すべては「出会い」から・・

少林寺拳法の、昇段試験。Shouは無事合格して念願の黒帯をもらうことができた!最後の試合では中学生の部の準々優勝ができたし、自信をつける事ができたのもありがたい。何より彼が自信をもてたのは「出られる試合に出なかった事がない」という事で、結果はどうであれ、いつも立ち向かっていった、という事に自分なりにとても満足している。

試合に勝つ事よりも、真面目に努力する事、辛抱する事、正直でいる事、優しくある事、そんな事が大事だと教えてくださる師範。幼稚園年少の時から通い始めたが、子どもを見る目が厳しく優しい、そんな師範に子どもを見て育ててもらえて、私たち親も随分心強かった :angdhaat1:

一年間お休みしますが、今まで本当にありがとうございました。

日曜日はいろんな事があった。

まず、植物や自然をとても愛していて、センスがよくて、自由な感覚や発想がある、本当に得がたいお花の友達(発表会のフラワーアレンジメントなどいつもお願いしていた幼稚園で知り合ったコスモスのような女性)が、転勤で埼玉へ発った。

*お花(だけじゃなく雑草と呼ばれる草花も、そして花だけじゃなく葉も蔓も・・)にとっての友達だし、彼女自身が花のようだし・・説明が長いが、とても一言ではいえない、とにかくすごく美しい人なのだ。とらわれないで、自由でいて、それでいいのよって彼女はそう言っているような気がして、勝手にいつも元気づけられていた。

それから横浜から、お友達家族(こっちはやっぱり自然やお花が大好きで本当に可愛らしい彼女と優しいご主人、目のくるっとしてチャーミングなお嬢さん、そして元気でとっても素直な男の子)が久しぶりに福岡に来て、会うことができた。

どんなにつらくても、しんどくても、優しく笑顔でいられる彼女、大変な苦労があってもいつも可愛い人でいられるのはすごい。小さな草花や生き物達に優しい心や、いつでも少女のように可憐な心に、こっちまで力づけられていた。お互いに、楽しく頑張ろうね。

そして、夫が乗っていた車を売りに行く。乗りなれた車との別れも、やっぱりちょっとさびしいものだ。いい乗り手に出会ってね :carpink

 

花は桜・・

中学校の職場体験で行った近くの作業所でバザーがあるというので、Shouがずっと行きたいと言っていた。でも今日は父の七回忌。それでも挨拶に行くと言うので、朝9時頃、作業所に顔だけ見せに行く。

バザーの準備でお忙しいのに、笑顔で「又おいでね!」と言って下さった所長さん達、ありがとうございました。

sakura通りかかった西公園。これから花見客が来るのだろう。桜の花が咲き出した公園には出店が出ていた。

そして、法事があった博多区の寺の庭には、見とれるほど見事な枝垂桜。

帰りに通りがかった舞鶴公園の桜の木も、花をつけだしていた。お花見にはこれからがいい季節。桜の花を満喫してから旅立てるかな。

 

ひとつの別れ、そして始まり・・

中学校、小学校、学年の終わりの日だ。

子どもたちそれぞれ、1年間の思い出、これから日本を離れるだけに、一層かみしめてるようす。

中学一年間でShouは、身長が13cm伸びた。慎重派だが、色々な体験にしっかり食いついていって精神的に随分たくましくなってきた。Aiは、なかなか自分を出さなかったりするけど、それでも音楽が好きで、ピアノになると積極的にやっていった。今日は長い髪を少し切って、気分一新。新しい挑戦にも立ち向かう気満々。Taikiも、意外に外では気を使ったりしてるみたいだけど、根が陽気だから、大丈夫そう。

今日は10数年お世話になっている方(文庫活動や布絵本の製作、普及活動に貢献し続けていらっしゃる方)に、家族でご馳走になった。お腹に長男が入っている時から、お世話になり続けて、本当に頭が上がらない。おかげで子育ての時から絵本の世界がぐんと広がって、いろんな体験もさせていただいて、ありがたいばかりだ。

その先生を今ではしっかり支えている、2人のお友達も、年下なのにしっかりして私も助けてもらってばかりで・・優しい方達で・・申し訳ありません・・そして感謝・・!!

