家の前に咲いている山茶花は、その花数100はゆうに超える花のつき方だった。どんよりした冬の空気を華やいだものにしてくれてありがたかった。
窓越しに見ると、最近は毎日たくさんの枯れた花を落としている。数株あるので、拾い集めに行くと、すぐにスーパのビニール袋いっぱいになってしまう。
「自転車で走っていると、すごい香りがするんだ。」
珍しく花の香りなんぞの話をするHaruの言葉に見に行ってみると、風にのってフッと香りがする。
そこには、なんとも優しげな花(ウメだろうか、モモだろうか、今もってわからないが)が枝からこぼれんばかりに咲いていた。
これは・・と、少しあたりを歩いてみると、なんとまあ、楽しい発見があることあること!思わずカメラを取りに家に走った。