Sense of Humor♪

 朝のニュース番組を見ていると、
「Dave Cornthwaite(英国人)が22日、パースからブリスベンまでの5823キロのスケートボードの旅を終え、世界記録を達成した。」
という放送があった。

 今回の旅は慈善金募金の目的だったらしく、集まった慈善金は、難病の治療法を研究する団体、アフリカの教育促進を行っている団体、また、障害者へのヨット競技を支援する団体に寄付されるらしい。

 こちらは、基本的に6チャンネルで、ABC、SEVEN、NINE、TEN、SBS、TVSという放送局がある。ニュースでよく見るのは、SEVENという民間放送の朝の放送だ。メインのニュースキャスターは男女二人いて、ニュースを伝える。現地のアナウンサーも勿論活躍して、あちこちで起きる生の声を届けている。

 面白いな、と思うのは、何かひとつのテーマに関して、ゲスト(パネラー)を二人迎えて、よく、討論を行っていることだ。
両者、違う意見を持っていて、ディスカッションするのだが(メインキャスターも交えて)、どんなに意見が違っても、ケンカになるような事がなく、どこかでユーモアのある事を誰かが言って、必ずと言っていいほど、笑いが起こる。
(メインのキャスターは、この辺のユーモア感覚、バランス感覚、それは見事なものを見せてくれる。)
「こんな考え方もあるけど、そんな考え方も・・。
でも、こうじゃない・・。(笑)なるほどね・・。(笑)」
決して、相手を打ち負かすというのではなく、あくまで、討論を楽しんでいるというところがすごいと思う。
 意見を否定されても、それで人格全体を否定されたように、カリカリする人はあまりいない。
考え方は違っても、だからといって、相手を拒否する事はなく、まず、人間として、暖かく受け入れている。

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虚空に消えた情報・・

 昨日、近くのオリンピックパークでは40℃を越える気温が観測された。
これはたまらない・・と、マンリービーチへ行く。

 海の側はさすがに涼しくて、水温も冷たいくらい。
砂浜、芝生、どこも人でいっぱいだ。
なのに、水に入っている人が少ない。
なぜだろうと思っていると、
「今日は、波が高くて危険なので、水に入らないでください!」
という放送が聞こえてきた。

 海岸にはライフガードの人たちが、たくさん出て見回っている。
ここは危ないから遊泳禁止、などの看板も多い。
結構、しっかりと管理されている。
海は危険もいっぱいなので、確かに、ありがたいことだ。
 感心したのは、こちらの海の美しさ。ゴミが浮いていないのだ。
砂浜も、いたってきれいなものである。これも行き届いた管理のおかげなのだろう。

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マックノート彗星★//

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 オーストラリアのマックノート氏 (R. H .McNaught) が、2006年8月に発見した彗星(マックノート彗星(C/2006 P1))。
発見時の明るさは17等級と暗い彗星だったが、その後、どんどん太陽に近づき、1月12日19時 (世界時) には、太陽に0.17天文単位にまで近づいて、金星なみに輝いた。
その後、太陽から次第に離れ減光しながら南の空に位置を移している。

 現在、南半球では肉眼で見られるということで、日が沈む頃(8時15分頃)、西の地平線と空が見える場所にHaruが連れて行ってくれた。
 そこには先客が一家族来ていて、
「ここら辺から、見えるはずよ。」
と教えてくれた。奥さん(スーザン)は、とても気さくな人だった。

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スパム!!

 何回かあったことだが、昨日から、コメントスパムが又、たくさん来るようになった。
全文英語。サイトのURLがたくさん記入してある。
 気づく度に消去していたが、一日に50通以上ともなると、結構めんどうだ。
 このブログはNucleusというものを使っているのだが、同じような事に悩まされている人がいるのでは?とインターネットで調べてみると・・やっぱり・・。

 ブログやホームページを公開するということは、家にいながらにして、外との交信をするということで(メールやチャットもそうだが)、それだけのリスクもあるということだ。
 『窓』という言葉のイメージは、ものすごく適切な表現だと思う。
そこから世界を覗いてみたり、知識を得たり、コミュニケーションすることもできるが、そこを利用して、外界からの異物も入ってくる。

「ふたつ良いこと、さてないものよ。」
河合隼雄さんの本の中にあった言葉だが、全ての物事には2面性(光と影、功罪、長所と短所、みたいな)があることを考えると、しょうがないのかなとも思ってしまう。

