水泳の授業

han2r  最近見かける花。サーモンピンクの色と、丸っこい花びらの形がとてもかわいらしい。

 さて、昨日からIECではスイミングが始まった。
学校にプールはないので、午後からバスに乗って屋外プールまで行き、2時間くらいそこでスイミングの授業がある。
まず、1日目はグループ分け。
泳げる、少し泳げる、泳げない、の3グループに分けられた。
子どもたちが驚いていたのは、なんと、プールのある学校にいた生徒の少ないこと。
「ほとんどの国は、学校に、プールがないっちゃないと?」
と言っていた。
プールなど、入ったこともない子どももいる。
(大体、国によっては、宗教の関係で、女性は足、そして髪の毛を全て覆う衣類を身につけているので、女性の足を見たことのない生徒もいて、この国に来て、初めてそれを見て、感動していた生徒もいたらしい。
きっと、一緒にプールに入るなど、考えたこともないことだったろう・・。)

 ところで、昨日は30℃近く、今日は17℃。プールに入るといっても、日によって、ずいぶん気温が違うので、よほど、気をひきしめていないと、間違いなく風邪をひきそうだ。
学期の最後の2週間、気温が低くても、毎日泳ぐらしいし、しかも、入る前のシャワーも、準備運動もないという。 
「もしも水着を忘れたら、とてつもなく格好の悪い、古い水着を貸してあげるので、それを着なければいけませんよ。」
と先生に念を押されているそうだ。一体、どんな水着だろうか・・?
ちなみに水着は、特に指定もなく、みんなが着ているのも、日本の感覚で、ごく一般的なものだったらしい。
若干一名、ウェットスーツを着た男子がいたようだが・・。