ブルーマウンテンズ

 家から車で1時間あまりの場所に、ブルーマウンテンズ という観光地がある。シドニーの中心部からは100?ほどの距離にある丘陵地帯だ。
渓谷、滝など変化に富んだ地形で、そこでのブッシュウォーキングは人気があるらしい。 
 ということで、今日はそこへ出かけてみた。

 ブルーマウンテンズには、いくつもの町があり、車の窓から「**町 ブルーマウンテンズのハート」「**町 ブルーマウンテンズの宝石」などなど、見事なキャッチフレーズの看板が見える。
 私達が目指したのはカトゥーンバーという町。
ジャミソンバレー(谷)の谷底からそびえる3つの頭を持つ奇石(スリーシスターズ)というのが、よく見えるビューポイントがあるらしいのだ。 
 この地元では有名な奇石にはアボリジニの伝説があるらしい。昔3人の美人姉妹を魔物から守るために、父親が石に変えて隠したのだが、父親が魔物に襲われてしまい、娘達を元の姿に戻すことができなくなってしまった、それで今でも、彼女たちは石の姿をしている、という話だ。 
 今日は曇り空で、その姿は霧の中に見え隠れしていたが、それはそれで、とても神秘的な雰囲気だった。
 エコーポイントという場所で、その光景を見たのだが、そこにはアボリジニの人が音楽を演奏するのを聞くことができた。
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  その場所からスリーシスターズへ向かって歩いていく道があったので、行ってみることにした。

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