農業と酪農の祭典!

 きのう、やっとシドニーの情報などの整理をし始めて(日本にいる時はそれどころではなかったので)少し、イベントの記事などを読んでいたら、シドニーの年間イベントの中でも大きいとされる「Sydney Royal Easter Show」なるものが今(4月7日〜20日まで)開催されていると知って、早速今日行ってみた。場所はオリンピック・パーク内のショーグラウンド。 このイベントは本来は農業・酪農産業のプロモーションを兼ねた品評会。たくさんのファーム関係者の自慢の牛や羊や豚たちが連れてこられて、展示・品評会が行われていた。「かわいい牛だね。」とか話をしていて、ふと上を見ると「とても美味しいよ!」と書いてあって、ギョッとしたりしたけど。icon-eekCIMG0286r
 時間帯によってドッグショーや豚のレースなどもあるらしい。 世界中から100万人近い人が集まるというビッグイベント、その他にも、アトラクションや、屋台、展示物などが盛りだくさんで、大賑わいだった。 ここへ来て翌日から家探しに入って「どこで、どうやったら生きていけるのだろうか・・」pen0-19みたいな感じだったけど、今日はとても気晴らしになった。

CIMG0264r子どもたちも、今日はアトラクションに乗ったり(乗り物のアトラクションも予想より、数倍長く、激しくて、お姉さんが「みんな!叫んで!そうしたら、もっともっと速くするわよ!」「キャーーーー!!」ゴーーーー!!!って感じで、すごかった。)いくつか今までにないアトラクションもやってみて、とても楽しめたようだ。pen0-03

 牛さんや豚さんもたくさん見たし、遊んだし、でとりあえず帰宅。(寮からの往復バス代プラス入場券、という“ショーチケット”というのを購入して使った)

 子どもたちを置いて、さて、私たちは今度は家具屋さんに 下見に行く。17日に引っ越して、すぐに生活できる最低限の設備を用意しておかなければいけないから、効率的に動かなければならないのだ。
 IKEAという大きな店が、とても安く家具などを売っている、という事なので、そこを目指買い物はその日にすることにして、とりあえずこんな物がある、ってチェックだけして帰った。中古のお店を一軒見つけていたので、そこと、このIKEAで当座の物はそろえられそうだ。

 ということで安心できたところで、明日は日曜。休息日だ。ゆっくり休もう・・。potfl02

ひと休み♪

今日はイースターで、Haru(夫)は大学に少し行っていたが、私たちは、少し英語の勉強をしてから、ゆっくり休むことに。
勉強といっても、子ども(幼児)番組を見たり(それもなかなか聞き取れない・・)、少し単語カードを作ってみたり。日本の教科書などは運送屋さんに預けているので、手元にないので、とりあえず学校に入った時少しでもラクになるように、ということだけ。

新しい生活が始まってからに備えて、ひと休み、ひと休み・・pen0-06

 

住所確定!

家が決まった。 wave_pen03

 寮の契約は4月16日までだったし、明日からイースターの休みに入るので、(大学は金曜から火曜日まで休みらしい)その前に・・と思っていたので本当によかった。 
  午後不動産屋に行くと、契約書が作られていて、説明を受けてサインをし、Bondといわれる保証金(家賃の4週間分)を支払って、無事契約完了。一週間以 内に、Residential Premises Condition report(コンディションレポート:家の破損や機能、汚れなどの状況をチェックする書類)を提出したり、電気や電話の申し込みをしなければならない が、今日からでも入居は可能だということだ。 「何かわからなかったら、いつでも電話してくださいね。」ときれいなお姉さんが言ってくれて、嬉 しかったのだが、電話の英語はまだまだ難しいので、困ったらやっぱり出向いてボディーランゲージをフルに駆使して、面と向かって話した方がいいかな。 
 早速レンタカーを借りて、明日にでも移動を・・と電話をしたが、休日に利用する人が多いらしく、16日迄は予約でいっぱい。ということで17日 に借りて、引っ越しをすることにした。寮は多分大丈夫だろうということで。といっても、もしかするとホリデー明けとかで、電話はもちろん、電気なんか(最 低2日はかかるということだし)しばらくないのを覚悟での入居だ。今は秋で、夕方6時半には暗くなっているから、ローソクや懐中電灯の中でサバイバル生活 をすることになるかも・・。YMCAのキャンプ生活に毎年子どもたちを行かせていたので、不便な生活にそれほど困ることもないんじゃないかな。家族でキャ ンプ生活をするのも結構(もちろん短期間とわかっているからではあるけど)楽しそうだ。 

