Melbourne Cup☆

 「大学の学科のメーリングリストに、メルボルンカップの賭けについて流れていたよ。」
というHaru。
 朝、
「今日のメルボルンカップに、1ドルを賭ませんか?」
というメールが学科の事務室から流れて来た。
そして又、3時前には、
「自分のコーヒーカップを持って、談話室にテレビを見にいこう!」
という呼びかけのメールが流れてきたらしい。

 メルボルンカップ(競馬)とは、そんなに大きなものなのだろうか?
ビクトリア州の中でも、メルボルン市のみ、11月7日は、Melbourne Cup Dayという祝日になっているらしい。
 夜のニュースを見ていると、本当に大きな、お祭りのような催しだ。
「今日は、一年中で一番おしゃれをして、メルボルンカップを観に行くわ。」
という人・・まるでパーティーや、フェスティバルのような、それであって、ちょっと特別なものらしい。
それはそれは大規模なイベントのようだ。

 そして、なんと、ニュースを見ていると、
「日本の馬が優勝しました!」
というアナウンサーの声。

 「The Australian News」を、慌ててウェブで読んでみる。

「Japan's Delta Blues makes history at Melbourne Cup」

 一面の見出し記事。
 メルボルンカップで、オーストラリア国外からの騎手が優勝したことは、これで3度目。
だが、国外からの馬が優勝したことは、今までにないことだったようだ。
しかも、今回は、2位の馬(Pop Rock)も日本の馬だったらしく、これも「make history」ということだ。
記事には
 「Three Yoshida Brothers は Shadai Stallion Station と Northern Farmで、非常にすばらしい競走馬を育てている。」
「騎手のIwataは、昨日オーストラリアに着いたばかりなのに、このコースを、ベテランのように走っていた。」
などと、書いてある。 

 「祝杯は、シャンペンから、Sakeに変わった!」
アナウンサーの一言!
 なんとも、嬉しいニュースだった。