「学校で、各国の抱えている問題についての勉強をしたよ。」
とShou。
それぞれ生徒は自分の国の事について発表する、ということをしたようだ。
彼はニートやいじめについて話をしたようだ。
- 韓国の生徒は、エデュケーションレベルが高すぎて、塾に行かないと学校の授業についていけない、いじめが増えている、それで自殺者も増えている、という話。
- イランの生徒は兵役があることについて、そして国のために命を捧げるのは素晴らしいことだという教育がされている、という事について。
- アフガンの生徒は、結婚について。結婚の相手は両親が決める、女性は体や髪の毛を布で覆い隠さなければならないという事について。
- 台湾の生徒は、自分の国は、中華人民共和国から完全に離れることができない(米国にコントロールされる可能性が高いので)。
だが、自分たちは、あくまでも『タイワニーズ』で、チャイニーズではないと言う人が50%いる。などと話をしていたらしい。
(その発表の後で、中華人民共和国の生徒と、少し口論があったようだ。)
- 中華人民共和国の生徒は、自分の国では物を人に貸すと、まず戻ってこないことを覚悟しなければならない、とか、価値観がお金に比重がおかれすぎていることとか、外国でのマナーの悪さ(大声で遠慮無く自国語で話をする、など)を自分たちの世代からは変えなければならない、などと言っていたらしい。
- フランスの生徒は、今、働かない大人が増えている、それから飼い犬を捨ててしまう人が多く、野犬が増えているという事を話していた。
色々な国から来ている子どもたちの、一部の意見ではあるにしても、実際の意見が聞けてとても興味深かったようだ。
同世代の仲間から、話を聞くことで、様々な国の事が、身近なものとして感じられるという事は、とても貴重な経験だ。