本当にありがとうございます :abbheartwing:

 

メンバー確定!

出発まで2週間をきった。今日はお墓参りに行く。

そして帰宅して・・電話を取ると、Popの出国OKの連絡が。

明日は子どもたちの修了式。そろそろ気持ちをしっかり向けて、荷造りなど始めよう。

連れていかれるのも、いろいろつらい事があって大変だけど、でも、やっぱり・・ホント、よかった・・ :pen0_46:

 

「♪♪ちゃん、みーつけた!」

suisen数日前、蕾ができているのに気づいて楽しみにしていたが、今日、漂う香りにふと見ると、花が開いていた。

「もういいかい?」「まーだだよ」って何回も繰り返す度に、期待でドキドキする気持ち。待つ事がなければ、感じる事もできないワクワク。この時期にはそんな気持ちがいっぱい楽しめる。

水仙の香りにはなぜか切なさを感じてしまうのだけど、この花はすばらしくふっくらした優しい香りをもっている。

エルリッチャー(Erlicheer)という種類の芳香性の房咲き水仙(Narcissus)。

《花言葉 自己愛》

ナルシサスという美少年が水面に映る自分の姿に恋をして、報いられることのない事を悲しみながら池に身を投じてしまった。そうして彼は水辺に咲く一輪の水仙になった。という話がある。

マホメットの教えにはこういう話もあるそうだ。「2切れのパンを持つ者は、その1切れを水仙と交換しなさい。パンは肉体に必要ですが、水仙は心に必要です。」

確かに花に助けられることは多い。海外で一体どんな花に出会えるんだろう?それも大きな楽しみのひとつになりそう。

『お散歩ブック』(杉浦さやか 著/角川文庫)という本を本屋で見つけた。いつでも、どこでもできる、お散歩のいろんな楽しみ方が載っていて、イラストなんか見ているだけでも楽しくなっちゃう。いろんな生命が「うーん!」ってのびをして、そろそろ目を覚ますかってゴソゴソしだした時期、これから、ほんとうにお散歩の楽しみがいっぱいの季節。

医療保険の選択

hiyasinsu庭に咲いたヒヤシンス。花数は少ないが、かえって清楚にも見える・・かな?

さて保険の話。外国の医療費はかなり高いので、こちらから海外駐在保険という保険に加入しておかないと大変な事になるかもしれない。例えば緊急事態になって救急車のお世話になっても、搬送費用として数万円の請求をされるそうなのだ。大手の保険会社にお願いしようと思っていたが、結局 Uni-Care というニュージーランドの保険会社(日本人がやっているウィング・オセアニアという代理店経由)にお願いする事にした。5人分1年間で11万円という事だ。(大手だと60万円以上かかる!)金額の違いは、どこからきているかというと、
?日本語24時間サービスがないこと、
?キャッシュレスではないこと(病院で治療の際にもらった領収証をUni-Careに郵送したら、後日、治療費を銀行に振り込んでくれる)、
?保険証は PDF ファイルとしてメールで送られてくるだけであり、紙の印刷物などは全くないこと、などである。
基本的に、Uni-Careへの治療費の請求は英語にて専用用紙に記入する必要があるのだが、ウィング・オセアニア経由で Uni-Care に加入した場合には、ウィング・オセアニアに対して日本語で治療費の請求を行えば、ウィング・オセアニアがそれを英訳して Uni-Care に渡してくれる。
利点としては、一般の駐在員保険では歯の治療は認められていないが、Uni-Care は、歯の痛み止め程度の治療費は認められている。それと、76歳未満の家族の不幸などの為の緊急帰国費用もカバーしている。大手の保険会社で緊急帰国費用もカバーすると、更に保険金を支払わなければならない。

無事保険証がメールで送られてきた。まさにインターネット時代の保険だ。

2種類のドキドキ

kiironohanaうーん、と・・思い出せない。何ていう名前だっけ?小さいけど、とっても明るくて可愛い花が庭に咲いてた。

今日は2度目の採血でやっぱりおびえるPop。検査の結果は木曜にわかるそうだけど・・。

国際免許証の申請に警察署へ行く。『署』に入るのは、なぜかドキドキする。免許証とパスポート、収入印紙一人2650円分を持って申請。書類に記入してきたが、手続きに10日程かかるそうだ。頼もしそうな警察の方が親切に対応してくれてホッとしたが、後日又、出頭だ・・。ふー!この緊張感は、過去に何か不適切な行動が?

