スパム!!

 何回かあったことだが、昨日から、コメントスパムが又、たくさん来るようになった。
全文英語。サイトのURLがたくさん記入してある。
 気づく度に消去していたが、一日に50通以上ともなると、結構めんどうだ。
 このブログはNucleusというものを使っているのだが、同じような事に悩まされている人がいるのでは?とインターネットで調べてみると・・やっぱり・・。

 ブログやホームページを公開するということは、家にいながらにして、外との交信をするということで(メールやチャットもそうだが)、それだけのリスクもあるということだ。
 『窓』という言葉のイメージは、ものすごく適切な表現だと思う。
そこから世界を覗いてみたり、知識を得たり、コミュニケーションすることもできるが、そこを利用して、外界からの異物も入ってくる。

「ふたつ良いこと、さてないものよ。」
河合隼雄さんの本の中にあった言葉だが、全ての物事には2面性(光と影、功罪、長所と短所、みたいな)があることを考えると、しょうがないのかなとも思ってしまう。

 とはいえ、問題が起きたら対処するにこしたことはない。(というか、しないとね・・。)
 インターネットの世界の話は、雲をつかむような感じで、「わからない=不安」というよくある図式に、まず陥ってしまう。
 が、面白いことに、インターネットの問題は、逆にインターネットを使って解決することができた。
 インターネット上にコメントスパムの拒否の仕方を書いている人が(きっと、たくさん)いた。
 とりあえず、コメント欄を使わずに送ってくるコメントを拒否する、というプラグイン(というものらしい)を入れてもらった。cpc

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Dancing Rabbit♪

usa3rusar
 できた!ckirakira
モデルは右のウサギさん。
手足がフニャフニャでちょっと頼りないけど・・。

 今日、子どもたちがPopを連れて公園に出かけた。
家から10分程の距離。
遊んでいる時に、ヒモを放していたら、いつの間にかいなくなってしまった。
慌てて、ずいぶんあたりを探し回ったそうだ。
30分くらいして、とりあえず、家に帰ろうということになって帰ってきたら、何のことはない、うちの玄関の前で待っていた。
 あんまり暑かったので、家に入りたかったようだ。
だけど、吠えもしないので、家にいた私も気づかなかった・・。
ホッと一安心。

暑い日の過ごし方

 暑い一日。pen0_37
 全豪オープン(テニス)が行われているが、もしかすると、北半球から来る選手たちには、いきなり季節が180℃変わってしまうという状況での試合は、少し酷かもしれないと思ってしまう。
 体調を整えるのが大変なのではないかしら・・。
 第2日目の16日には、メルボルンパークでは「エクストリーム・ヒート・ポリシー(EHP、コートの外の気温が35度以上、湿球黒球温度が28 度を上回った際に、主審が試合開始時間を遅らせることができる)が適用されたようだ。

 暑くても、湿度が少なくて、割合過ごしやすい日が多いのだが、たまに、湿度のある暑さの日もある・・。
湿度がなければ、家の中、庭などの日の当たらないところにいれば、結構やり過ごせるのだが、湿度のある日は逃げ場がない。

男の子たちは、外に出てみたが、あまりに暑いのでギブアップ。
ヨーヨーをやりだした。

「心頭滅却・・」何かに集中すれば・・と、Aiに教えてもらいながら、彼女がはまっている編みぐるみに取り組んでみる。
時折、額の汗をぬぐいながら、
「どうしてこの暑い日に、自分は毛糸を編んでいるのだろう?」
という疑問に襲われたりする。
が、何もしないよりずっと良い。確かに集中すると、暑さは忘れられる。

 しばらくして、ふと、毛糸で縫いものをしているAiを見て、目を疑う。
「もしかして、それ、爪楊枝?」
「うん。毛糸が縫える針、なかったけん。」
今度は、彼女は、爪楊枝に毛糸の端をセロテープでくっつけて、縫い物をしていた。
台所道具での編み物、すっかり板についたものだ。
 もしかして、そのうち、台所のボウルの中に色とりどりの毛糸が入っていて、
彼女に聞いてみたら、平気な顔で、
「塩コショーして、ちょっと置いとくと、毛糸がしんなりしてくるのよ。」
とか言い出すんじゃないかしら・・。

だんだん毛糸が形になっていくのは、確かに楽しい。
が、こんな日は、エアコンのきいたショッピングセンターや、図書館に行って時を過ごすのもいいかもしれない。
室内プールというのもいいかも・・。
あと半月の夏休み。避暑の方法をいくつか持っておいた方が良いようだ。

Sydney Wildlife World (Part2)

