早寝早起き☆

 今学期に入って、子どもたちは、学校にもずいぶんと馴染んできた。
12月21日までの学期、あっという間に時間が経っていきそうだ。

 登校時間は8時55分、しかも学校まで歩いて3分なので、8時に起きても、充分間に合う。

 だが、クラスの宿題もあって、Aiは朝7時からのニュースを見るために、少し早起きを始めた。
男の子たちは、朝早くから放送されているアニメが楽しみで、既に、もっと、早起き生活をしている。

 早起きといえば、ここの国の人達は朝が早い。
朝早くから、ジョギングをする人、散歩をする人をよく見かける。
子どもは夜8時半には寝る、という習慣の家庭もあるようで、早寝早起きなのだろう、夜9時以降の電話なんて、とんでもなく非常識なのだそうだ。

 うちの隣では4月からずっと建設工事をしているが、朝7時から、もう工事の音が聞こえてくる。
仕事を終わるのも早くて、3時頃には片付けて、4時には作業は完全に終わって誰もいなくなるようだ。
(やっと建物は完成して、作業は外構に入ったので、この騒音が続くのも、もうしばらくの間だろう。)

 このところ、やりたい事が増えてきて、少しずつ夜が遅くなってきている。
と同時に、最近は、お弁当には、学校のみんなと同じサンドイッチの方が良い、というTaikiの要望で、簡単なサンドイッチを作る事にしているので、朝起きるのが、少しずつ遅くなってきている・・。
段々と、いつもの、なんとか間に合えば全てOK!という場当たり的なパターンに・・。
日本のお母さんたちの中には、朝5時、6時から起きて、家族のお弁当作りをしている人もいるというのに・・。

 朝から響き渡るこの騒音も、もしかしたら早起きを促してくれている音なのかもしれない・・。
 毛布を耳までかぶるかわりに、颯爽と、朝の光の中に飛び出して、太陽の光の時間を活用・・それでこそDaylight saving time(サマータイム)なのだろう。
 私の時計は、世の中より、もう1時間進めて、みんなより『More Daylight saving time』で生活したら、ちょうどいいのかもしれない。

「Ai、明日から一緒に朝のニュースを見ようね!早起きするからね!」
すると、私の早起き宣言、聞き慣れている子どもたちは、ただ、
「うん!がんばってね!・・でも、できるだけでいいんじゃない?」
すでに悟りきったように、出来なかった時の予防線まで張ってくれた・・。
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