今日はIECの終業式兼卒業式。(6月30日の記事のようなもの)
数日前、Shouが、
「かあちゃん、オレ、ピアノ弾くよ。」
と言うので、話を聞いてみると、
「今度卒業する中に、仲良くなった人がおるっちゃん。贈りたいけん・・。」
プレゼントする意味でピアノを弾きたい、という話だった。
タイトルも『めぐりあい』。
ただ、できるから・・というのではなく、気持ちを伝えたい、というはっきりとした意志があってのことなので、私としてはとても嬉しい話だった。
式の中で、演奏する時間があるので、先生に弾かせてほしいと、頼んだそうだ。
OKサインが出て、実現。
「大切なことは、気持ちだから・・。間違えても気にしないで、心をこめて弾こうね。」
と見送った。
一方、Aiも今日は午前中にファッションショーに出ると言う。
この行事も毎学期あるもので、色々な国の生徒たちが、それぞれの国の衣装を着て舞台に立つ。
前回も先生に出ないかと聞かれたのだが、キモノやユカタは持っていないので、断っていた。
今回は、「ユカタと袴を貸してくれる人がいるから、是非出てね。」
と、先生から頼まれたらしく、Hちゃん(日本人の女の子)と相談して出ることに決めたらしい。
Aiは、上は日本から持ってきていた少林寺拳法の胴着、それに紺の袴といういでたち。
Hちゃんはユカタを着ることにしたらしく、帯がないけど、どうしょうか・・と、二人で色々考えていた。 幸い日本から和風の生地をいくらか持ってきていたので、何とかそれを帯らしく形にして腰に付けることに。 この二人の助け合う様子は、なんだか微笑ましかった。支え合って行ける友達がいるのは、本当に心強い。
学期の最終日。明日から少しゆっくりできる。
帰って来た子どもたちは、晴れ晴れとした顔だった。
Aiちゃん、胴着持っていってたんだ!みんなで基本運動やってるの?終業式と卒業式が一緒というのも奇妙な感じだね。だって、また新学期にね〜ってなりそう
図書館いってきました。所在不明の未返却本は5冊なんで、学校中を探索さ〜。図書室と絵本の部屋にはなかった。なんか、もっと本を大事にしてね、て言いたいよ。
10月9日は拳法の奉納試合です。なんと、REINAも出るのさ乱取り見てても、てれてれしてて、一つ突きを出す間に、相手から5倍くらいの突きが入ってる感じだよ出るって言っただけでも偉いと誉めてあげるわ。
わた母さんへ
お疲れさまでした!図書館行って、本を探し回って・・大変だったね!
物があふれてる時代だけど、一冊の本の重さ、わかってほしいよね・・。
奉納試合、REINAちゃんも・・すごいね!
試合の緊張感に耐えて、そこに立って、挨拶して、試合して、礼をして・・。それだけですごいことだといつも思うよ。うんと誉めてあげてね。
(私ならば、子どもの時、拳法の試合に出るなんて、絶対そんな勇気はなかったから、本当にみんなすごい!っていつも感動します)
でも、そんな経験は、後になってすごい勇気や自信になるから・・。
うちの子たちも、いろんな思い出のこもった胴着は、とても大切なものみたいで、こっちにも大事に持ってきました。(基本運動・・とんでもない!ここでは思い切りのんびりライフ。日本に帰ったら、テンポについていけないかも・・。)
試合は、親も(見るのも結構つらいよね)大変だけど、がんばってね!