家の前に咲いている山茶花は、その花数100はゆうに超える花のつき方だった。どんよりした冬の空気を華やいだものにしてくれてありがたかった。
窓越しに見ると、最近は毎日たくさんの枯れた花を落としている。数株あるので、拾い集めに行くと、すぐにスーパのビニール袋いっぱいになってしまう。
「自転車で走っていると、すごい香りがするんだ。」
珍しく花の香りなんぞの話をするHaruの言葉に見に行ってみると、風にのってフッと香りがする。
そこには、なんとも優しげな花(ウメだろうか、モモだろうか、今もってわからないが)が枝からこぼれんばかりに咲いていた。
これは・・と、少しあたりを歩いてみると、なんとまあ、楽しい発見があることあること!思わずカメラを取りに家に走った。
野の花のように、白いフリージアが咲いている!ドキドキしてしまうような感激だ。
そして、家に帰って何気なく花壇を見てみると、なんと家の花壇の縁に、フリージアが咲いているではないか・・。いつの間に?
と、ただならぬ気配を感じ取って、子どもたちも庭に出てきた。
「あ、バラが咲いてるよ!」
なんと裏庭の目立たない場所に、可憐なバラの蕾が一輪。
何代目かのここの住人が植えたバラだ。
庭は、前庭も、家の奥の庭もとても広くて、まだまだスペースはいっぱい。
私達も、きっとここを去る前に、もう少し宿根草や、バラの株を植えてみよう。
その花々は毎年、ここで花開いていくだろう・・考えただけでワクワクしてくる!
「そういえば、庭の奥にピンクの花があったよ。」
行ってみると、見たこともない木がそこにあった。見ているようで目に入っていなかったというのが本当のところなのだろう。
花が咲くまではただの小さな枯れた木、だったのに、気づかないうちに・・。
まるで、ファンタジーの世界にいるような気分になってしまった。
まるで貝殻草のような精巧で繊細な花びら、でも、もっと柔らかな風合い。
どうすればうまく写真に撮ることができるのだろうか・・もどかしい気持ちである。
オーストラリアには、色鮮やかな、豪華な花がたくさん咲くようだが、こんなやわらかい花もあるんだ・・。
とうとう小さな枝を折って、家に持ち帰ってしまった。
まるで日本の春の様!熱帯地方でもなく、極寒の地でもないから異国と言ってもそんなに変わらないんでしょうね。お花の観察に熱中して飛び回るゆとりのある生活いいですね
こちらはもうすぐ9月です。蚊が多くて、でっかい蜘蛛がいるから庭に出れなくて残念です。蜘蛛ほど恐ろしいものは無い
お料理頑張ってるんですねオリジナルでやってみるのも楽しいものですよ:aqbmedama:がんばれ!
mizoguchiさんへ
9月・・初秋、という言葉が聞こえてきそうですね。暑さが残って、虫もいるし、庭仕事に精を出すには、まだまだ厳しい時期かな。
蜘蛛・・こわいね・・子どもたちにはスパイダーマンとか人気だけど、何と言ってもこわいものはこわいよね・・。ただ逃げるしかない!こちらはアリとかも噛んだりするし、虫も強いようで、どんな虫たちが登場するのか、戦々恐々としてますが、まだまだ蜘蛛は見かけません。
時間があっても、すぐに目標、目標!と自分から何かに追われるクセがまだ抜けません。
お料理もしたいようにやればいいんだけどね・・効率的に動かなきゃ、時間がない!と思う悲しい習慣。
オリジナル料理をあれこれ楽しむクッキングママはある種、憧れ。
いつかmizoguchiさんに作ってもらったカルボナーラは記憶の隅に神々しく輝いていますが、カルボナーラ、アレンジしちゃった!エヘ!みたいな人物にいつかなってみたいものです・・。
今はオリジナっていると、家族が栄養失調か腹痛になりそうなので、まず基本から。とりあえずナスとどうつきあうか?一体豆板醤とは何者なのか?そんなところから楽しんでいきたいと思ってます・・。
この期を逃したら一生ただ走り回ってがんばって、一人で疲れてしまうだけ・・ここでぜひとも『スローライフ』を楽しむことを覚えたい。そんなふうに思う今日この頃です。
Popや木々や花たちと、ゆっくり過ごす時間をもつことにしようと思います。