 Sydney Wildlife Worldのガイドブックによると、
「オーストラリアには、770種類もの鳥が生息している。そのうち350種類は、世界中の他のどこにもいないものである。
中でも、インコ(Parrot)は種類が多く、世界中の6分の1の種類が生息している。
そのうち、80%の種は、オーストラリア以外の国には住んでいない。」

ということだ。

 ここWildlife Worldでは、夜行性動物たちも見ることができる。
彼らが起きて活動しているところが見られるように、場内は暗くしてある。
そこには、Greater Billy、 Sugar Glider、 Spotted Tailed Quoll など、見たこともないような動物たちがいた。

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Sydney Wildlife World (Part1)

  日曜日は、昨年シドニーのダーリングハーバーにできた、Wildlife Worldに行った。
 場所は、水族館のすぐ近く。この二つに行けば、オーストラリアの特徴的な生き物がかなり見られるので、観光客にはお勧め。

 嬉しいことに、館内、動物たちの説明の書いてある表示のところどころに簡単な日本語の訳もあった。
しかも、ガイドブック(これは英語)に、ポイントを掴んだ説明が書いてあるので、とてもわかりやすく、効率がよかった。
ただ残念ながら、館内はかなり暗くて、写真はよく撮れなかった。

  まずチョウ類のコーナー。
オーストラリアには、416種のチョウが生息している。
目を惹いたのは、輝くような青い羽根をもったチョウ。
それ以外にも、見たこともないような色鮮やかなチョウがたくさんいた。cba 

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祈り

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 10年以上前、英国に行ったとき見つけたクリスマスカード。
とても気に入っていて、住む場所を移る度に、サランラップでコーティングしてどこかしらの部屋に貼ったりしていたのだが、なんと、この夏、シドニーでもこのカードに出会った。
しかも、文具店、トイザらス、ウールワースと、いろんな場所で見かける。
かなりのロングセラーだと思うが、未だに、とてもポピュラーなカードのようだ。

  小さいとき、カトリック系の幼稚園の先生に、
「あなたたちの右肩には、いつも天使がいるのですよ。」
と、教えてもらったことがある。
 何となく、漠然と信じていたりする。

 ここシドニーでも、小さな箱の中にガラスの天使が入っていて、
「あなたの災いから、この天使たちが救ってくれますよ。」 
と書いてあるものを、時々見かける。
効果はともかく、祈りをこめる、という事に意味があるのだと思う。
信じることで、パワーも出てくるのかもしれない。

 病気と闘っている友達に、何もできない腹立たしさもあるが、とにかく祈っていよう。
そんな気持ちの時に、ふと、又、手元に現れたカード。
彼女たちと一緒に、応援していようと思う。

はじめてのおつかいシドニー編♪

 先日、子どもたちだけで『はじめてのおつかい』に、行ってもらった。han3r
歩いて30分くらいの所に、ショッピングセンターがあって、そこに、子どもだけで行って買い物をしてくるというものだ。
たいしたことはないようだが、ただし、「オーストラリアドルで」そして「英語で」というところにハードルがある。

 Shouは、友達との付き合いのなかで、一人で結構出かけているので、道もわかっているので大丈夫だろうということで、3人で行ってもらった。
色々な事件もあるので、くれぐれも注意するように言い含めてはいるが、3人で協力するいい機会でもある。

 数日後、子どもたちは、
「みんなで映画に行ってくるよ。」
と言う。
 今度は、乗ったことのない路線のバスに乗って行くので、少し心配だったが、ここでしかできない経験、ということで、必ずバスに乗ったら電話するという約束でOKした。
バスの路線や出発時間もインターネットで見つけられたようだ。

 バスの乗り方は、まず、前のドアから入って、
「**までです。」
と、運転手さんに行き先を言って、支払いをする。
そして、降りるときは、駅の手前でベルを鳴らし、停まったら、真ん中のドアから降りる。
というものだ。
親切な運転手さんもいれば、ぶっきらぼうで機嫌の悪そうな人もいて、時々お客さんとのケンカなんかもしている。
どちらにあたるかは、運次第だ。

 映画のチケットを買う、ポップコーンとコーラを買う、帰りのバスを見つけて乗る・・。
色々と、少し英語を話さなければならない場面もあるが、どうやら伝えられたようで、揃って無事に帰ってきた。
ポップコーンの大きなケースを抱えて。
「ミディアムサイズを2個買ったら、とてもじゃないけど、食べきれないサイズだったよ。」

 映画は、今、盛んにテレビで宣伝をしている『HAPPY FEET』。ペンギンたちのお話だ。
「時々、周りの人たちがペンギンのセリフに笑うっちゃけど、何て言いようのかわからんっちゃんね・・。」
勿論、まだまだリスニングはそんなものだ。それでも楽しめたそうなのでよかった。
帰りのバスの中では、Taikiは眠りかけていたらしい。

