昨日、近くのオリンピックパークでは40℃を越える気温が観測された。
これはたまらない・・と、マンリービーチへ行く。
海の側はさすがに涼しくて、水温も冷たいくらい。
砂浜、芝生、どこも人でいっぱいだ。
なのに、水に入っている人が少ない。
なぜだろうと思っていると、
「今日は、波が高くて危険なので、水に入らないでください!」
という放送が聞こえてきた。
海岸にはライフガードの人たちが、たくさん出て見回っている。
ここは危ないから遊泳禁止、などの看板も多い。
結構、しっかりと管理されている。
海は危険もいっぱいなので、確かに、ありがたいことだ。
感心したのは、こちらの海の美しさ。ゴミが浮いていないのだ。
砂浜も、いたってきれいなものである。これも行き届いた管理のおかげなのだろう。
ライフガードの目の前でサーフィンをしている人もいたが、彼らはエキスパートなので許されるらしい。
ほとんどの人たちは、砂浜で、寝そべっていたり、ゆっくりとくつろいでいる。
せっかくだから、私達も、とにかくここで涼んでいくことにした。
海辺は、なんといっても気持ちが良い。
大きい人、小さい人、黒い人、白い人、行き交う人々を見ているだけでも、結構、楽しかったりもする。
通り過ぎる人たちの会話も、英語だけではない。巻き舌の強い言葉、勢いのある言葉・・イントネーションも様々だ。
やはり、男の子は水着も腰にひっかけてはくのが流行らしい。
「お・・落ちそう・・。」
と、心配になるくらいの腰パンの若者が何人もいた。
腰パンの上に、チラリとタトゥーが見えている人も多かった。
(女性でも腕や腰にタトゥーをしている人は、時々見かける)
さて、家に着いて車から出ると、いきなりサウナのような暑さ。
海辺の気温と、えらい違い。海に入れなくても、あれだけ人海辺にいる理由のひとつなのだろう。
なんと、パソコンも(この気温のせいだろうか、というか、やはり気温差の激しいせいではないだろうか)ハードディスクが壊れてしまっていた。
家族は、もともと、かなり丈夫なので、多少の環境には対応していけるようだ。
外が大好きなPopも、さすがに最近は、少し控えめになって、家の中で、涼しい場所を選んでゆっくり過ごすことにして、環境に適応している。
だが、ハープの弦が最近よく切れる。温度差で、弦は、伸びたり縮んだり、毎日かなり変化しているようだ。
楽器の調子が悪くならないかと、それが心配だ。
パソコンも、季節の変わり目に調子が悪くなりやすいとのことだし・・。
とりあえず、ここは文明国なので、ハードディスクもすぐに手に入った。
Haruが、急いで修理をする。
大きな仕事はひとつ終えたばかりだが、パソコンがないと仕事ができない。
子どもたちもパソコンを使わせてもらって、友だちと連絡をとる貴重な手段にしている。
バックアップをとっていなくて、跡形もなく消えてしまった情報は、涙をのんで諦めるしかない。
今まで勉強してきた英単語の表を作っていたAiは、しばらくショックを受けていたが、
「パソコンの情報は、必ずバックアップをとっておくこと!」
1つ学んだ、ということで・・。