ポストの脇に咲いていた花。
ディモルホセカだと思うんだけど。

そして、Orange Jessamine 香りがよく、花付きもとてもいい。
下の写真はTibouchina(またはLasiandra)という花。光沢のある花は光に当たるととても輝いて見えて美しい。葉は常緑なので、一年を通して楽しめそうだ。


この国に来て最初に感動したのは、初めて寮に行った時出会った樹。どこまでも高く伸びた、白い肌の美しい樹で、うっとりするような姿だ。
それからあちこちで出会うので、一体なんの樹だろうと思っていたが、どうやらBlue Gum もしくはRed Gumの樹らしい。何種類とあるユーカリの樹の一種らしい。
ところで・・買い物に行くのもまだまだ勇気が要る。子どもたちがいるうちに、なんとか慣れておきたいものだと(どこまでも他力本願・・)今日も一緒に買い物に出かけた :carpink
日本の食品を置いてある店も結構あるが、近くに、中国の食品を中心に、韓国や日本のものもたくさん扱っている店を見つけたのでそこへ出かけた。『みそ』なども置いてあるので助かる。冷凍の餃子や肉まんなども種類が多いので、セイロを買ってみようと思い立った。
ちょうど鍋に合う大きさのセイロや、ざるそばを置くざるなども見つけて大収穫!と大喜びして、レジを出た。
そこまではよかったのだが、帰りに調子にのって、「ちょっと違った道を通って帰ろうか?」と走り出したのが運のつき。「なんとかなるんじゃない?」とかいつもの調子で勢いだけで行動してしまったら・・
帰り道がわからない! :csf:
何とかなるはずが・・なりそうにない。そして気がつくと、ガソリンがない!!ランプがついているではないか。ガソリンスタンドではセルフで入れるのだとHaruに聞いていたが、まだこの国での経験なし。自分でできるだろうか? 「あ、地図があるじゃん!」と子どもが見つけてくれて(それも実は確認していなかった)家に帰れる見通しはたって少し安心したが、とにかくガソリンを入れるのが先決だ。 ガソリンを入れられるかどうか、なんて言ってる場合ではない。そうして、こんな時に限って、ガソリンスタンドが見つからない :pen0_41:
30分、いや1時間 走っても、見つからない・・そのうち、景色はどんどん都会になっていき、シティーセンターまでやってきてしまった。ここは都会だから、あるんじゃないの?なんて言って走っていると、今度は海が見えてきて、波止場に行き着いた。そして目の前にはオペラハウス!
「すごーい!きれいだね!!」・・この時、本当に子どもたちと一緒でよかったと思った :csd:
「わー!!初めて見るう!!」子どもの無邪気な感動に、なんだかもう楽しくなってしまった :csc:
「オペラハウスは、右でございます。左に見えますのは・・」なんて、もうやけだ :csb:
わけわからなくて走っているとパトカーが見える。とっさに他の道に入ってしまうのはなぜだろうか?
とにかく走る、走る。
今度は引き返して元の町に近づいたつもり・・が、今度は、方向違いのチャッツウッドという町に入ってしまった。
走りながら「ごめん、お父さんにガソリンの入れ方を電話で聞いて!」と子どもに頼む。そして、やっと見つかった!ガソリンスタンド(Petrol Stand)だ。
すみやかに入り、ガソリンを入れる。そしてスタンドの中にあるステーション(コンビニを兼ねている)に行って「すみません、1番で入れました。」と番号を言って支払うというシステムだ。ガソリンさえ入れられたなら、何とかなる。心からホッとして、店員さんに「ありがとう」という言葉にも思いがこもる。涙さえこみあげそうな気持ちだった :pen0_46:
さあ、あとは帰るだけ・・(帰れるものならば・・)。
現在地を確認して、あとはShouにナビをお願いすると、一生懸命地図を見て、一度行きすぎたりはしたが、スムーズに帰る道を見つけてくれた。残りの2人はムードメーカー :dan_pen09:
「やっと帰り道になったね」と言うAiに「ごめんね、ずっと帰り道ではあったんだけどね・・」と口ごもる。 「よし、日が暮れるまでには・・」と言いながら走っていたが、そのうち太陽は地平線に隠れてしまった・・残念。(最近では5時には日が暮れる)
だけど、家の近くまできた時の夕焼けがとてもきれいで、みんな、いろんな意味で感動していた :abaheartwing:
店まで行くのが10分。帰りは4時間半。
「おかあさん、知らない所に行ってみよう、とか一人ではしない方がいいかもね。」
「うん。なるべくそうするよ。」
「なるべくじゃなくて、しない方がいいと思うよ。」 子どもたちから、もっともな意見をちょうだいした :pen0_19:
地図を持つこと、ガソリンを確かめること、調子に乗らないこと。これからは心することにした。


にこやかに迎えてくれた、コアラの看板。そしてチケット売りのきれいなお姉さん。
コウモリ
ワライカワセミ
ハリモグラ
コアラ

ブーメランを投げて、犬に取って来させる、そんなパフォーマンスもあった。おじさんのブーメラン投げのうまさ、犬のがんばりに、観客から思わず拍手が起こる。犬の羊追いの(一匹の犬が羊の群れを追って、見事に従わせていく)様子も見せてくれた。
昼はTaikiの学校だ。受付がどこにあるのかわからなくて迷っていたら、「迷ったんじゃないですか?」と金髪の女性が声をかけてくれて、とっさにレセプションという言葉が出ずに、「レシート、いや、えっと・・レセプション?」ともたもたしてると、「ああ、お連れするわ。」と先に立って案内してくれた。脚の長さが私の胸くらいまでありそうな、長身の美女。「あそこは、売店よ。私は母親。」と笑顔も美しくまぶしいほどだ :angbhert1:
9時頃Shouと両親の3人で受付に行って事情を話すと、「メールをいただいていましたね。今朝返事をだそうと思っていたのですが・・。」ということだった。でもせっかく来たのだから・・と早速筆記テストをしてくれることになった。 英語の力はほとんどないのでELC(English Learning Course 英語を母国語としない生徒のために、英語の授業をしてくれるクラス)に入りたいのですが・・とお願いすると、担当の先生の所に連れていってくれた。彼女が、家族構成などの記載された書類を見て「あら、妹のAiはHigh Schoolの年齢だから、入れるわよ。連れてきてくださいな。」と言う。
左の写真は学校から家を眺めた所。右は家から少し歩いて見たHIGH SCHHOL。これから何度となく見ることとなる風景だろう。校舎は2階建てで、広い芝生の校庭がある。緑豊かな学校だ。