 イースターのお休みでどれだけ店が休みになるの かわからないので、夕方「いざ、買い出し!」としばらく分の食料を買い込みに出かけた。子どもが大きくなっていて荷物をかなり持てるので助かる。ウール ワースは人がいっぱいで、大にぎわいだった。見てみると、14日(金)、16日(日)はお休みだがそれ以外は開いていると表示してあったので、安心した。 1Kg1000円というステーキ肉を約1Kg買って豪勢に焼いたが、やっぱり歯ごたえがかなり・・。が育ち盛りには十分しあわせな食事だ。

  ウールワースで1つ重大な発見をしてしまって、しばらく立ち直れなかったのは・・。 ここへ来て買った食器洗いの洗剤がつけ荒いしてサッと流すだけの物 で、日本のように泡立ちよく最後は「キュッ!」とすべすべした感覚がするものがないので、いろいろ試していたが、ここ2日ほど使っていたものが、どうもト イレの洗剤だったらしいのだ!それをHaruが発見してきて、一家全員絶句!「まあ、誰もおなかこわしてないし、よかったという事で・・。」と流してしまったが、内心、相当油汗をかいてしまった。表示はやはりよく見るべきだ。Cool

一歩前進?!

日中の気温は30℃近くまで上がり、暑い。とはいえ湿気がないので不快指数は低い。コーラなどの清涼飲料水を飲んでも、こちらのはかなり甘いのでかえって喉が渇く。昨日買っていた麦茶を作っておいて正解。明日からはペットボトルにお茶を入れて持ち歩こうということにした。
ところで日本の花粉症の時期も過ぎたのだろうか。2月末から薬が手放せなかったが、ふと気がつくと症状が出ていない。このまま花粉症がでなければ・・と期待してしまう。

 今週の金曜からイースターの休日に入るらしいので、この分だと子どもたちが学校に通えるようになるまで、しばらくかかりそうだ。ということで、とりあえず学校ですぐにでも使いそうな簡単な単語や言い回しの勉強を家ですることに。オックスフォードのピクチャーディクショナリーというのを持っていたので、その中から少しやってみる。
明日からは単語カードを作っていこうということになった。
 
 今日は不動産屋からの連絡を待っていたが、来ないので電話をしてみる。するとデポジットを持ってくれば手続きをするという話。急いで近くのショッピングセンターの中にあるANZ銀行の支店で現金を引き出して、不動産屋へ。 先日のお兄さんがいて、「手続きをするから、明日サインをしに来てください。心配しないで大丈夫です。」と笑顔で言ってくれたので、感謝。(言葉の)ハンディーがある東洋人に対して、とても親切な青年がいるという事が、本当に嬉しい。とはいえ、契約できるかは、まだ決まった訳ではないので状況は甘くみないようにしよう。

親切といえば、ここでは横断歩道を渡りたいな、と思っていると、走ってきた車が必ず手前で止まってくれる。(なんてまあ・・すみません!)と走って渡るのだけど、周りを見渡すと横断歩道を渡る人たちはみんな悠々と歩いている。完璧に歩行者優先なのだ。
歩行者はというと、横断歩道がないところでも(4車線以上のかなり広い道でも)車のすきを見て渡っている。このへんは『オーストラリアの人たちはゆったりしているので、急ぐことをしません』というガイドブックの話とちょっと違うかな。

CIMG0245r店にはイースター前で卵やウサギの形のチョコが、山のように積まれている。大小様々、中にはコアラの形のチョコもさりげなく混ざってたり。
今日行った店のおもちゃ売り場には『遊戯王』のおもちゃがあって、Taikiがカードを探してたけど、カードまではなかったみたい。ちなみに『たまごっち』も2千円ほどで売られていた。

さてイースターは、どんな状況で迎えられるか???

家探しの日々

日本は嵐とかで大変だったみたいですね。コメントをくださるみなさん、本当にありがとうございます。生きる励みになっております。

コメントに入れる絵文字が時々変化してしまうけど、ごめんなさいね。そのうち調整する(してもらう)予定です。

 さて、運送会社から連絡があって、荷物が届いたとのこと。家が決まったらそこに配達してくれる事になっている。

CIMG0238r  朝、Haruが大学(Macquarie University)の研究室に初めて行くので、ついていってみる。今受け入れてくれるボス(教授)は留守だが、ロルフ(Rolf Schwitter)というスイス人の先生が代わりにいろいろと設備などの説明をしてくれた。 2人の子どもがいるという事で、「住まいは学校の近くでないと送り迎えが大変だよ」などとアドバイスをしてくれたり(彼はドイツ語、奥さんはフランス語をしゃべるのだが、子どもたちはこちらの学校に行っているので英語をしゃべるということだ。はじめは学校から帰ってくると、子どもたちはとても疲れていたよ、とも言っていた)家探しをしていると言うと、保証人が必要だろうから、名前を使っていいよ、と電話番号までメモを書いてくれたり、とても親切だった。CIMG0241r 
 

