救世主、来たる・・

 巷では『ダ ヴィンチ コード』をめぐって救世主への冒涜だとか違うとか、大問題になっているようだが・・。

 入居当初から炊事場の蛇口のしまりが悪く、よっぽど力を入れないと、ポタポタいつまでも水滴が落ちっぱなしになっていた。こちらでなんとかしようといろいろやってみても無理だったので、Haruが不動産屋に行って依頼。今朝配管工が来てくれた。朝の9時前から!(彼もそうだが、修理や、依頼した荷物の配達の人は必ず到着する前に電話で連絡をしてくれる。時間にルーズという話をよく聞いていたが、彼らに関する限り、そうではなかった) 

 この国の人達は力があるから、蛇口も力まかせにするしかないのかな・・とも思い、半分諦めていたのだが、何のことはない、彼が古くなった蛇口のパッキングを取り替えてくれてからは、水を出したり止めたりするのに何の努力も鍛えた筋肉も要らなくなった。
これからは蛇口を握る度に、いちいち深呼吸をして力を入れる必要もなくなるし、深夜に鳴り響くポタ、ポタ・・という拷問のような音に、神経が苛まされることもなくなる!!あと11ヶ月このままかと思っていただけに、感謝感激・・pen0-46

 力まかせといえば、こちらで買ったお皿(IKEAやアウトレットの店などで購入した)はやけに重い。
試しに測ってみると、小皿が430g、スープ皿970g、大皿はなんと1Kgを超えている、・・しまった、買うときには重さまで考えなかった・・。
うーん、筋トレができるキッチンと考えるべきだろうか。

 スプーン、フォークなどもこちらで買ったのだが、IKEAでセットになっているものを買って安上がりと喜んでいたが、先日、日本から持ってきたティースプ−ンを取り出したら、あまりに小さいので思わず笑ってしまった。冷静になってみると、こちらのサイズが大きいのだ。それに慣れてしまっている自分に気づいて、また大笑い。
 それからは、料理の時はこちらのスプーン、アイスやヨーグルトなどは心して日本の上品なサイズのスプーンでかみしめながら食べることにした。(一口が小さいので量が多く感じられる)

 ドアの高さもこちらは高いし、不思議の国のアリスがちょっとだけ小さくなる薬を飲んだ時って、こんな感じかも・・と思ったりしてたが、それにも慣れてきたみたい。一年たって帰るころには、料理をのせた2Kgくらいするお皿を5枚くらいお盆にのせて、鼻歌でも歌いながら平気で運んでいるかもしれない。
 

クチナシの香り

 午前中は小雨が降っていた。
 お昼にソーセージロールをオーブンで焼いていたが、又しても家は煙だらけ。よくない事だが、煙探知機は派手 に2回ほど鳴って大騒ぎをした後、天井から取り外してしまった。なので煙でびくびくする事はもうないのだが、とにかくオーブンを使うと煙がすごい。家のに おいもなかなかとれない。

 「そういえば、この国にはアロマのお店がたくさんあると聞いていた。行ってみよう!」 とにおいという言葉から短絡思考回路がつながってなぜか今日はアロマに行き着いた。
香りの効用は身にしみているが、勉強までする気はないので、たまたまめぐりあって気にいったのがあれば時々身につけて、楽しんでいる。
 ここでも、もしかすると、元気の出る香りに出会えるかもしれない!

 ということでシティーセンターのクイーンビクトリア・ビルディング(QVB)のパーフェクト・ポーションという店を目がけて出かけた。

  結果から言うと「Can I help you?」という店員さんに、とっさにクチナシ(Gardenia)の香りの物がありますかと聞くと、薄めてはいますが、これはお勧めですよ。とまさに求 めていた香りを持ってきてくれた!なかなか今までクチナシの香りは見つからなかったので本当に嬉しい。
 店員さんに、置いてあったパンフレットを 持って帰っていいかと聞くと、2冊は無料のだけど、1冊は1.5ドルすると言う。それくらいならば買ってもいいかな・・と思っていると、その店員さんは、 有料のパンフレットも内容はその2冊と同じだから・・とにっこりして教えてくれた。本当に親切!彼女もそうだったけど、この国で度々思うのは、人々の笑顔 が多いこと。hana1

