労働者の抗議集会

 今日、シドニー中心部に4万人以上もの人々が集まった。
『労働者の権利を守るため』の集会のようである。
労働者の賃金や労働条件を改善するため、今の法律について抗議が行われているようだ。
又、今のハワード政権に不満がある人たちの演説などもあったようだ。

 子どもたちが通うHigh schoolの先生方も、それに参加するということで、午前中の授業は2時限分カットされた。

All Parents and Students of Marsden High School

Please be advised that Unions NSW have called a stop work meeting from 9:00am to 11:00am on Thursday 30th November 2006. This is related to the industrial relations changes.

No formal classes will operate furing period 1 or period 2.

Only minimal supervision in the playground will be provided.』

以上が学校長からのお知らせ。

 一方、小学校では、集会に参加する先生方はごくわずかなので、授業は普通通りに行われる、という通知があり、平常通りの学校生活だった。

 組合といっても、NSW州の労働者全体の組合による抗議集会、ということらしい。

幸運のイノシシ♪

aaa_photo_imr シティー(シドニー中心部)のマッコーリーストリートにあるシドニー病院の前を通りがかると、そこに、鼻先が金色に光っているイノシシの像があった。
思わず鼻先をなでてみたくなる、そんなイノシシ・・。

 何だろうと、台座にあるプレートを読んでみると、こう書いてあった。
「このIl Porcellinoの鼻をなでると、幸運をもたらすというLegend(伝説)がある。」
おお、静かに通りを見据えているこの像は、なんと、『伝説のイノシシ』だったのか・・!

 

 この像に願いをかけて鼻づらをなで、コインを落とすと、良いことがあるというのだ。yotuba

 後で調べてみると、この像は1968年に、ある女性によって、医師であった父親と兄弟の思い出のために病院に寄贈されたものだそうだ。
 元祖は、イタリアの Il Porcellinoという古い像で、それをコピーして造られたらしい。

 そして、このイノシシには医療のため、たくさんの子どもたちの幸せのために役立ちますように・・という願いがこめられているようだ。

 なるほど、コインを病院に寄付し、イノシシに心を込めることは、確かに、人々に幸せをもたらすのだ。chaneet

カメラ、復活!

 以前、液晶モニターの部分がおかしくなっていたカメラ。
ふと、取り出して見てみると・・なんと、元に戻っている!!

 きっと、気温の急激な変化に対応しきれなくて、おかしくなっていたのではないかしら?
(朝と昼では、20℃くらいの気温の差がある事があるので。)

 又、同じ事があるのかもしれないが、とりあえず、使える状態になってよかった。cusa

☆PARTYさまざま☆

 日曜日、午前中Taikiはバースディパーティーに呼ばれていた。
今回は、招待状に書いてあるパーティーの場所がお友達の自宅ではなく、どうもショッピングセンターの中のようだ。
実際に行ってみると・・そこはゲームセンター!
ゲームセンター2時間貸し切りのパーティーらしいのだ。icon_eek
 いくつかの限定されたゲーム機が、無料で2時間遊び放題。
中でお菓子も食べて良いし、まさに、子どもたちの天国である。
2時間好きなだけ遊んだ後に、横のスペースで、みんなでケーキを食べる。
そういう、彼らにとっては夢のようなパーティーだったのだ。
 プールで遊ぶのがメインだったり、卓球がメインだったり、パーティーには、何かメインがあるようだが、ゲームというのもありだということだ。
・・。

 午後はOさん宅のバーベキューパーティーに、みんなで参加させてもらう。焼き肉(牛タン)だけでなく、おでん、韓国料理、クレープまであって、(特におでんに)感動した。
いろんなお客さんが来ていらっしゃったが、ふと、
「**しよったらしいよ。」
という方言が耳に入ってきた。
もしや・・?と思って聞いてみると、なんと福岡の方たちだった。
まさか、こんな所で博多弁の会話ができるなんて・・。pen0_02
 以前、シドニーに住んでいたのだが、仕事の関係で今はブリスベンにいる。
そこから、なんと車を運転して来た、というたくましいご夫婦だった。
 ご主人はラーメン屋さん(豚骨!!)をブリスベンでやっていらっしゃって、結構繁盛している、という事だった。
奥さんは、日本では事務でインストラクターをやっていらっしゃったが、こちらではツアーガイドをやっていた、という話。
こちらでの経験などを色々話してくださって、とても面白かった。
 もうすぐ結婚するという、若いカップルも来ていて、とても微笑ましかった。