 子どもたちの、小さな冒険。

BIG COUNTRY☆

 日本と比べて格段に大きなオーストラリア。
土地も広いが、人間も大きい(みんながそうだという訳ではないが)。
2mはあろうかという人が歩いている側を歩く時には、自分を本当に小さく感じてしまう。
又、横にも大きい人たちも多い。

 テレビで『The Biggest Loser』という人気番組がある。
一定期間で、どれだけ体重を落とすことができるかを競いあうものだ。
 出場者を見ると、
「残念。あまりダイエットに成功しなかったんだ。」
と、まず思うことが多いが、それにしては、嬉しそうだ。
そして公開された出場者の『Before』の写真を見ると、確かに、元の姿に比べると、かなりやせている・・!
「もともと150Kgだったのに、30Kgも減ったのよ!すごいわ!」
などとみんなで感激しあっている。
 ちょっと、基準とするものさしを変える必要があるな、と感じる時である。 

 逆に言えば、このサイズの人が日本に来て生活するとなると、さぞかし大変だろう。
衣類を探すのに一苦労するし、食品のパッケージなど、何もかもが小さすぎるのではないだろうか。

 大きいといえば、最近では歯ブラシの大きさにも驚いた。
そして今日は、Haruが買ってきたビタミン剤のビンを開けてびっくり。drugr
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「チョコレート?」
と思うほど大きなカプセル。なんと長さが2.5cmもある。
(写真の左は、日本から持ってきた薬。サイズの違いが歴然だ。)
子どもなら、喉につかえてしまいそうな大きさ。
カプセル全てがこのサイズとは思えないが・・。

 どれほどの活力が含まれているのだろうか?いかにも効果ありそうな感じ・・。
だけど、その前に、飲むのにちょっと活力が必要なようだ。ckusuri

クマくん誕生♪

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 『万能菜箸』のお世話になって以来、編み物にどっぷりはまっているAi。

 今度は、かぎ針編みを持ち出してきて、次々と『あみぐるみ』のクマくんたちを創っている。
 ルービックキューブに夢中な兄(Cube in cube はたまた、Cube in cube in cube、と彼の挑戦はまだまだ続いている)と、編み物にはまりこんでいる姉とにはさまれて、
「どうやって、つくると?」
と、ついにTaikiまでもが、編み物に興味をもちだした。

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 彼は、指編みに挑戦してみたが、満足できず、なんと、今度は棒針編みのやり方をAiに教わりだした。

 まだまだ苦戦しているようだけど・・。

 何かを夢中になって創る楽しさを味わっている子どもたちの様子は、とても楽しそうだ。ckk

 

光と影

 人々は穏やかで、ゆったりしていて住みやすいオーストラリアだが、 この国もやはり、種々の社会問題を抱えている。
最近は低年齢化してきたドラッグ、アルコールによる事故、そして暴力事件などもそのひとつだ。

 ニューイヤーズイブの日、花火を見に行く人の数も多かったが、警官もかなり出動しているのに驚いた。
シドニーの中心部では、アルコールの持ち込みのチェックがあったらしい。
新年を、多少はめをはずして大騒ぎする人々の姿は微笑ましいものもあるが、はめをはずしすぎて、暴力をふるう人がでるようなのだ。
 やはり今年も怪我人が出たらしく、なんと、その日、アルコールの飲み過ぎ、公的不法妨害、軽度の暴行行為などの理由で、各地で700人以上が逮捕されたという。
華々しい光に彩られる空・・そのまばゆい明るさがある一方で、やはりそこには影も存在する。

 昨日、ニュースで、英会話の学校のある場所(クローズネスト)の名前が聞こえたので、どうしたのだろうと思っていたが、なんと、調べてみたら、以前、学校のお友達と行ったことのあるイタリアンレストランの店主の方が、白昼堂々、何者かに刃物で刺されて亡くなってしまったらしい。
オープンな感じの明るい店で、かなり人気もあるレストランで、そのご主人は、店はお休みなのに、翌週の仕込みのために一人で働いていらっしゃったということだ。
心の悼む話である。

 この国では、学校の送り迎えが義務づけられていて、必ず親が迎えにくるようになっている。
又、12才以下の子どもの留守番は違法で、
「もし、それが近所の人に見つかると、通報されるわよ。」
という話を聞いたことがある。
 確かに、自己防衛の必要性は、いくらのんきな私でも、とても痛切に感じる。
「危いな。何かヘンだな。って感じたら、すぐに逃げようね!」
危険箇所に近づかないこと、これは、子どもたちに、徹底しておかなければならない。