 ところで、このQVBという建物は1898年に建てられたビクトリア様式の建造物で、建物の中も目を見張るほど豪華だ。新しい高層ビルの多い中でも、しっかりと独自の存在を楽しんでいるようだ。
 ドーム型の吹き抜け天井、アイアンレースの螺旋階段、ステンドグラス、面白い細工の時計。
 ゆったりとした雰囲気なので、居心地がとてもいい。ちなみにYAMAHAの自動演奏グランドピアノも置いてあってたまに演奏されているようだ。
 最上階には英国の女王さまもショーウインドウにいらっしゃって、その側の片隅では定時になるとショーケースの中がライトアップされて人形劇(歴史の寸劇)があったり・・。
 カフェなどもあってくつろいでいる人達もいる。いつかゆっくり・・。 

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ドキドキの一週間、ひとまず終わり!

 こちらでの初めての学校生活、一週間が終わって、子どもたちはホッと一息!という感じだ。売店でランチを買うやり方もわかってきた。
朝、売店にある紙の袋に注文の品の名前を書いて、お金と一緒に係の人に渡す。そしてランチの時間に売店に行くと、予約した人はすでに紙袋に中身を入れてあるので、それを受け取る。というわけだ。予約なしに買うこともできるが、かなり並んで待たなければならないらしい。 
 チキンバーガーやホットドッグを試したようだが、学校だけに栄養のバランスも考慮されているらしく野菜もたくさん入っていたようだ。お弁当がいい日は前の日に言ってもらい、あとは売店で買う、ということにした。

 金曜日は体育がある日なので、体操服を持って行くのだが(Taikiの学校は最初から決められた体操服で通学するようだ)、普段は皮靴(黒)でなけらばならないので、体育用のシューズも持参だ。体育の授業ではTaikiはクリケット(!)Aiは走り幅跳びや砲丸投げ(!!)Shouは砲丸投げや槍投げ(!!!)などをやったらしい。槍は高く投げて地面に突き刺さなければならないらしく、コツがいるらしい。それにしても槍投げとは驚いた。icon-eek

 夕食の準備で初めてこの国のフライヤーを使ったが、とても便利だった。 
 しばらくこちらで油入れ(フライなどで使った油をいれておく器)を探し回っていたのだが見つからず、他の容器で代用しょうかと考えていたのだが、デパートでオイルを保存する容器はあるかと聞いてみたら、フライヤーの所に連れていかれた。
そして「保存する必要なんてありませんわ。フライヤーをお使い下さい。温度調節もできますし、油は入れたままでいいですの。古くなったら捨てたらいいだけ。便利ですよ。」と勧められるがままに買ってしまった。 
 昔フライヤーの大きいのを買って、ほとんど使わなかった(使いこなせなかった)記憶があったのだが、今度のはスペースもあまりとらず、温度調節がしっかりできるし、フタのガラスの部分から中が見えるし、勿論油は飛び散らないし・・とても使いやすい!

 このフライヤーはBrevilleというメーカーのものだが、取扱説明書の表紙に『天ぷら』の写真が載っていてびっくり。そして天ぷらのレシピも、フィッシュ&チップス、ラム肉のカツレツなどのメニューと共にしっかりと載っている。

 調理器具といえば、糖尿病や、肥満が社会問題になっていることを受けて、スチーマー(野菜などを何段かの鍋に重ねながら下から蒸気を出して蒸す電動の調理器具)が、油を使わない料理ができるということで大々的に宣伝され売り出されているようだ。が、かなり高い。
蒸すのは何ドルかで買ったセイロを水を入れた鍋に重ねて加熱することで、簡単にできるのでこれは必要ない。

cimg0448ちなみに誰の(もしかしたら政府の?)アイディアだろうか、ショッピングセンターなどで買い物をして、通路によく見掛けるのが体重計(身長も測れるらしい)。「買い物もいいけど、体重を気にしようね!」ということなのだろうか?