 Oさんは、小さなハープ(Lap Harp)の演奏をしてくださったし、ハンガリー人の美しい奥さんは、ご自分の描いた絵や陶器を見せてくださって、とても感動した。
とても気さくでオープンな方で、ご夫婦のおかげで、気持ちの良い時間を過ごすことができた。

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プチコンサート♪

 お世話になったゲイルさんからのご要望で、今日は、みなさんの前でハープの演奏をすることに。
運送は、ボブさん、ゲイルさんに大きな車を出してもらう。
 海外に来てから、いろんな方に助けていただくことが多い。
というか、そうでないと、生きていけない。
(勿論、それはどこにいても同じなのだが、この曖昧な情報空間の中で生活していると、人の情けがことさら身にしみる。)

 今回は、こちらに来てめぐりあった、『信頼することのできる、温かい心を持った方々』へのお礼、という意味を込めて、テーマは『Believe』と設定。
ただ、いくらハープがめずらしいから・・といっても、ハープのみでやるよりも、音の幅が欲しい。
ということで、家族にも、歌やピアノで参加してもらう。
 家族みんなからの感謝を込めて歌う、ということに大きな意味がある。
 さらに、こちらで一緒にハープを練習していたSさんに一曲、演奏で参加してもらうこともできて、本当によかった。

曲目は、

  • Believe
  • When we wish upon a star
  • Amazing Grace
  • だいじょうぶ
  • The Rose
  • いつも何度でも
  • 涙そうそう
  • シチリアーノ
  • One smile, One step!
  • etc..

 大人だけでなく、小さい子ども連れの方もいらっしゃって、子どもたち、お母さんなどにもハープをさわって、音を出してもらったりした。
なかなかふれることのない楽器なので、喜んでいただけたようで、よかった。
いくつもの暖かい言葉をいただいて・・感謝。
 ここシドニーで、ハープの音を響かせることができたら・・という願いをずっと抱いていた。
それは、こちらの方にハープにさわってもらうことでも、自分が演奏することでもよくて、ただ、その願いを抱いて「今できること」をやり続けていれば、それが周りの状況に即したものであれば、自然と機会がくるだろうと思っていたが、こういう形で、又ひとつ実現したのは、とても嬉しいし、ありがたい。
何と言っても、自分にとって、演奏する事が、一番好きな事だから。

Bush Fire..

 NSWのブルーマウンテンでは、現在40以上ものブッシュファイアーが燃えており、10日以上も燃え続けている所もある。
2000人もの消防士がNSWで消火作業にあたっている。
が、来週も相変わらず晴天が続くと予想されていて、周辺の町に住む人たちは、住居に燃え移る恐れがあるので、とても不安なようだ。
 どうか、少しずつ水不足が解消され、消火作業が捗りますように・・。

曖昧さに満ちた日々・・

 「今度、遠足が2種類あってね、どっちか選ぶみたい。
植物園と、映画を作ったりするのがあるけど、ボクは映画の方がいいや。」
彼がそう言うので、植物園行きのプリントが来たが、申し込まないでいた。

 が、昨日学校から電話があって、
「明日、遠足があるので、サインと、21ドルが必要です。」
ということだったので、慌てて学校に走った。確認するべきだった・・。pen0_19
「I'm sorry.」
「Oh, that's ok. No worries.」 
 事務の方は、日時、持ってくる物、の項目に黄色のマーカーをつけ、丁寧に教えてくださった。
「集合時間は8時15分だから、間違いの無いように!」
と、念を押された。
持って行くものの中のClipboardというのが、わからないと言うと、事務室にいた人たちが3人がかりで説明してくれた。
が、帰ってTaikiに言うと、
「作り方知っとうよ。」
と厚紙を貼り合わせ、上にクリップを2つくっつけて、即座に作りあげた。
なるほど、彼には、はっきり、わかっていることもある・・。と再確認。

 どこからどこまでわかっていて、どこがわかっていないのか、それが問題なのだが、そこらへんが何とも曖昧。
(その曖昧さは、どちらかというと、私たち家族みんな抱えていて、それでも何とか生きているわけなのだが・・。)

 結局、どちらの遠足にも、クラスみんなで行くらしい。
とにかく、間にあってよかった。という事で・・。

 今日は遠足。
目的はシドニーの重要な建築物について学ぶ事。
バスに乗ってシティーへ行き、そこからフェリーに乗る。
そこからハーバーブリッジやオペラハウスを見たり、その後は、植物園を歩いたり、という、なんとも楽しそうな遠足!