 秘書の女性たちも(一人はスペイン系、あと二人はアジア系のようだ)笑顔いっぱいの優しい人たちで、「困ったら何でも言ってちょうだい」と心強い言葉をくれた。 
 Haruの研究室は二人部屋で、中国人の方が既にパソコンに向かっていた。彼の英語はものすごくわかりにくくて(人の事は言えないが)立て続けにしゃべるので驚いたが、日本人嫌いではなく、東京や京都には行ったことがあるらしいし、「隣人だね。」みたいな事を言っていたので安心した。 研究環境はとても恵まれているようで、生活環境が整ったら、今度こそ研究に専念できそうで、本当によかった。

 その後はシティーセンターに行って(大学からはバスト電車の乗り継ぎで40分くらいかかる)ANZ銀行のキャッシュカードを受け取る。(ウールワースの買い物なども、このカードで一発で支払いができるので便利)大学周辺では日本語は聞いたことがないが、さすがに市の中心、日本語で対応するスタッフがいて、細かいことも話せるし、インターネットバンキングの手続きも即座にやってくれて、助かった。(インターネットで残高の照会などができるので便利) ついでに日本の食品などが置いてある店に行ってみる。色々揃っていて嬉しいが、それほどまだ困っていないので、麦茶を買う。家具や食器の中古品も置いてあるので、そのうちもう一度来ることになるかも。
CIMG0242r昼食は(子どもたちは寮に残っているので部屋で食べてもらうことにしている)ピタとサンドイッチを駅で買い、近くの公園で食べる。鳩と、カモメのような鳥が寄ってきてパンくずを食べてくれる。今日の気温は27℃くらいで、日の当たる場所では汗をかくほど暑い。タンクトップの女性も多いが、夜は冷えるからか、長袖のセーターを着込んでいる人もいたりする。街角でバンジョーを弾いているおじさんがいると思えば、タータンチェックの服ですっくと立ってバグパイプを演奏している若者がいたり・・本当に何でもありだ。

 さて家探し。昨日の物件に約束通り4時に行ってみる。今までもそうだったのだが、家を見せてもらう時、他に何組か必ずいて、いい物件になるとかなり競争が激しい。早く申し込み書を出した方が優先されるのだとスタッフは言っていた。やどかりが新しい殻(住まい)を探している姿をテレビで見たことがあるけど、なんだかヤドカリに同情する気持ちになってきた。今日はあと一組(インド系)来ていて、やはり熱心に家を見ていた。とにかく学校に近いことと、割と静かな住宅地なので、すぐさま不動産屋に行って、申込みをした。で、彼らが家の持ち主に連絡し、連絡は明日とのこと。・・うまくいきますように・・。

5日目

CIMG0233r写真は大学の中の風景。敷地内を大きな道路が通っていて、バス停もある。『動物に注意!』の標識もご愛敬だ。 

 CIMG0239r CIMG0236r 
 白い幹の背の高い樹々が美しい。

 朝からレンタカーを借りて、いざ家探し!「これは・・!」と思った物件も見てみると家と家がつながっていたり、家を分割して住み分けすることになっていたりというのが多く、なかなか決まらない。気兼ねなく楽器を演奏したいので苦情が出る可能性のあるところは避けたい。 

 結局、学校の近くだし、外見もそれほど荒れてなく、大きさといい、ちょうど良さそうな家があったので、インスペクションはしてないけど、「これに決めよう!」という事になり、不動産屋に行ってアプリケーションフォームに記入していたら、「インスペクションしていないのなら、だめよ。この家は土曜日にインスペクションすることになっているの。」とスタッフが言い、あやうく又延びそうになったが、書類の手続きをしてくれていたお兄さんが「ちょっとこっちに来いよ。」と彼女を呼んで説得して、明日インスペクションをしてくれることになった。本当に助かった!