 

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ひと安心・・

 どうなることかと心配していたが、Aiの腹痛はおさまったようだ。朝から、元気にご飯も食べたし、顔色もいい。
 「何かあったらいつでも呼んでね。」と家から送り出した。

 天気もいいので、庭の植え込みを少し刈り込んだりして過ごす。家には通りに面した前庭と、フェンスに囲まれたバックヤードがある。
 前庭が広いので、落ち葉をかき集めるのが一仕事だ。といっても、落ち葉と木の実を集めていると、何ともいえない香りがしてきて心地よい。
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 バックヤードにも木があり、落ち葉もすごいが、そこはまだ手つかずのまま。落ち葉も雑草もしばらく見ないことにしている。

 ここに物干しがあるが、これがなんとも面白い形をしている。 

 なんだか今にも倒れそうだし(すでに傾いている)、こんなのに洗濯物を干すの?とか、思っていたけど、やってみると意外に実用的な形だった。 

 実際に干してみるとこんな感じ。見えにくいので申し訳ないが、太いパイプにクモの巣のように細い線が張ってあって、そこに自由自在に干していけばいいのだ。
 ハンガーまで使うと、相当な量の洗濯物が干せる。 

  ところで子どもたち。携帯を肌身離さず持っていたが、結局何事もなく下校時間になるとみんな元気に帰ってきた。
 Taikiはスナックの時間も遊ぶのに忙しいからほとんど食べなかったんだ、というくらい何かみんなとやっているようだし(テニスボールを手で打つ遊びとか何とか・・)、Aiたちのクラスは今日は英語の授業(基本的に英語の授業なのだが、理科もあり、体育もあり、音楽もある)に「ミスタービーン」のビデオを観て、それがえらく楽しかったらしく、昨日のことが嘘のように元気だったし・・とりあえず安心した。teruteru1-02

初の呼び出し!

 少し肌寒いが、日差しはまさに秋晴れ。
 子どもたちを送り出した後、庭のポプラの葉をかき集めたり、洗濯物を干したり、何となく日常生活が落ち着いてきたな・・と思っていたら・・。

 携帯電話が鳴る。「もしもし」と出ると、受話器の向こうから「This is IEC of Marsden High School.」という声。icon-eek
 一体何事だろうと思っていると、どうやらAiの具合が悪いらしい。「すぐに行きます。」と言って電話をきった。学校まで5分とかからない距離で本当によかった。
急いで駆けつけると、Aiが職員室に座っていて「おなかがいたい!」と言う。とにかく連れて帰ることにした。
 毎日、「お兄ちゃん、早く!」と張り切って時間前に学校に行くAiだが、真面目なだけに、いろいろきついのかな・・精神的に・・とか考えていた。
 が、横になっても座ってもおなかの痛みが止まらなくて苦しいようで、結局痛み止めを飲むことにした。熱はないようだけど、少し顔色が悪い。 
 結局夕方になったら痛みが治まって、夕食もとれたので一安心。元気も出てきて、みんなホッとした。
 でも、もし明日になってもまだ悪いようなら病院に行こう、と話している。

 以前読んだ本『オーストラリアで暮らしちゃお!』(ミッチェル みどり 著)の中に ”誰もが一度はかかるガストロ” という項があって、この国でかかる可能性が高い胃腸炎について書いてあったので大急ぎで読んだ。
 ”激しい嘔吐や下痢を伴う症状で、3,4日はつらい思いをします。”と書いてある。そこまでの症状はないようだが、油断は大敵だ。とにかく”水分をたやさない”と書いてあるので、気をつけよう。

 気づかないうちに子どもも疲れがたまってたりするから、なるべくゆっくりする時間をとろうと、みんなで話している。

 ところで、4月末からのブログを見直していたら、コメントをくださっていたのに、気づかないことがあったようで・・すみませんでした。pen0-14
 あたたかい言葉をありがとうございます。心のエネルギーになっています。
 明日はAiも元気に過ごせますように・・。hana1 