 最近、クラスでは、Chicken Pox(水疱瘡のようだ)が流行っているようで、仲良しのアンドリューも、一週間近くお休み。
でも、クラスの仲がよいので、みんなと一緒に楽しく過ごしたようだった。

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Be Careful!

 メルボルン総領事館からのニュースレターをメール配信してもらっているが、次のようなお知らせがきた。
私たちは、少し土地に馴染んできて、気がゆるんできているが、やはり注意は必要なようだ。

 ☆   ☆   ☆    ☆   ☆   ☆    ☆   ☆   ☆   

総領事館からのお知らせ(12月号)

1. 盗難被害に注意  最近、当館に盗難被害、特に空き巣や置き引きの被害の届出が多く寄せられています。
  被害の例として
 ・ 何人かでシェアしている一軒家で、留守中、部屋に置いてあったノート型パソコン、カメラ、現金などが盗難にあった。(空き巣)
 ・ 日本から友達が遊びに来て空港まで迎えに行き、一旦、自宅に戻り友人のスーツケースを置き外出して帰ってみると、玄関ドアが開いており室内を調べたところ、風呂場の小窓から何者かが侵入して友人のスーツケースを開けようとした形跡があった。(空き巣)
 ・ 商用で日本から来た海外出張経験豊富なビジネスマンが、メルボルン空港のコーヒーショップで休憩中に、背後から通りすがりの男に時間を聞かれ、振り向いて応対している隙に、椅子の横に置いてあった鞄を盗まれた。(置き引き)
 ・ 国内線の飛行機で、座席の下に置いてあった鞄を置き引きされた。(置き引き)
 ・ 外から見渡すことのできる会社の事務所で、数分の間外出して戻ったら、机の上に置いてあった財布が盗まれていた。(事務所荒し)
などのケースが報告されています。
 住宅の空き巣被害の報告をみると
   ・ 防犯設備が整っていない家屋
   ・ 施錠設備がしっかりしていない箇所
   ・ シェアしている住宅
などが狙われています。
 住宅を選ぶ際は、住宅の外壁、門、施錠設備、アラームなどの防犯設備がしっかりしていることや周囲の環境なども重要な要素です。防犯設備に不安がある場合は、入居前にしっかりと不動産業者に改善を要求したうえで契約をするなどして下さい。住居防犯のポイントは、住居選びにあると言ってもよいでしょう。
 また、家の周りに見慣れない車が駐車していないか、不審な人物がうろついていないかなどのチェックも大切です。不審な駐車車両は、ナンバーを控えておくことも防犯対策のひとつです。

2.日本人女性を目当てとした語学交流(ランゲージ・エクスチェンジ)に注意
  エクスチェンジに関しては、これまでに当館から度々注意を呼びかけていますが、依然として同一人物と思われるオーストラリア人男性が、エクスチェンジを装い日本人女性を誘い出す行為を行っているとの情報が寄せられています。
    手口としては、
      自分は、ミュージシャンだ。
      日本語や日本文化に興味がある。
   などと言い、やさしい態度と言葉で自宅に誘い込み、お酒を飲ませて深い関係に入ろうとするものです。この者の特性は、異常なほど日本人女性を対象としているところにあります。
   エクスチェンジは、語学を向上させる手段としては効果的なものですが、中にはわいせつな行為を目的とした悪質な者もいます。「エクスチェンジ・パートナー募集」の広告に応募する際には、内容を慎重に吟味すると共に、面接する際には男性の友人に同席してもらうなど強い警戒心を持って臨んで下さい。特に女性が男性をエクスチェンジの相手とする場合は、細心の注意を払って下さい。
   また、周囲の人で、この人物と思われる者とエクスチェンジをしようとしている人がいたら、すぐに教えてあげて下さい。

3.日本人女性を目当てとしたシェアに注意
  エクスチェンジと同様に当館から度々注意を呼びかけていますが、若い日本人女性を目当てにシェアメイトの募集広告を出す中年のオーストラリア人男性の情報が寄せられています。この男性は、シャワールームを覗くなどのセクハラ行為を度々繰り返している人物です。
  募集手口としては、
     ・    地元の新聞に偽名で広告を載せる
     ・    オーストラリア人女性の名前を借りて募集広告を出す
などです。
 シェアを契約する際、
     ・    広告が女性名であったのに、実際には男性とシェアすることが分かった場合
     ・    シェアする相手側の行動、言動に少しでも不審点が感じられる場合
などはシェアを止めて下さい。
  また、この男性は、街中で日本人女性が多く立ち寄る場所に出向き、「自分の家で、パソコンをタイピングするアルバイトをしないか。」などと言い寄っていたとの情報も寄せられています。
 ☆   ☆   ☆    ☆   ☆   ☆    ☆   ☆   ☆   

