Taikiの学校では、今日は『Mufti Day』(「生徒が私服を着てきても良い日」)。その日は私服を着ていく代わりにゴールドコイン(1ドルか2ドル)を払うことになっているらしい。Mufti Moneyといって、災害の基金などに寄付されるということだ。
学校のお便りには、ロックスターやスポーツスターの服を着てきていいのだ、と書いてあるので、仮装大会かと思っていたが、そういうわけではなく、ほとんどの生徒は普通の私服を着ていたらしい。勿論、二人ほど小さなスーパーマンがいたようだ。
Taikiのクラスの仲の良い友達も、パイレーツ・オブ・カリビアンの格好で、カッコイイ剣まで差して来ていたらしい。図書の先生はキング・アーサーだったとか。
IECの方では、普通の授業だった。
数学で今図形をやっているのだが、その用語は聞いたことも見たこともないような言葉ばかりで、教えてあげようもない。
数学用語などの説明のプリントを先生が配ってくれたようだが、見せてもらってびっくり。
IECのクラスにイランやアフガニスタンの子がいるおかげで、平行四辺形のペルシャ語訳まで目にすることができるとは・・。
残念ながら、この地域では少数民族のため、日本語はなし・・。日本人は漢字を使うから、漢字を書いておけばわかるだろう、ということなのだろう。(日本の漢字と、ちょっと違うところもあるのだけど・・)
だが、漢字が書いてあると、確かになんとか理解できる。
こうやって見てみると、見て意味が推測できる表意文字というのはすごい!と(唯一わかる言語なので、ではあるが)改めて思う。たったの一文字でイメージが掴めてしまう。
韓国でも漢字は昔から使われていたらしい。が、だんだんハングル文字しか使われなくなりつつあるのだとか。
とはいえ、多分、英語であっても、言葉の語源を知ることで、おおよその意味を掴んだりすることはできるのだろうが、悲しいかな、そこまで教養が身に付いていない。ペルシャ語にいたっては、全く謎の図形にしか見えない。
Shouの今のクラスにはイラン人が3人、アフガニスタン人が4人、中国人が3人、韓国人が3人、そして日本人が1人。
小さな多国籍社会がクラスの中にあって、最初はびっくりするばかりだったが、その中にいて見聞きすることが、結構面白く思えるようになってきているようだ。
AIさん
オーストラリアでは私服を着て来ていい日とかあるんだね。
日本はいつも私服だけれど・・・
ところで、手紙届いた?
オーストラリアに宿題持ってきていい?
遊び物・・・
なかなか思いつかないんだよね
・・・・・・・
H・Yさんへ
オーストラリアでも、私服を着て行っていい日があったみたいです。
日本の(ほとんどの)小学校は、確かにいつも私服でいいからいいよね〜。
今のうちに私服を(?)エンジョイしてね〜!
手紙は届いたよ!ありがとう!
メール送ったんで、詳しくはそれを見てね〜!
オーストラリアに宿題は…ぜひ持ってきて下さい!
遊び物は、まあだいたいの物はあると思うから、何か特別な物意外は持ってこなくても大丈夫だよ!
ということで、またね〜