クリスマスに向けて、賑やかな街。
繁華街を歩いていると、手作りっぽいツリーがある。
・・と思ったら、なんと、ツリーが、歩いている!
人々の歩くメイン通りを、ひょこひょこと歩くツリー。
あまりにfancyなイメージの具現化に、しばし、見とれてしまった。
道の脇にいくつか置いてある(こちらは歩かない)オーストラリアの植物が描いてある、赤いツリーも、とてもキュート。
今日も、この国の人のおおらかさ(おおまかさ?)にびっくりした。
Haruが、駐車場のエレベーターに乗ろうとすると、中の明かりがつかないことに気づいた。
そのエレベーターから出てきた人は、
「Good luck!」
と、彼に笑顔で一声かけて、何事もなかったかのように去っていったらしい。
真っ暗なエレベーターが、途中で止ってしまったら、一体どうするんだろう・・?
(うまく動くといいな。まあ、何か起こったら、その時はその時よ。)
・・みたいな?
驚いた事に、Haruも、
「だから乗る前に、外の明かりで、行き先のフロアのボタンを押さないといけなかったんだ。」
と、平気な顔で言うではないか。
実は、大学のエレベーターも、壊れていることが何回もあって、そういう状況には慣れているそうなのだ。
そういう時には、一応学部の長から後でメールで連絡があったりもするようだが、それすらも、
「メンテナンスの人は修理した、と言っている。私はまだ試してないんだけど・・。」
(どうかな?ま、いいか・・。Good luck!)
・・そんな感じのようだ。
エレベーターに乗るのに『運』が必要だなんて、知らなかった・・。