クラス体験

 Shouのクラス体験1日目。
IECで同じクラスのデビッドと一緒のクラスだったし、バディーのジョンがいるしで、特に緊張もせずに入って行けたようだ。
授業に参加、というのではなく見学だったようで、座り続けてたので退屈だったようではある。

 授業内容は、数学は中一でやったところだったので、わかったが、理科は、全く何をやっているのかわからなかったと話していた。pen0_19
 ジョンは、数学が得意らしく、数学のテストで、
「ボクは、このテストで95点以上とるから、そうしたら**をくれよな。」
と、友達と賭をしていたらしい。残念ながら93点だったようだ。残念!
 音楽の授業では、『007』のテーマミュージックをキーボードで弾きましょう、というテストだったらしく、みんな苦戦していたようだと話していた。
それにしても『007』とは・・。icon_eek

 とにかく先生のしゃべるスピードが速いこと、それにも増して、クラスメイト(特にネイティブのオーストラリア人)の話す言葉は、とても聞き取り難くて、びっくりした、と言っていた。
 だが、そういう時も、ジョンが、ゆっくりした英語に言い直して『通訳』をしてくれたので助かったようだ。

  クラスに日本語を少し話せる子がいて、
「こんにちは。」
「あなたは、どこに住んでいますか?」
「あなたは、なんという名前ですか?」
「あけまして、おめでとうございます。」pen0_13
など、話しかけてくれたらしい。

ctv夜、テレビを見ていると、イアン・ソープ選手の引退宣言が放映されていた。
 現在24歳。オリンピックで5個の金メダルを獲得し、200、400メートル自由形は現在も世界記録を持つ。
 あまりにも若い引退に、惜しむ声も多いが、これから、水泳だけでなく、他の事にも、チャレンジしていくのだろう。

Buddy☆

 IECのクラス3の生徒は、今学期でIECを卒業する。
来学期からは、普通のHigh Schoolの生徒となるのだ。
 そこで、先生方は、この最終学期、かなり厳しく授業を進めていらっしゃる。
「そんな事では、High Schoolに行ったら、授業についていけませんよ。」
しばしば、こんなことをおっしゃって、ハッパをかけてくれる。 
 が、どんなに頑張っても、このくらいの短期間の英語の勉強で、こちらで生まれ育った人達の中に入って、中学生の授業を受けるのは、勿論、相当無理がある。
かなりシビアな状況になるだろうが、まあ、何とかやっていくだろう。
(自分がそんな状況におかれたら、毎日おなかが痛くなるのでは・・?と正直思うが・・。pen0_19) 

 この学校を選んだのは、IECがあったから。
(日本語を話せる先生も・・というホームページの記載は正しくはなかったが、かえって、日本語を話せる人が学校にいなくて、勉強になったのだと思う。)
 ここを選んで良かったのは、何よりも、IECのトップの先生が、とても真面目で熱心な方だった事、厳しい中にも優しい先生がいらっしゃったこと。
「これ、日本の事が書かれた本よ。読んでみなさい。」
と、ご自分の本を貸してくれる先生。
ファッションショーに向けて、
「知り合いが和服を持っているから、貸してあげるから、出てみなさいよ。」
と、何もかも準備してくださる先生。
少数民族の、力ない子どもたちに、なんと親切にしてくださったことか・・。

 そして、今日は、もう1つのありがたい配慮がなされた。
なんと、来学期から、High Schoolに入るので、その気持ちの準備をさせようというのだろう、事前にbuddy(バディー)との面会をさせてくれたのだ。
バディーというのは、英語がネイティブでない子たちがクラスに入る時、色々助けてくれるお世話係のようなもの。
先生に任命されて、すでに、決まっているらしい。

「どんな子だった?」
「韓国人のジョンっていう人で、クラスまで連れていって、他の友達にも紹介してくれたよ。」
という事だった。
明日から3日間、そのクラスに入って体験してみるらしい。
初めてのクラス体験だが、ジョンと話し合って、待ち合わせ場所をすでに決めたようだ。
ずいぶん心強いことだ。