朝からみんなで大工仕事にとりかかる。
今日作ったのは、テーブル2つと椅子8脚、パソコン机と整理棚。子ども達もがんばってくれて、汗かきながら、手が痛くなるまで働いた。気分は開拓時代。(勿論キットになっているので、そんなに難しくはない。)でもきっと、自分たちで作った家具で生活できるのはとてもいい思い出になるんじゃないかな。
そうこうしてる間に、ブラインドを付けに職人さんがやってきた。3部屋、年代物の破れたレースのカーテンのみがついている窓があったのだが、全てブラインドに付け替えてくれた。
玄関で「靴を脱いでもらえませんか?」と言うと、「うちでも、かみさんが家をきれいにしたいからって言って、靴を脱がせるんですよ。オーケー!いつものことでっさ。」(みたいな感じ)と快く脱いでくれた。ブラインドになった窓はすごく明るくなって、よかった。
ところで家を借りる時には、「コンディション レポート」という書類(壁のひび割れや、壊れている箇所など、あらかじめ点検して、記入しておく書類。家主の責任で修理してもらえる所もあるので、しっかり点検しなければいけないそうだ。家を返す時にも、どこが始めから壊れていた所と、借り主が壊した所と、はっきりするので役立つ)を不動産屋さんに出さなければならない。今日、ひび割れ箇所などを写真で添付して、その書類を出すことにした。オーブンが壊れているのと、窓が一枚ヒビが入っているのと、キッチンの明かりがひとつつかないのは、家主がなんとかしてくれたらいいんだけどな・・。
さてその書類の提出も終わったので、いざ、『アリの巣コロリ』を探しに行こう!おっと、本当は洗濯機が先決だった。山のようにたまっていく洗濯物の中から、子どもは汚れたズボンを取りだして身につけようとしていたではないか!!開拓時代の生活をしても、なんとか清潔な文明人であって欲しいので止めたけど、確かにだんだん着る物がなくなってきたようだ。 でもなかなか手頃なのは見つからない。電気製品は、価格が高いのだ。安売りの店も洗濯機はいいのがなかったし・・。
とりあえず時間切れで、今日は食品を仕入れて帰ることに。そしてウールワースに行くと、あった!念願の『アリの巣コロリ』(ANT-RID)!すっかり幸せな気持ちになって帰宅する。
夕食はラムの肉と芽キャベツ、ミニタマネギ、ジャガイモなどを入れて、煮込む。キュウリが大根ほど大きかったり、ちっちゃいタマネギをむいてみたら紫色だったり、色々、試してみたい素材があって、楽しい。特にみんなが気に入っているのは、小さいリンゴ(ちょうど、丸かじりにいい大きさ)で、毎日のように、かじっている。種類はたくさんあって、わけがわからないけど、今は赤いデリシャスの小ぶりのリンゴを買って、食べている。バナナも、丸々として太い「Lady's Finger」というのを買ってみたが、皮が厚くて、野性的な味がした。(香りが青い!って感じ)
レンタカーを延長して結局明日まで(4日間)借りたので、できれば明日、車と洗濯機のめどをつけたいものだけど・・。とにかく、ひとまず家らしくなってきた。