 家を決めない事には、学校も決まらず、子どもたちはいつまでも  『オレら、ニートやん!』
という状況なので、なんとかがんばっていこう。

 実際は相手の言っていることの3割わかれば良い方、という状況なのだが、ポイントだけでもつかもうと必死にがんばって、なんとかいっている感じだ。ほとんどの人が結構辛抱強く接してくれるのでありがたい。

 なんとかなんとかがんばりましょう。

4日目

日曜日はほとんどの店がお休みなので家探しも動きがとれず、ゆっくり過ごす。とはいえ、レンタカーを返すついでに、Haruは朝から昨日行けなかった家を見て 回ったらしい。良さそうな家がやっと見つかったようだが、インスペクションができるのは又土曜だけ?明日その家を扱っている不動産屋に電話して、聞いてみ ることに。

やっと寮の電話でインターネットがつながったので、不動産の情報、中学校の情報をネットで調べる。

中学校はHaruが2校ほどに既にめどをつけていて、(多国籍の子どもを受け入れるのに積極的なMarsden校、大野城市の中学校と姉妹校になっているCastleHill校)その二つを、ホームページの情報と、家探しの状況とで考えてみる。

ホームページに教育方針や、ELC(英語が母国語でない生徒のための集中英語教室。クラスに入る前にそこで英語の訓練を受けることができるらしい)についても細かく記載されているMarsden校の方を第一候補にすることにした。

候補の家にも近い(Ermington)。この線で両方うまくいけばいいのだが・・。

とりあえず子どもたちは、手伝いをしたり、近くの公園に遊びに行ったりして過ごしている。テレビを見ても全て英語なので、英語の勉強にはなる。

CIMG0231r昼間、窓に鮮やかな色のインコが来て、子どもたちは大騒ぎ。人間を見ても怖がるふうでもなく、パンくずをあげると喜んで食べていた。調べてみるとゴシキセイガイインコ Rainbow Lorikeetという種類のインコらしい。

そ ういえば、バスの窓から大学にも大きな真っ白なオウムがいるのが見えた。これはキバタン Sulphur-crested Cockatooという。今朝も見かけたが、外見の美しさとは予想もつかない声で「ギャー!ギャー!」と大きな声で鳴くので目が点になった。日本では耳に しないような歌うような声の持ち主もいるのだが、その鳥にはまだ出会えていない。

洗濯物も山のようにたまってきたが、寮の地下に洗濯機、乾燥機があってやっと片付いた。1ドルコインを入れて、洗濯機は約30分、乾燥機は約45分利用できる。

食 事は、WOOLWORTHなど近くにあって、材料には事欠かない。(日本食にこだわらなければ)とにかく果物の種類が多くて、感激した。リンゴやスイカも 何種類もあって、スイカの中には一人では持てないほど大きいのも・・。たいがいは「*ドル/Kg」というキロ単位で売っている。勿論2,3個だけ買って も、レジでちゃんと計算してくれるのでありがたい。

アイスも大きな箱で買うと安いし、ガイドブックに書いてある通り、節制しないと本当に太ってしまいそうだ。

まだ炊飯器(まいぽさん、ありがとう!)が届いてないので、当分はパンやポテト(オーブンで焼いて塩やバターで食べると結構いけた)でいくしかない。日常、いい物を食べていないのがかえって幸いして、キャンプ気分でいろいろ楽しめている。

料理の設備はガイドブックによく『電気だと火力が弱すぎて・・ガスの方がよろしい』と書いてあるが、寮の設備が電気なのでそれが実感できた。が、インスペクションしてきた家は全部そうだったので、それが一般的なのかもしれない。

3日目

朝9時にHaruがバスと電車に乗り継いでWest Rydeまで行き、ガソリンスタンドでレンタカーを借りる。基本的にレンタカーはシドニーの中心部か空港にしかないようだ。(と昨日のジョイネットのスタッフの方が教えてくれた)

 そして戻って来ると二人で家の見学に行く。

今日も空は快晴。とにかく空が青くて日差しが強い。

指定された時間に、家の前に行くと、不動産屋のスタッフが来て鍵を開けて見せてくれる。写真で見てイメージするのと実際に行って見てみるのではかなり違いがあったりする。(家の古さや、メンテナンスが行き届いているかどうかなど)

「1.Bath Room」と書いてあるので風呂場が1つかな、と思っていたら、「トイレ付きのシャワーが1つと、トイレ」だったり、広い裏庭があっていいな、と思っていたら「ここはあなた達が草刈りをしなければなりませんよ」と言われたり、いろいろやはり見てみないとわからない事がある。

スタッフはインド系の目の大きなきりっとした女性だった。お勧めの家を初めから言ってくれて、「この家は駅から遠すぎるので、見てもしょうがないわ。」などとアドヴァイスしてくれたり親切。見に来るのはチャイニーズ、東南アジア系、白人とここでも『人種のるつぼ』オーストラリアを感じた。

