Return of the Harp♪

 Oさんのお宅のハープ。10年以上も前に買ったこのハープが甦ることがあるのか・・?
ずっと気になっていたのだが、Oさんは、シドニーのハープメーカーの方に一度預けて、調整をお願いしてみてくれた。
 そのハープが、今日はお宅に戻って来ていたのだが、結局、音は調律されないまま・・というか、調律しても、すぐに弦がゆるんでしまう状態のままだった。
何しろ古いものだし、ずっと調律もされていないので、かなり大幅なメンテナンスが必要だということで、とりあえず、ほとんどもとのままで帰ってきたらしい。

 せっかくハープを弾きたいと思って、動かれているのに、とても残念だ。
私の手持ちの小さなハープで、コードの勉強などはできるのだが・・。
きちんとした音の出る楽器がないのでは、肝心の音出しができないので毎日の練習ができない。

 何事も、最初からは、なかなかうまくいかないものだが・・。

 せっかく動かれたのに、ここで障害・・。
それでは一体どうするか?

 さすが、行動力、決断力のあるOさん、素早く結論を出された。
とりあえず持ち運びのできるハープを手に入れる。
そして、将来、このハープを修理してもらう、という段取りだ。

それでは・・

あまり一般的でない事をやろうとすると、つまずく障害物は、格段に増えていく。

一体どこで楽器は手に入るの?
一体どの楽器がいいの?

 道は探さなければ見つからないし、正解はどこにもない。というか、どの道を歩いても正解になりうる。

 何かを得ようとすると、何かを捨てなくてはならない。
何が欲しくて、そのために何をするのか・・それがはっきりしてくると、道は、少しずつ見えてくるのだけど。
それは、自分にしかわからない事だから・・。

  人様の事なので、あまり、あれこれ勧めるわけにもいかない。
どこに目標を置くのか、どこに喜びを見いだすのか、人それぞれである。

 楽器の演奏が好きで、その事に大きな意味を見いだしている人間としては、ただ、手に入る情報をお伝えするしかない。ha-pu1