 とはいえ、問題が起きたら対処するにこしたことはない。(というか、しないとね・・。)
 インターネットの世界の話は、雲をつかむような感じで、「わからない=不安」というよくある図式に、まず陥ってしまう。
 が、面白いことに、インターネットの問題は、逆にインターネットを使って解決することができた。
 インターネット上にコメントスパムの拒否の仕方を書いている人が(きっと、たくさん)いた。
 とりあえず、コメント欄を使わずに送ってくるコメントを拒否する、というプラグイン(というものらしい)を入れてもらった。cpc

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Dancing Rabbit♪

usa3rusar
 できた!ckirakira
モデルは右のウサギさん。
手足がフニャフニャでちょっと頼りないけど・・。

 今日、子どもたちがPopを連れて公園に出かけた。
家から10分程の距離。
遊んでいる時に、ヒモを放していたら、いつの間にかいなくなってしまった。
慌てて、ずいぶんあたりを探し回ったそうだ。
30分くらいして、とりあえず、家に帰ろうということになって帰ってきたら、何のことはない、うちの玄関の前で待っていた。
 あんまり暑かったので、家に入りたかったようだ。
だけど、吠えもしないので、家にいた私も気づかなかった・・。
ホッと一安心。

暑い日の過ごし方

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 全豪オープン(テニス)が行われているが、もしかすると、北半球から来る選手たちには、いきなり季節が180℃変わってしまうという状況での試合は、少し酷かもしれないと思ってしまう。
 体調を整えるのが大変なのではないかしら・・。
 第2日目の16日には、メルボルンパークでは「エクストリーム・ヒート・ポリシー(EHP、コートの外の気温が35度以上、湿球黒球温度が28 度を上回った際に、主審が試合開始時間を遅らせることができる)が適用されたようだ。

 暑くても、湿度が少なくて、割合過ごしやすい日が多いのだが、たまに、湿度のある暑さの日もある・・。
湿度がなければ、家の中、庭などの日の当たらないところにいれば、結構やり過ごせるのだが、湿度のある日は逃げ場がない。

男の子たちは、外に出てみたが、あまりに暑いのでギブアップ。
ヨーヨーをやりだした。

「心頭滅却・・」何かに集中すれば・・と、Aiに教えてもらいながら、彼女がはまっている編みぐるみに取り組んでみる。
時折、額の汗をぬぐいながら、
「どうしてこの暑い日に、自分は毛糸を編んでいるのだろう?」
という疑問に襲われたりする。
が、何もしないよりずっと良い。確かに集中すると、暑さは忘れられる。

 しばらくして、ふと、毛糸で縫いものをしているAiを見て、目を疑う。
「もしかして、それ、爪楊枝?」
「うん。毛糸が縫える針、なかったけん。」
今度は、彼女は、爪楊枝に毛糸の端をセロテープでくっつけて、縫い物をしていた。
台所道具での編み物、すっかり板についたものだ。
 もしかして、そのうち、台所のボウルの中に色とりどりの毛糸が入っていて、
彼女に聞いてみたら、平気な顔で、
「塩コショーして、ちょっと置いとくと、毛糸がしんなりしてくるのよ。」
とか言い出すんじゃないかしら・・。

だんだん毛糸が形になっていくのは、確かに楽しい。
が、こんな日は、エアコンのきいたショッピングセンターや、図書館に行って時を過ごすのもいいかもしれない。
室内プールというのもいいかも・・。
あと半月の夏休み。避暑の方法をいくつか持っておいた方が良いようだ。

Sydney Wildlife World (Part2)

 Sydney Wildlife Worldのガイドブックによると、
「オーストラリアには、770種類もの鳥が生息している。そのうち350種類は、世界中の他のどこにもいないものである。
中でも、インコ(Parrot)は種類が多く、世界中の6分の1の種類が生息している。
そのうち、80%の種は、オーストラリア以外の国には住んでいない。」

ということだ。

 ここWildlife Worldでは、夜行性動物たちも見ることができる。
彼らが起きて活動しているところが見られるように、場内は暗くしてある。
そこには、Greater Billy、 Sugar Glider、 Spotted Tailed Quoll など、見たこともないような動物たちがいた。