子どもたちの服も、ユニクロとダイエーで、ある程度揃えた。あ、靴を忘れてた。2,3足ずつあればいいかな。コンタクトレンズも半年分くらいは手に入れなきゃ。明日行こう。

光の川?!

nanohana2昨日、カメラを持ってAiと「春を探しに・・」なんて言いながらショートドライブ。

これは近くの川に咲いていた菜の花(rape blossoms)《花言葉 快活 競争》。

水のない川に菜の花が光のように咲き乱れている!

            風景(純銀もざいく)

                  山村慕鳥

             いちめんのなのはな
             いちめんのなのはな
             いちめんのなのはな
             いちめんのなのはな
             いちめんのなのはな
             いちめんのなのはな
             いちめんのなのはな
             はるかなるむぎぶえ
             いちめんのなのはな

             いちめんのなのはな
             いちめんのなのはな
             いちめんのなのはな
             いちめんのなのはな
             いちめんのなのはな
             いちめんのなのはな
             いちめんのなのはな
             ひばりのおしやべり
             いちめんのなのはな

             いちめんのなのはな
             いちめんのなのはな
             いちめんのなのはな
             いちめんのなのはな
             いちめんのなのはな
             いちめんのなのはな
             いちめんのなのはな
             やめるはひるのつき
             いちめんのなのはな

一面に広がる菜の花畑のイメージ、目に見えるようなこの詩を読んだ時の印象はドキドキするほど強烈だった。でもこんな風景も意外性があってちょっと感動。

今朝は、山の上の方から、「ホーホケキョ・・」という鳴き声が聞こえていた。

感謝!!!

子どもをもってから、いろんな人と出会い、いろんな人と関わることができて、本当に人生が豊かになったと思う。ピアノを教えるのも「本当にいい加減にしかしませんよ!」と念をおしながら、それでも10数年やってきたが、ピアノの側にいて子ども達の純粋な気持ちと関わってこれたことは、すごいエネルギーになってたんだな・・と今つくづく感じる。

出会って10数年になるお友達、子どもの幼稚園で出会ったお友達・・本当に素敵な方達と知り合いになれて幸せだと思う。

何かに一生懸命向かっている人っていうのは、魅力的だし、輝いている。それはいくつになっても同じ事なんだな・・今日一緒に食事をしてくれた人たちの顔を見ながら、つくづくそう思った :**:

子育てに、仕事に、家事に、趣味に、勉強に・・何にでも夢中になったら、それはいくらでも面白くできるし、いくらでも深められるのかも。

生きていくのは大変!ってため息つく事もいっぱいあるけど、元気づけられる人たちの存在もたくさんある :anhaonpuu20:

 

校長先生の背中には・・

hanga2明日は小学校の卒業式。小学校に行くと、校長先生が何やら一生懸命作業をしていらっしゃる。聞いてみると、卒業する子どもたちに、ご自分で描いた版画をプレゼントする準備をなさっているそうだ。

卒業生に手作りのプレゼントを・・という事で2年前から独学で版画を始められて、今年もお忙しい中、作品を創られたらしい。

時間をかけて、心をこめて創った手作りのプレゼント。いかにも先生らしい優しさだ。

新学期が始まったある日、校庭に花の球根をいっぱい積んだリヤカーを押した、麦わら帽子で首にタオルを巻いた日焼けしたおじさんがいる・・と思ったら校長先生だった!初めてお会いした時の図をまざまざと思い出した。

校長先生のお顔はいつも優しく笑っているようだけど、背中には二つの文字がはっきりと見える。体で教えるとはこの事だと思う。

親や先生方や、たくさんの人たちの思いがいっぱい込められた卒業式、良い天気に恵まれますように・・!