昨日と違って、学校から帰って来たTaikiの表情は明るかった。
昨日のお友達とも、仲良くちょっと話もできたし、一緒にサッカーで遊んだようだ。
いつもTaikiの側に来て助けてくれるのは、ティモシーとアンドリュー。
アンドリューは、ブラジルから来たようで、結構英語はわかっているのだが、時々まだわからない事もあるようだ。
先生が、難しい話をして、わからないと、Taikiと二人で、顔を見合わせて
「わからないねえ・・!」
とジェスチャーで合図をして、お互いにニッコリしたりするらしい。
彼もとても優しい子で、結構気持ちが通じているようだ。
「5日に一度くらい、校庭でケンカがあるっちゃんね・・。すごいよ!」
とTaikiは言う。容赦なく蹴ったりなぐったり、とっくみあいが始まるようだ。
子どもの世界は、やはり厳しいものがある。
が、いつも、強く自己主張をしなければならないという訳でもない。
聞かれた時に、はっきり自分の意志を言わなければまずいのは確かだが、わからなければ、わからないと言えば、それで済む。
「学校、楽しい?」
と聞くと、
「うん!面白いよ。今日もね・・。」
と、次々と学校の話をしだすTaikiの様子に、ホッとした。
こんばんは。
子供の世界って、毎日変化しますよね。
Taikiくん、今日は楽しい一日が過ごせたようでよかった!
自分が子供の頃を振り返ってみると(だんだん思い出せなくなっているけど)状況がコロコロ変化したりして、涙が笑顔に変わるのも早かったり・・・。
昔と違って、いろいろキビシイ面もあるだろうけど、頑張って乗り越えて、たくましく成長する姿をドキドキしながら見守りたいですね。
我が家のお嬢も、転園、転校を何度かしているうちに、少しずつ鍛えられて来たのかも知れないけど、まだまだ悩むことも多いようです。
親子共々、まだまだ成長中?!です(笑)
らむねさんへ
「こっちでも日本でも、ケンカしても、みんな次の日には忘れて仲良くしとっちゃんね・・。なんか、友達も、日本と同じような感じやン。」
ある日のTaikiの感想です。
外国人も、日本人も、同じような気持ちをもってるんだ・・と実感しているようです。
ゲームでも、いくらスムーズに行っても、最後のボスに行き着いたとき、経験値がないと、強い武器を持っていても、クリアできない。面倒でも、ひとつひとつ経験を積んで、経験値を上げていくと、本当の「使える」力がついてくるんだろうね。
「まず自分を大切にして、人には、相手の事や気持ちを考えて、自分ができることをしようね。」
そんな事しか子どもに言えないけど、そんな単純な事が、結構、難しいこともあるんだよね・・。
少しずつ、子どもと一緒に成長していこうね・・。