シドニーの物価

 そろそろ必要だというので、芝刈り機を探してはいるのだが、種類や価格が様々なので、しばらく保留にしている。
今朝来た電気代の請求額は、8万円ちょっと!心臓に悪かった。pen0_13
「どうする、ワタシ!」みたいな・・。
 エアコンがあるわけでなし、どうしてこんな・・と思ったが、考えてみると、照明、暖房は勿論、調理、風呂、生活は全て電気でまかなわれている。
暖房の必要な時期、しかも3ヶ月分まとめての請求だったのでしょうがないのかもしれない。 
 これから子どもの制服(夏服)の購入などもあるので、とにかく、用心深く、事を進めていかなければならない。

 こちらで高いのはまず車。それから電気製品はえらく高価だ。
ちょっと便利かな、なんて思ってもフードプロセッサーやジューサーなど、とんでもない話である。
ビデオやオーディオも、ちょっと手が出ない。しかも安い物を買うと、ろくな事がないのは経験済み・・。
 書籍類も意外に高い。日本の2倍近い値段ではないだろうか。
 バス、電車の料金はそれほどではない。  
車検は1年に一度義務づけられているので少し大変。  
手軽にできる外食も、油断していると結構高いものについてくる。  
家賃、その他を考えても、決して物価が安い国ではない。むしろ日本より数割高いようだ。 

 だが、日用品、衣類などは、質を問えば大変だが、とりあえずの物でいいと思えば、週末のマーケットでほとんど何でも揃う。 
 食品は、店を選べばなんとか安上がりですませることができそうなのでありがたい。
お米は、何と日本よりも安いし、果物、ポテト、肉類など、安い物がいくつかあるので、よく見ながら買い物をしていくと、食費はおさえることができる。
メロンなど、300円くらいで買えたりするのに、バナナ5本で800円。驚くようなこともある。

 外国というと物価は日本よりも安いような気がしていたが、実際はそうでもない。
オーストラリアでは、工業製品は基本的に輸入物がほとんどなので高く、農畜産物は、オーストラリア産のものは少し安い、といったところだろうか。
宝くじがよく売られていて、熱心に買う人がたくさんいるのは、このインフレの中、夢というより切望から、なのかもしれない。