  

原動機なしバイクの日々

 ここ数日の気温は毎日12℃〜21℃くらい。これからどこまで気温が下がるのかはまだわからないが、半日曇りだったりすることもあって、確実に冬に向かっている感じだ。

 昨日からHaruは自転車通勤をしている。家から大学まで6キロくらいで、意外と起伏が多いので大変そうだが、なんとか続けていくそうだ。自転車は、学科の教授が「前にいた人が置いていったから、試しに乗ってみたら?」と貸してくれた
 。自転車は基本的に車道を走る規則で、結構スピードを出して走る車の横を自転車で行くのは、かなりこわそうだ。というか危なそうだ。部分的に自転車用の道もあるようだが、それはごくごく一部。
 自転車でまず気づくのは、乗った人はみんな、ラグビーボールを横に半分に切ったようなヘルメットをかぶって走っている。普通の帽子をかぶった上からヘルメットをかぶった人も結構いて、妙な感じだが、みなさんあまり気にしないらしい。ヘルメットを脱いだら、帽子が必要なんだから、いいんじゃないの・・みたいな感覚なんだろう。

 自転車とヘルメット、それから空気入れのポンプまで一式貸してくれたので、早速昨日は乗って帰ってきたが、整備する間がなく、タイヤは半分しか空気が入っていなくて、ギアチェンジもできない状態のまま走って帰ってきたので、帰りついた時には脚はガクガクだった。今朝はギアの調整をし、タイヤに空気も入れられたので、少しはラクになったようだ。これが本当に続けば、健康に良いことは間違いない。 

 さて、子どもたちの学校だが、すべり出しは順調のようだ。Taikiは「英語ができない生徒のための特別なクラスはありません。」 と言われていたのだが、クラスはなくても、英語がしゃべれない子や、学業で遅れをとる子のための先生が時々入ってくれるらしく、今日は少しの間クラスから取り出してその先生に見てもらったりもしたようだ。 Shouたちの方は、英語ができない子たちのためのクラスなので、ラクそうだが、ひとつ大変なことがある。それは「一日半ページ、英語で日記を書きなさい」という課題・・週末に、先生がチェックするらしい。確かにものすごく勉強になる課題だけど・・半ページはまだまだ無理なようだ。単語を調べ、動詞の過去形を調べ、文章の作り方を考え・・時間がかかることかかること・・3センテンスくらいで、いっぱいいっぱいなので、とりあえず、短くてもいいから続けよう!ということにしてしまった。
 実は面接の時、先生から「毎日新聞を読みなさい。デイリーテレグラフがいいですよ。わかりやすいから。」とも言われているのだが、子どもたちは宿題で手一杯。なかなかまだそこまではできない。pen0-47むしろそれは私の課題にして、新聞を毎日少しずつ読んだら勉強になるんだろうな・・と思ったりもする・・が・・?

 どちらの学校も、売店でお昼を買ってみんな食べているらしい。売店がどこか、どうやって買うのかもまだわからないのでお弁当を用意していたが、明日は売店に挑戦してもらうことにした。面白いのはTaikiたちの学校には、昼休みの前に一度、スナックを食べる時間があるそうで、リンゴをかじっていたり、ミカンを食べていたり、お菓子をほおばっていたりしているそうだ。

 とりあえず今日もみんな落ち着いた様子なので、一安心。 pen0-06

第一章の始まり

 長いニート生活も終わり、学校の生徒になるのが嬉しそうな子どもたち。彼らにとっては、新しい幕開けの日だ。

 みんな、一日が終わった感想は・・「大丈夫!」だそうだ。 

 High Schoolの方は、新入生3人、クラスは14人で、色々な国の人がいて、とてもにぎやかだったそうだ。音楽の授業では歌の歌詞の聴き取りがあったり、英語はやはりかなり難しいが、さすがに実践的な授業が多いようだ。
 何より嬉しいのは来週の木曜日に早速遠足(タロンガ動物園)だがあるらしい。 シドニー中心部のかなり大きい動物園で、たくさんの動物が見れるという話だが、まだ家族でも行ったことがない。動物園で実地の英語の勉強とは・・うらやましいようだ。

