朝から次々と荷物が届く。
ピアノは運送屋さんの後にご主人がついてきてくれて、運び込まれるのを見届けてくれていた。子どもたちが挨拶すると、ニコニコしていたが、後からなんと「子ども達には、まだ友達がいないんじゃないですか?知り合いの日本人を紹介しましょう。」と言ってくれた。なんて親切な・・。
その後は電気屋さん。ピアスにcapの色白のお兄さんで、電灯とオーブンの問題を解決してくれた。オーブンは、ブレイカーがOFFになっていただけの事らしい。「よかった・・」とホッとした顔をすると「No Worry! No Worry!」(心配ないよ!)と笑顔。これまた助かった。
ソファーを運んで来たのは浅黒い肌のお兄さん。やっぱり(そうではないかと噂していたら)一人で3人掛けのソファーを軽々と持ち上げて来て、二つ、ひょいひょいと運び込み、「じゃ!」と、風のように去って行った。
最後は日通さん。子どもが先に応対したのだが、Taikiが、「日本語を練習してきたみたいよ」と私に耳打ちしてきた。「結構いっしょうけんめいやったみたい。」彼はこの国には日本人はいないと思っていたようだ。でも、どう見ても日本人でした。(又勘違いだったりして・・いやいや) 段ボールを運びこむ丁寧さ、後にひとつもゴミを残さない気の配り方、最後に「段ボールがじゃまになるようでしたら、すぐに取りに伺いますので、ご連絡下さい。」という丁寧な、日本語!(久しぶりに家族以外と日本語で会話をした♪)なんだかホッとした。
子どもたちも、馴染みの物が届いて、嬉しい様子。早速みんなで遊戯王カードをしていた。(Taikiが、カードが届いてあんまり喜んでるので)
オーブンも動いたし、早速チキンを焼いていたら、突然「リーーーーーン」とすごい音!しかも止まらない・・。耳がおかしくなりそうなほどの大きな音だ。天井の煙探知機が作動したらしい。換気扇を回し、ドアを開けるが止まりそうにもない。Aiがクッションを持ってきて「これで押さえて!!」と言い、Haruがテーブルに乗って、天井を押さえる。・・と、止まった!
私は窓を開けようとするが、堅くて動かない。Shouが、「父ちゃん、オレが替わるから、開けてあげて」と言う。Haruがクッションを放した瞬間、又「リーーーーーン」。そこへサッとShouの手が押さえる。窓をようやく開けてもらって、空気をしばらく入れ換え、そうっとクッションを離してもらうと・・今度は大丈夫。
いやはや大変な騒ぎだった。
でも、この後、この日、きっとみんなが一番嬉しかった事が待っていた。
それはご飯。当たり前のようだが、約三週間ぶりのご飯(白いお米を炊いた物)は本当に感動的で、みんなかみしめるように、味わっていた。(炊飯器をくださったまいぽさん、ほんとにほんとにありがとう!!)10kg、9ドルのオーストラリア米(サンライズという中粒米で、小さくて細長い、何というかとてもさっぱりした味のお米)だったが、緊張の後だった事もあり、みんな、なんだか感動・・という面持ちでうっとりしていた。
元気回復!・・かくして又明日への活力を養うのであった。
うん、うん、よかったですねー!お米おいしいですよね。ホント。ほぼ一ヵ月ぶりじゃないですか?私も、久々にご飯を炊いた時の感動を思い出しました。
不思議なもので、子どもは荷物が届いて(特におもちゃとか)、日本で身近にあった空気を感じると、とっても安心するみたいですね。うちは小さなかごに入った、木でできた汽車のおもちゃと動物のお人形がついたお手玉でした。
TAIKIくんのカードも、そうなんじゃないかなあ。日本に帰るときも、そちらで使っていたおもちゃを足して持って帰ってあげたらいいですよー。運賃かかるけど。
私のほうは、ここ一週間のド緊張で肩凝りがひどく(こちらのみなさま、よくおわかりですよね、夜も昼も体育館寒かったよね…あれ?またまた私だけ?)、これが家庭訪問が終わる連休明けまで続きそうです。肩に貼った三枚の湿布をなでつつ、オーストラリアの人って肩凝るのかなあ…と、ふと考える一日でした。
MARIさんちは、どちらかというと今は筋肉痛ですよね、きっと。
もしかして、例の**決め???
お疲れさまです・・
荷ほどきも無事すんで(量が少なかったので、あっという間)なんとか筋肉痛にもならず(ショッピングでの荷物運びも、いい運動になっています)
今日もみんなで白いおまんまを味わっておりました。ありがとう!!
こちらではサロンパスみたいなのがないと聞いてますが、肩こりはどうだろう?今のところ、TVの宣伝では見たことないです。どうやらここでは『肥満』が大きな社会問題になっているようで、疲れて目や肩が痛い・・というより、のんびりしすぎて太りすぎて足や胸に負担が・・というパターンの方が多いような・・。(甘い物が多い!プラス乳製品が安くておいしいし、肉類は豊富だし、ついつい太ってしまうのでしょう・・)気をつけないと私達も・・!ちょっとHaruの太ったところが見たいような気もします。さてどうなるかな?