日曜日、午前中Taikiはバースディパーティーに呼ばれていた。
今回は、招待状に書いてあるパーティーの場所がお友達の自宅ではなく、どうもショッピングセンターの中のようだ。
実際に行ってみると・・そこはゲームセンター!
ゲームセンター2時間貸し切りのパーティーらしいのだ。
いくつかの限定されたゲーム機が、無料で2時間遊び放題。
中でお菓子も食べて良いし、まさに、子どもたちの天国である。
2時間好きなだけ遊んだ後に、横のスペースで、みんなでケーキを食べる。
そういう、彼らにとっては夢のようなパーティーだったのだ。
プールで遊ぶのがメインだったり、卓球がメインだったり、パーティーには、何かメインがあるようだが、ゲームというのもありだということだ。
・・。
午後はOさん宅のバーベキューパーティーに、みんなで参加させてもらう。焼き肉(牛タン)だけでなく、おでん、韓国料理、クレープまであって、(特におでんに)感動した。
いろんなお客さんが来ていらっしゃったが、ふと、
「**しよったらしいよ。」
という方言が耳に入ってきた。
もしや・・?と思って聞いてみると、なんと福岡の方たちだった。
まさか、こんな所で博多弁の会話ができるなんて・・。
以前、シドニーに住んでいたのだが、仕事の関係で今はブリスベンにいる。
そこから、なんと車を運転して来た、というたくましいご夫婦だった。
ご主人はラーメン屋さん(豚骨!!)をブリスベンでやっていらっしゃって、結構繁盛している、という事だった。
奥さんは、日本では事務でインストラクターをやっていらっしゃったが、こちらではツアーガイドをやっていた、という話。
こちらでの経験などを色々話してくださって、とても面白かった。
もうすぐ結婚するという、若いカップルも来ていて、とても微笑ましかった。
Oさんは、小さなハープ(Lap Harp)の演奏をしてくださったし、ハンガリー人の美しい奥さんは、ご自分の描いた絵や陶器を見せてくださって、とても感動した。
とても気さくでオープンな方で、ご夫婦のおかげで、気持ちの良い時間を過ごすことができた。
そして日曜日の夜、Australian Idol最終選考が行われた。
オペラハウス周辺には何千人もの人が集まって熱気にあふれていた。
有名な歌手が歌ったり、オーディションを受けて最後の12人までに残った人たちが歌ったり・・。
そのうち、花火が華やかに上がり、最終選考に残った二人は、馬たちのパレードと共に、馬車で到着。
そしてオペラハウスで熱唱した。
接戦の末、製薬会社で働いていた一時の父親であるアイルランド出身のDamien Leith(30歳)が、見事、第4回オーストラアンアイドルの栄光に輝いた。
胸に響く歌声、誠実な人柄の彼が、人々の心をつかんだのだと思う。