スタッフに中を見せてもらって4軒ほど見て回る。が、なかなかよい物件はない。

 
CIMG0226r そこで、一旦寮へ戻り、今度は子どもたちも連れて、昨日行った他の不動産屋さんの物件を自分たちで外側だけでも、と6,7軒見て回る。
 「ワー!」という子どもの歓声に、空を見上げると、真っ青な空に飛行機雲で文字が次々と描かれていっていた。

結局EPPINGEASTWOODを中心に探していたが、(電車の駅のある、便利そうな町)、雰囲気としてはMACQUARIE大学の近くの住宅街が、公園も近いし、落ち着いていていいかな、という感想をもった。道を聞いても人々がとても親切で余裕のある感じがした。駅の近くは、落書きがあったり、多少落ち着かない感じがする。(活気があると取ればそれもいいのだが、私たちは子どもたちがのびのび暮らせる場所というのをポイントにしているので)やはり田舎の方が時の流れがゆっくりしていて、私たちには住みやすいのかもしれないと思った。

それにしても車があると動きがこうも早いのかと実感した。家探しは車がないとアウト・・。あって当たり前のような感覚のものがない生活というのは(洗濯機も・・)いかに便利に暮らしていたか、日本での暮らしのありがたさがわかっていいかもしれない。

車の件で驚いたのは、結構みんな飛ばしていることだ。

「みんな、速く走ってるね。かあさん、よかったね。」とTaikiicon-ase

 運転は左側通行なのでラクだが、日本の交通との大きな違いは『ラウンドアバウト』というのがあることかな。交差点で、信号がなく、その代わりに中心に円があり、その周りをそれぞれの道から来た車が入ってきて、止まることなく、うまく抜けていく。 慣れてしまえば、とても合理的だ。

それはともかく、あまりいい収穫は得られなかった。ただ、少し基準がわかってきたから、よかったかも。 

2日目

朝食は寮で。ここでも「大丈夫?」とおばさんが声をかけてくれて、いろいろと教えてくれた。何種類ものパンや牛乳がある。果物、ヨーグルトが豊富にあるのも嬉しい。

CIMG0223r朝食が終えると早速家探しに出かける。(寮に泊めてもらうのは10日間なので、その間に家を決めて移動しなければならない)
背の高い木々、ハイビスカスのような花や、見たことのない花たちを見つけて思わず歓声をあげる。
とはいえ、とにかく今は家探し。実際に家を見せてくれるのは土曜日と決まっているようなので、今日(金曜日)のうちに不動産屋を回って、どの家を見て回るか決める必要がある。

 子どもを連れて回ると疲れそうなので、二人で出かける。午後は市の中心部まで行く用があるので、家族全員のバスと鉄道の一日フリーパスの切符DAY TRIPPERを買う。(大人一人につき子ども一人無料なので、大人二人分と子ども一人分計3枚のチケットを買うと、今日一日は家族でどのバスに乗っても、どの地下鉄に乗ってもいいという訳なのだ)

(値段は 大人$15 子ども$7.5

 バスは前から乗って、運転手に行き先を言って支払うか、カードを機械に挿入する。降りるバス停の前で日本と同じようにボタンを押してブザーを鳴らす。降りるのは後ろのドアからで、カードなど提示する必要はない。

大学の近く、EPPINGEASTWOOD3カ所の不動産屋を何軒か回って、めぼしい物件のめどをつける。

どこへ行っても感じるのは、東洋人がとても多いこと。中国人によく出会うような気がする。

EASTWOODは特に韓国人の店が多かった。

  明日行く所が決まった。次の目的は携帯電話を手に入れるのと、紀伊国屋に行ってみる事。

という事で市の中心部へみんなで出かける。日本人がやっている事務所(ジョイネット)に行って、日本語のメールができる携帯電話を借りる。(よく使われている携帯電話は、通話料やメール代が高いので、インターネットで探して見つけた)ジョイネットは、オーストラリアに来る日本人向けに語学学校を紹介したり、情報を提供したり、保険などもやっている。

 月$20のプランで携帯を3台借りる。

 明日の家の見学のためのレンタカーの手配もそこでしてくれたのでとても助かった。

 Haruがジョイネットで手続きをしている間に私と子ども達は紀伊国屋に行って、本を見る。日本語の本もかなり置いてあって意外だった。特にアニメは多い。何冊か選んでレジで支払おうとすると予想以上の金額でびっくり!少し減らしてもらおうとして何と言ったものかわからなくて口ごもっていると、店員さんが悟って、「OK!」と素早く対応してくれた。ここでも親切な対応にホッとする。

 さてみんなで家へ帰る。明日は家の見学(インスペクション)。しばらく盛りだくさんの毎日になりそうだ。