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Sydney Wildlife World (Part1)

  日曜日は、昨年シドニーのダーリングハーバーにできた、Wildlife Worldに行った。
 場所は、水族館のすぐ近く。この二つに行けば、オーストラリアの特徴的な生き物がかなり見られるので、観光客にはお勧め。

 嬉しいことに、館内、動物たちの説明の書いてある表示のところどころに簡単な日本語の訳もあった。
しかも、ガイドブック(これは英語)に、ポイントを掴んだ説明が書いてあるので、とてもわかりやすく、効率がよかった。
ただ残念ながら、館内はかなり暗くて、写真はよく撮れなかった。

  まずチョウ類のコーナー。
オーストラリアには、416種のチョウが生息している。
目を惹いたのは、輝くような青い羽根をもったチョウ。
それ以外にも、見たこともないような色鮮やかなチョウがたくさんいた。cba 

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祈り

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 10年以上前、英国に行ったとき見つけたクリスマスカード。
とても気に入っていて、住む場所を移る度に、サランラップでコーティングしてどこかしらの部屋に貼ったりしていたのだが、なんと、この夏、シドニーでもこのカードに出会った。
しかも、文具店、トイザらス、ウールワースと、いろんな場所で見かける。
かなりのロングセラーだと思うが、未だに、とてもポピュラーなカードのようだ。

  小さいとき、カトリック系の幼稚園の先生に、
「あなたたちの右肩には、いつも天使がいるのですよ。」
と、教えてもらったことがある。
 何となく、漠然と信じていたりする。

 ここシドニーでも、小さな箱の中にガラスの天使が入っていて、
「あなたの災いから、この天使たちが救ってくれますよ。」 
と書いてあるものを、時々見かける。
効果はともかく、祈りをこめる、という事に意味があるのだと思う。
信じることで、パワーも出てくるのかもしれない。

 病気と闘っている友達に、何もできない腹立たしさもあるが、とにかく祈っていよう。
そんな気持ちの時に、ふと、又、手元に現れたカード。
彼女たちと一緒に、応援していようと思う。

はじめてのおつかいシドニー編♪

 先日、子どもたちだけで『はじめてのおつかい』に、行ってもらった。han3r
歩いて30分くらいの所に、ショッピングセンターがあって、そこに、子どもだけで行って買い物をしてくるというものだ。
たいしたことはないようだが、ただし、「オーストラリアドルで」そして「英語で」というところにハードルがある。

 Shouは、友達との付き合いのなかで、一人で結構出かけているので、道もわかっているので大丈夫だろうということで、3人で行ってもらった。
色々な事件もあるので、くれぐれも注意するように言い含めてはいるが、3人で協力するいい機会でもある。

 数日後、子どもたちは、
「みんなで映画に行ってくるよ。」
と言う。
 今度は、乗ったことのない路線のバスに乗って行くので、少し心配だったが、ここでしかできない経験、ということで、必ずバスに乗ったら電話するという約束でOKした。
バスの路線や出発時間もインターネットで見つけられたようだ。

 バスの乗り方は、まず、前のドアから入って、
「**までです。」
と、運転手さんに行き先を言って、支払いをする。
そして、降りるときは、駅の手前でベルを鳴らし、停まったら、真ん中のドアから降りる。
というものだ。
親切な運転手さんもいれば、ぶっきらぼうで機嫌の悪そうな人もいて、時々お客さんとのケンカなんかもしている。
どちらにあたるかは、運次第だ。

 映画のチケットを買う、ポップコーンとコーラを買う、帰りのバスを見つけて乗る・・。
色々と、少し英語を話さなければならない場面もあるが、どうやら伝えられたようで、揃って無事に帰ってきた。
ポップコーンの大きなケースを抱えて。
「ミディアムサイズを2個買ったら、とてもじゃないけど、食べきれないサイズだったよ。」

 映画は、今、盛んにテレビで宣伝をしている『HAPPY FEET』。ペンギンたちのお話だ。
「時々、周りの人たちがペンギンのセリフに笑うっちゃけど、何て言いようのかわからんっちゃんね・・。」
勿論、まだまだリスニングはそんなものだ。それでも楽しめたそうなのでよかった。
帰りのバスの中では、Taikiは眠りかけていたらしい。

 子どもたちの、小さな冒険。