シドニーへ来て、気づくと3ヶ月を経過した。
来る前に、3ヶ月で、土地に馴染んでいく・・という想定をしていたが、どうだろうか?
衣食住の次は、職場、学校、とそれぞれの仕事の環境、仲間や居場所・・。
この国のおおらかな懐の中で、親切な人達知り合うこともできて、なんとか、かなり落ち着いて暮らせるようになってきた。
こちらへ来て抱いた、いろんな印象は、そのうち、当たり前のことなって薄れていくのかもしれない。
「オーストラリアに来て、どんな事にびっくりした?」
と子どもたちに聞いてみた。
☆ 人が大きい
☆ よく笑顔で挨拶をしてくれる
☆ 人が親切だ
☆ 列で並んでいても、急がなくて世間話など長々と平気でする。
☆ 中国人や韓国人が多い
☆ 韓国人は学校の中でも同じ国の年上の子に頭を下げて、尊敬をあらわしている
☆ いろんな人種の人達を、どこでも見かける
☆ 白人は、大きい子が多い
☆ 黒人は足が細くて長い。足がすごく速い人がいる
☆ 人なつこい子どもがたくさんいる
☆ オーストラリアの子ども達は、めったに泣かない。ケンカは激しい
☆ ドアの取っ手が高いところにある
☆ スーパーマーケットの棚が高い
☆ カラフルな鳥がそこらへんに飛んでいる
☆ 赤い屋根の家が多い
☆ 煉瓦調の壁の家が多い
☆ 広い公園が多い(ボール遊びは駄目、とか遊んでいたらうるさい、とか言われずにのびのび遊べる)
☆ 犬のペーパートイレがあまりない
☆ 人が、通りで歩きながらとか、どこでもパンやお菓子などを食べている
☆ 甘い物が多い(とても甘い)
☆ チョコレートをよく売っている(大学の学科の受付でも売っていたりする)
☆ 牛乳、油、アイスクリーム、ヨーグルトなど、4、5リッター入りのケースでも売っている(重い!)
☆ 横断歩道の音が面白い
☆ 大きな樹が多い
などなど・・という感想だった。
学期の終わりに、IECのクラスでは、校庭にみんなでユーカリの苗木を植えたらしい。
そして先生は
「8年経って、又ここに来てね。そして、この木がどんなに大きくなっているか、見てちょうだいね。」
と言ってくれたそうだ。
将来、子どもたちは、又、この地に来ることがあるのだろうか・・?
それは、わからないが、ここで、クラスメートと共に植えた木は、きっと、空へ向かって、すくすくと育って、大きな、美しい樹木へと成長していくのだろう。