 Public Schoolに行ったTaikiは、最初は緊張していたのでどうかな・・と思っていたけど、学校が終わり迎えに行った時に最初に出た言葉が、「友達ができたよ!」だったので安心した。「休み時間にちょっとおどおどしてたら、ジョージって子が声をかけてくれて、遊びに入れてくれた。」ということだ。

 朝、Public Schoolについて行くと、事務の方が日本語がしゃべれるハーフの子がいるということで、その子をわざわざ呼んできてくれたのだが、まだ小さい子(2年生くらいかな)で、「何か日本語をしゃべりなさい」と急にいわれたのでお互いに困ってしまって「こんにちは!」を言い合っていた。 
 授業参観日でもあったので(いきなり・・)時間通り10時半からひとりで見に行ってみたが、誰も見に来てなくて驚いた。icon-aseだが、20分もするとぼちぼちお母さん達が見に来て、いきなり教室の中で大声で話したり、写真をとったりするので、それにも驚いた。 
 Taikiは、もらった綴り方のプリントを何が何だかわからずに持てあましていたが、先生が算数のプリントに変えてくれて、やっと勉強らしきものを始めた。
 そのうち、隣に座っていた世にも美しいお嬢さんのお母さんが現れて(先日迷っていた私達を事務室に連れていってくれた金髪の美女)私に声をかけてくれた。キャシーといって、あの時は売店の月一のボランティアに来ていたらしい。名前を聞かれて答えていると、反対側の隣に座っていた女の子が「エクスキューズミー!」と話しかけてきた。どうもMariというのがMarried(結婚した)に聞こえて、おかしかったらしい(さすが女の子)。ものおじせずに「この子は中国人なのよ。私のお母さんはレバノン人。お父さんはオーストラリア人。」などとどんどん話してくるので、それにも驚いた。 
 私は一時間ほどで学校から引き上げたが、その後、中休み、昼休み・・そしてTaikiはクラスに少し馴染めたようで、本当によかった。

 休み時間は、外で遊ぶきまりになっていて、帽子をかぶるのも規則らしい。日焼け止めまでは、まだいわれていないが・・。

 とりあえず初日が無事に終わって、ホッとした。

 

  

パディントンマーケット

 毎週土曜日、ヴィレッジ教会の庭で開かれるパディントンマーケット(Paddington Bazaar)に行ってきた。
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 ここのマーケットは、地元のアーティストの作品などが多く、ビーズの作品、ファブリック、針金細工、など様々な物が置いてあって、特別に買う物などなくても、ゆっくり見て歩くだけでもとても興味深かった。
 たいていのフードコートと同じく、ここでも各国の食べ物が売られていて、それもちょっとした楽しみだ。
 勿論『Sushi』は売られていた。巻きずしを買って、一体どんなものが入っているのか、後学のために試してみることにした。
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 このパックの中身は、きゅうりとツナ、人参とアンチョビ(?のようなちょっと塩味の強い魚)、きゅうりと人参とたくあん、人参と卵焼きだった。すし飯というより普通のご飯っぽかった。生の人参の細切りを使ってあるのが印象的だった(確かに見た目は鮮やかだ・・)卵焼きはほとんど味がついていなくて、全体的にあっさりしていた。
 これにわさびとしょう油と箸がついて5ドル。バランまでが入っていてちょっと感動した。
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 パディントンの町並み。商店街が通りの両サイドに立ち並ぶ、シドニーの町でよく見掛ける風景である。この町は比較的大きいので建物も立派だったり、古かったりするものが多かった。

