庭に咲いたヒヤシンス。花数は少ないが、かえって清楚にも見える・・かな?
さて保険の話。外国の医療費はかなり高いので、こちらから海外駐在保険という保険に加入しておかないと大変な事になるかもしれない。例えば緊急事態になって救急車のお世話になっても、搬送費用として数万円の請求をされるそうなのだ。大手の保険会社にお願いしようと思っていたが、結局 Uni-Care というニュージーランドの保険会社(日本人がやっているウィング・オセアニアという代理店経由)にお願いする事にした。5人分1年間で11万円という事だ。(大手だと60万円以上かかる!)金額の違いは、どこからきているかというと、
?日本語24時間サービスがないこと、
?キャッシュレスではないこと(病院で治療の際にもらった領収証をUni-Careに郵送したら、後日、治療費を銀行に振り込んでくれる)、
?保険証は PDF ファイルとしてメールで送られてくるだけであり、紙の印刷物などは全くないこと、などである。
基本的に、Uni-Careへの治療費の請求は英語にて専用用紙に記入する必要があるのだが、ウィング・オセアニア経由で Uni-Care に加入した場合には、ウィング・オセアニアに対して日本語で治療費の請求を行えば、ウィング・オセアニアがそれを英訳して Uni-Care に渡してくれる。
利点としては、一般の駐在員保険では歯の治療は認められていないが、Uni-Care は、歯の痛み止め程度の治療費は認められている。それと、76歳未満の家族の不幸などの為の緊急帰国費用もカバーしている。大手の保険会社で緊急帰国費用もカバーすると、更に保険金を支払わなければならない。
無事保険証がメールで送られてきた。まさにインターネット時代の保険だ。
病は気から…とはいうものの。
そんなに医療保険がかかるとは知りませんでした。
イギリスで子どもが急に熱を出して、夜中に現地の救急サービスに相談したことがありますが、“冷たいシャワーを浴びさせなさい”なんて、本では読んだことがあるけど、本当に言われるとは思いませんでした。
助かったのは、日本で子どもの簡単な薬を病院でもらっていたので、日本の調剤薬局に電話してアドバイスを受けられたことです。オーストラリアは時差があまりないから、聞きやすいかもしれませんね。
自分が夜中に熱が急に出たときは、震えも止まらず、子どもの世話をどうしよう、この子は私が作ったものしかまだ食べられないし…なんて考えると涙が出て仕方がありませんでした。
後日談…朝おとーさんを起こすと、“じゃあ、自分が朝食を作ろう!”と、張り切って台所へ。一時間経っても、音沙汰なし。様子を見に行くとやっと前日洗いそこなった食器を洗っただけ。“私がしたほうが早いっ!”。それ以来、うちのおとーさんが食事を作ることはありませんでした。ついでに私の熱も夕方には下がりました…。
病気だと気力も失せるしね・・
子どもが小さかったから、それだけでも大変なのに、病気なんかになっちゃったら・・本当にパニックになっちゃうくらい大変だよね。よく頑張りぬいてきましたね・・。
でもお医者さんに日本語で指示を受けられると、安心だよね。いざとなったら、国際電話があるから電話しよう・・聞いておいてよかったです。
気力で治せるものと、やっぱりそうもいかないものと、あるよね。疲れくると、だんだん気力も出なくなるしね。