ行く。
家から片道2時間半ほどのドライブだ。

“アルパカ牧場” の続きを読む

Late.. but not too late.

 今日は英会話教室。ckaer
 子どもの頃は、勉強なんて、そうそうやる気がしなかったが、子育て、仕事、なんだかんだで自分の時間が取りにくくなってくると、人様に教えてもらって、勉強ができるなんて、なんて幸せなんだろう、と思うようになった。

 しかも、勉強の合間に、この異国で、日本人の女性(=話が通じる!)と、会話をすることができる、となると、さらにウキウキしてくる。
 朝、子どもを送りだすにも、
「君らも、学校に行くんだねえ。しっかり楽しんでおいで。
かく言うおかあさんも、英会話の勉強をしに行くわけよ。お互い、がんばろうね!」
と、妙にテンションが上がる。

 もちろん、早速、朝一番から道を間違えてしまった。
こんな自分との付き合い長いので、間違えることを見越した時間配分で、家を出ている。
が、不覚にも、本来の正しい道に戻った後、又、意識がゆるんで再度道を外れてしまう・・。
どうしてこう、すっきりと、まっすぐに道を歩めないのだろうか・・これまでの人生全てを振り返って、ため息をつきたい気にもなってくる。 
が、こんな自分とこれからも付き合っていく他ない。サッサと気分を切り替えよう。
目下の目的に向かって集中!あとはカンだけが頼りだ。icon_eek

 不覚にも5分遅刻したが、奇跡的に到着!
かなりあせって、駐車場から教室へ・・。
「遅れてすみません!」

 と、何のことはない、まだクラスのみなさん、誰も来ていないではないか!
クラスが始まったのは、20分も過ぎた頃だろうか・・。なんと、ゆるやかな時間の流れ!!cf

 今日は韓国人、シンガポール人の女性もクラスに加わり、それぞれの国の医療システムの違い、などを話し合ったりしながら、楽しい時間を過ごす。
子どもが学校から持って帰ってきたカードの事で、わからない部分があったのだが、英会話の先生に聞くと、たちどころに解決。ckirakira
 クラスが終わって、二人のお友達に、近くのイタリアンレストランに連れて行ってもらい、さらに、今日の日の幸せを、かみしめたことだった。iconmaruy1

Return of the Harp♪

 Oさんのお宅のハープ。10年以上も前に買ったこのハープが甦ることがあるのか・・?
ずっと気になっていたのだが、Oさんは、シドニーのハープメーカーの方に一度預けて、調整をお願いしてみてくれた。
 そのハープが、今日はお宅に戻って来ていたのだが、結局、音は調律されないまま・・というか、調律しても、すぐに弦がゆるんでしまう状態のままだった。
何しろ古いものだし、ずっと調律もされていないので、かなり大幅なメンテナンスが必要だということで、とりあえず、ほとんどもとのままで帰ってきたらしい。

 せっかくハープを弾きたいと思って、動かれているのに、とても残念だ。
私の手持ちの小さなハープで、コードの勉強などはできるのだが・・。
きちんとした音の出る楽器がないのでは、肝心の音出しができないので毎日の練習ができない。

 何事も、最初からは、なかなかうまくいかないものだが・・。

 せっかく動かれたのに、ここで障害・・。
それでは一体どうするか?

 さすが、行動力、決断力のあるOさん、素早く結論を出された。
とりあえず持ち運びのできるハープを手に入れる。
そして、将来、このハープを修理してもらう、という段取りだ。

それでは・・

あまり一般的でない事をやろうとすると、つまずく障害物は、格段に増えていく。

一体どこで楽器は手に入るの?
一体どの楽器がいいの?

 道は探さなければ見つからないし、正解はどこにもない。というか、どの道を歩いても正解になりうる。

 何かを得ようとすると、何かを捨てなくてはならない。
何が欲しくて、そのために何をするのか・・それがはっきりしてくると、道は、少しずつ見えてくるのだけど。
それは、自分にしかわからない事だから・・。

  人様の事なので、あまり、あれこれ勧めるわけにもいかない。
どこに目標を置くのか、どこに喜びを見いだすのか、人それぞれである。

 楽器の演奏が好きで、その事に大きな意味を見いだしている人間としては、ただ、手に入る情報をお伝えするしかない。ha-pu1

Let’s Do Handcrafts♪

 海に行こうかと言っていたのだが、肌寒い気温だったので、断念。
日曜日は、庭の手入れをすることに。beads1rr

 雑草の伸びも少し早くなってきた。
庭の面積の2/3は越えただろうか。
少しずつ、少しずつ草刈りした範囲が広がっていく。
オーストラリアで、一番人なつっこい生き物と言われる小さなハエが、顔の周りで飛び回る。
庭仕事はキリがないので、気長にやっていこう。

 一仕事して汗をかいたあとは、ゆっくり過ごす。

 Aiと私は、ビーズ遊び。
あっという間に、時間が経っていく。

“Let’s Do Handcrafts♪” の続きを読む

BUSH WALK☆

 シドニーでB&BをやっているOさんが、今日は、私達家族をブッシュウォークに連れて行ってくれた。
シドニーの副都心、ビル街やショッピングモールもある大きな町、チャッツウッドという場所に彼の家はあるのだが、そこから10分程歩くと、自然に満ちた遊歩道がある。bush2r 
 
 朝から薄曇りで肌寒い天気だったが、厳しい日光もなく、気持ちの良いウォーキングだった。
木立の中は、しっとりとして澄み切った空気。出会う植物、脇に流れる小さな川、すべて清々しい。 

f10rr

“BUSH WALK☆” の続きを読む

Jacaranda♪

jyakaranta1_400 ジャカランタの花。

 名前を聞いた時から、
「一体どんな花なのだろう?」
と、出会いを楽しみにしていた。

 その樹は、優しい雰囲気で、あたりを包み込むようにそこに立っていた。
ふんわりと咲いていた。紫の小さな花々を一面にちりばめて・・。

 今日は英会話の教室、第1日目。
とても楽しみにしていたが、それでもやっぱりちょっとドキドキ。
教室に行くと、5人日本人の生徒がいて、ホッとする。
気軽に話せそうな人たちばかりだ。
先生はオーストラリア人の、ちょっとふっくらしたフィオナという女性。

 10時から12までの授業だった。
オーストラリアで病院に入る時・・というシチュエーションの英語の勉強。
カセットのリスニングもあったが、英語がしゃべれない母を入院させた女性と、看護士との会話で、本当に実践向きの設定だ。

 「病院では、通訳をお願いすることができます。入院した場合、患者の食習慣に合わせて、いろんな食事が選べます。」 

 ベジタリアンならば、野菜のみの食事、イスラム教の患者さんには、彼らのための食事(宗教上、食べることのできないものもある)・・など、用意されるそうだ。
さすが多国籍社会。病院のシステムも、いろいろと考えてあるようだ。

 始終、和やかな感じの会話教室で、とても楽しかった。

 教室の前で、おもいがけずジャカランタの花にもめぐり会えたし・・。 

 「ここにいたの?」
と、声をかけたくなるような、そんな樹だった。