家の中にいるのに、どこからともなく花の香りがしてくる。
古い家で、あちこち隙間があるので、冬はしんしんと寒かったが、同じ隙間から、春には花の香りが漂ってきて心地よく過ごさせてくれるというわけだ。
香りをたどって行くと、オレンジの木に白い花が咲いていて、甘い香りをさせている。
その隣には、藤の花が、ふんわりと薄紫の霞のような景色をつくっていた。
9月の第一日曜日は『父の日』。
「お父さんに、買ってあげませんか?」
と、TVなので、大工道具の宣伝をしていた。
Taikiの学校では、金曜日に、お父さんへのプレゼントを買いましょう、という趣旨で小さな売店が出て、クラス毎に買い物を楽しんだ。
(ちなみに母の日は日本と同じ。)
今週、上の二人は学校のエクスカージョンという事で、キャンベラまで一泊旅行に行く。
その準備をしていたら、若干足りない物がある。
というわけで、日曜は、DFO(アウトレットの店)に行ってきた。
駐車場の柵の向こうには、馬や鳥たちがいた。無造作に放り投げられたパン(賞味期限切れか?)を鳥たちが忙しくつついている、子どもたちは学校でよくみる鳥だと言っていた。
そして店の近くに咲いていた愛らしい花。
DFOには衣類、食器などのアウトレット商品を扱う店がたくさん並んでいるのだが、念願の『ガーリックプレス』(にんにくすりつぶし器)も見つけて、大満足。
(何を今さら・・と思われる方も多いと思うが、私は初めて見たものだったので、後で試してみてびっくり。
本当にあっという間にニンニクがつぶれたのに、感激してしまった。)
それから、野菜を買うなら・・ということで、日曜しか開いていないシドニーマーケットに向かう。
(*5月29日の市場の写真の場所)
2度目の体験だが、やっぱり面白い場所だった。賑やかなこと、様々な人間たちがいること、細かい物から寝具まで、売っている物の種類が多いこと・・。
品質や、清潔さ、などを望むのでなければ、買い物も楽しめるし、たとえ何も買わなくても、見ているだけで面白いものがある。
白菜一玉1ドル。イチゴ一パック1ドル。これは助かる。
悪くなりかけの物も混ざっているので、よく選んで買わないといけないが・・。
そして、驚いたことに、リンゴ一箱6ドル。これには感動した。箱に2層になっていて、この値段。
このリンゴはジョナゴールドで、日本でよく見かけるリンゴの大きさと比べると、これくらい小さい。(写真右)
しつこいようだが、名前書きペンと比べると、このくらいのサイズ。
まるかじり用にもってこいだし、小腹のすいた時に便利なので、リンゴは常備するようにと思っているのだけど、ここでパックで買えば、毎回の買い物がずいぶんラクになりそうだ。
リンゴはカゴに入れて飾っておくだけでも美しいが、健康にも良いし、置いておくと、部屋にその香りが漂ってくるのもたまらない。
たくさんのリンゴたちと過ごすしあわせ。
アップルパイ・アップルパイ
あ〜〜どーしてもこんなにたくさんのりんごを見るとアップルパイの事を書きたくなってしまう
りんご3個ほどを皮付きのまま太めにスライスして適量の砂糖を振りかけ(そんなに多くない)リキュール又はワイン・シナモンで煮詰めて、パイシートにのせてオーブンで焼く。アイスとか生クリームをのせて食べる・・・参考になるかどうか。別の美味しい食べ方を知っていたらごめんなさい先日長男が一人で全部食っちゃったほどで、うちではよく作っています。この頃涼しくてとっても気分が良いです。風邪が良くなって良かったですね。知らないうちに疲れが溜まってたんでしょう。ゆっくり過ごしてくださいね。では、また・・・
mizoguchiさんへ
ありがとう
おいしそう!早速やってみますね。リンゴ、長く置いておいたら悪くなるし、何ができるのかな・・って考えてました。
パイシート、探してみよう。色々つかえそうだね。アイディア、助かります。
本当にありがとう。