一週間くらい雨まじりの薄暗い空が続いていたので(これが続くのかな・・)と思ってたけど、今日は、久しぶりの気持ちの良い晴天!
天気、というより空の青さで、一日のテンションが微妙に左右される自分に気がつく。今日は、まぎれもなく前向き志向の一日になりそう・・。
と思っていたら・・。
今日はShou達は、アスレチック大会(よくわからないけど、走ったり、槍投げをしたり、色々な競技を年齢別にするらしい) ということで、張り切っている。
さて、お弁当作り。
売店でランチも買えるのだが、結局、作った方が安上がりなので、このところ毎日お弁当持参だ。(といっても、本当に簡単な・・)
卵サンドを作るのに、卵をゆでて、ハムサンド用にハムとキュウリとチーズを用意して・・朝食用にはみそ汁とソーセージ。と、あたふたしていると、
「Taiki、熱があるよ。」
という声。測ってみると、39℃もあるではないか。おととい37.5℃ で、昨日はもう平熱だったのだが、完全には治りきれていなかったようだ。
すぐに『DOMO-オーストラリア便利帳』で日本語のできるお医者さんを探して予約を。予約はかなりいっぱいのようで、すぐに出ないと間に合わない時間しか空いていない。
「悪いけど、自分たちで、あと、作ってね。」
弁当は、上二人にまかせて、とにかく出発。
Taikiの顔色は悪いし、途中で吐いちゃうし、渋滞してるし、で、慌ててもしょうがないとはいえ、あせりまくる。
病院はショッピングセンターの中の一角にあるらしい。
Haruはここ2,3日腰の調子が悪く、ぎっくり腰、スレスレのところで留まっている状態なので(整骨医の先生に教えていただいた運動を、今、やってて、少し良くなってきているんだけど)、着いたら、彼が車を駐めている間に私がおんぶをして病院へ。
案の定、 場所がわからず迷ってしまったので、お肉屋さんに聞こうと思って行くと、口を開く前から
「お医者さんか?それならまっすぐ行って、その角にあるよ!」
と、わざわざ店から出て来て教えてくれる。なんて親切なのかしら!
病院に着くと、受付の方も先生も日本人で、状況の説明もラクで、とても助かった。
結局、風邪でしょう、ということだった。
薬局で薬を買う間、近くのベンチに Taikiは横になって休んでいた。
と、通りがかった白髪のご夫婦が声をかけてきてくれた。
「どうしたの?」
「ちょっと具合が悪くて、休んでいるんです。」
「それならいいけど・・。このスロープを上がるの、大変なんじゃないの?」(杖をついて歩いているおじいさんが、心配してくれる・・。)
「いえ、大丈夫です。ありがとうございます。」
「それにしても、この子の髪の毛、クルクルしてゴージャスね。ステキだわ!じゃあね!」
と言って、ニコニコしながら歩いて行かれた。
なんだか、その笑顔(その気持ちの余裕! )に、ものすごく救われてしまった。
家に帰って、Taikiは、薬を飲んですやすや眠れている。
本調子になるまで、学校を休んでゆっくりして過ごしてもらおう。