それぞれの挑戦の始まり

午前中、HaruはMacquarie大学でミーティングがあった。籍をおかせてもらっている学科の修士の学生達、教授、そして同じようなゲストプロフェッサーが集まって、今後のことなどを話し合ったらしい。
初めて招いてくれた教授に会うというので、若干緊張していたが、40代くらいの、きさくな英国人で、暖かい人柄の方だったらしく、安心したようだ。 私達が家を何日か探し回っていた時も、「Yoshitakeの家がみつからないらしい。誰か良い所があったら連絡してくれないか。」と学生達にまでメールで聞いてくださったり、会う前から親切にしてくださっていた。
Haruが自転車で通おうと考えている事を伝えると、教授の部屋にあった自転車を試しに使ってみるといいよ、と貸してくださった。

彼らの専門は『自然言語処理』というのだが、集まった人達は15人。国籍はHaruを入れると11カ国というのだから驚く。(オーストラリア、英国、ドイツ、フランス、スペイン、オランダ、ポーランド、ブラジル、インド、スイス、そして日本)それぞれの人が、それぞれの国訛りの英語をしゃべっていて、それでみんな通じているらしい、というので驚いていた。ちょっとした国際会議である。

ところで小学校から連絡があった。電話でアポイントをとってくださいという事で、Haruが電話をし、水曜日に面接をしてもらうことに。

外国に行く前に「これからみんなで未知の世界へ出かけて冒険をするんだよ。」と、子どもたちに話をしていると、Taikiが 「なんだかゲームの世界みたいだね。仲間がいて、次々といろんな出来事に挑戦していくんでしょ。」と言っていた。
確かに、知らない世界で、ひとつひとつ課題に挑戦していき、その度毎に少しずつ経験値があがっていく。そして、仲間の持ち味をうまく生かして協力しながら、次々と進んで行く。そんなイメージはゲームと似ているかも。
それには変わりはないが、これからは、子どもたちも、兄弟一緒にいるよりも、ひとりで立ち向かっていく時間の方が長くなっていくのだろう。ここまでは兄弟仲が良いので、ずいぶん助け合って過ごしてきてたからリラックスしてたけど。 さあ、そろそろがんばらなきゃ、かな。

それには、まずゆっくり休める場所と時間を確保していかなければ :crasofa:

 

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