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 写真技術がいまいちだが・・タウンホールと、道路にあったタイルの絵。
 下の写真はこれまたオーストラリアの特徴的な植物ボトルブラシ(まさに、そのものの形!)。かなり高い木の上に咲いていた。赤い花もよく見かける。(これは先日家の近くで撮ったもの)

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時間割

 来週からいよいよ学校・・ということで、もらってきた書類を改めて見てみる。

 Public SchoolもHigh Schoolも、毎日8:55〜15:15迄で、火曜日は先生達のミーティングのため2:31迄のようだ。
 金曜日は体育の授業がある、というのも同じ。
 ちなみにHigh Schoolの時間割は

1時間目  : 8:55〜10:04
2時間目  :10:04〜11:08
休憩時間 :11:08〜11:28
3時間目  :11:28〜12:32
4時間目  :12:32〜13:36
昼食     :13:36〜14:11
5時間目  :14:11〜15:15

 実に微妙な時間設定だ・・。

 昼食はキャンティーン(売店)でボランティアのお母さん達によって販売されているらしい。Public Schoolの書類には、作るのもお母さん達、と書いてあるicon-eek

 メニューは

 チキンバーガー 2ドル、フィッシュバーガー 2ドル、 ラザニア 2.1ドル、 パイ 1.3ドル、 ピザ 1.5ドル ソーセージロール 1.4ドル など

 その他 各種サンドイッチ 1.2ドル、 ポップコーン 70セント、ビスケット 30セント、 フルーツボール 10セント など 

 飲み物は、ミルクやフレーバーミルク 80セント、ミネラルウオーター 70セント、フローズンヨーグルト 60セント、フルーツジュース 30セント ・・などなど、けっこういろいろある。 

 Public Schoolには、おやつの時間があると聞いていたが、どうなのかな。入ってからのお楽しみだ。

  

ミックスケーキの思い出

「今日はどこ行く?おかあさん?」と恐れを知らない子どもたちは、ワクワクしながら私に聞いてきた。
が、今日はShouの誕生日。子どもの健やかな成長を祈りながら、子どもたちとゆっくりと過ごそう。

プレゼントはポケモンのゲームソフト(キャラクターの名前がこちらのゲームだと変わっているので、それが面白そうということで)。 「おとうさんが帰ってきてから、買いに行こうね。」ということにした。

夕方ポケモンのゲームを買ってきたが、彼の感想は「むず!」の一言。
これはもう、楽しむというより、勉強の部類に入るということを発見してしまったようだ。だが、30分もすると、カンだけでなんとか楽しむ術をすでに身につけて、もうはまっている。(正直、ゲームで楽しみながら英語を覚えられるものならば、それはそれでありがたいかも・・。)

ちなみに キモリ=TREECKO, アチャモ=TORCHIC, ジグザグマ=ZIGZAGOON,  ケムッソ=WURMPLE, タネボー=SEEDOT などなど。

木曜日の朝7時から、こちらでもポケモンが放映されている。Taikiが楽しみにしていて、わかっているのかいないのか、英語だとニュアンスが微妙に違っていたりして、そのずれをおもしろがっていたりする。子どもたちは理屈じゃくて、ただ楽しんでいろんなものごとに入っていくから、いいんだろうな。

夜はバースデーケーキを食べた。
実は昨日すでに買っていた、アイスケーキで・・4時間半のドライブで一度解凍されてドロドロになっていたもの。帰宅してすぐに冷凍庫に入れたが、一体どうなっているやら・・?
恐る恐る開けてみると、三層のバニラとイチゴとチョコのアイスが芸術的に混ざり合い、もはや3色というよりその混合色。そしてその上にあったのだろうと思われるトッピングは何の模様だったのか今では想像もつかないほどにアイスに融合し、仕上げの縁取りクリームは、勢いよくそこになだれ込んで・・とにかく全てが見事に溶け合った(まさに!)見たこともないようなケーキだった。

「思い出になりそう・・。」とShouが一言 :csc:

これからも、いろんな試練(いやでも与えられるものね・・申し訳ない!)を乗り越えて、たくましく育っていってほしいものだ :dan-pen06: