2024年02月17日(土)

天候:快晴
参加者:田崎、野中、伊藤、平田正義
走行距離:240km(8時45分~18時15分)
記録:田崎

 正式なツーリング開始は3月ではあるが,天気も良さそうだし,2月17日,梅林巡りのトライアルツーリングを敢行する事になった。
 予報では朝6時の気温が3度,それから徐々に気温は上がるものの,午後2時頃の最高気温は14度止まりあった。寒くなることを予想して,電熱ベストを着,インナーを付けた冬用のライディングジャケットを着,更に電熱グローブを付けて寒さに備えた。
 さて,昨年の11月以来,バイクに乗る機会も少なかったし,早朝の気温も低く,バッテリーが心配であった。案の定,セルは回るがエンジンがかからない。仕方なく下り坂を利用してエンジンを走りかけ。3回目のトライで始動,ひとまずホッとした。いつもガソリンを入れる我が家の近くのスタンドによってタンクを満たしてから集合場所に行きたかったが,少しでも長くエンジンを回すために,集合場所である福重のナフコの近くのガソリンスタンドまで行って給油。給油後恐る恐るセルを回すと,無事エンジン始動。
 今回は諸般の事情で,午前9時の集合時間の30分前には参加者4人中3人が揃っていた。最後の平田さんが到着されて,すぐにインカムを繋ぎ,予定より早く,8時45分に出発。交通量もそれほど多くなく,R202を西に向かって快走。
 二丈町吉井の河津桜を見るために「福吉・七山 出口」を降りる。出口を降りてT字路を左折。マムシ温泉の横を通って少し走り,右折して広場に出る。広場は下が土で,バイクのサイドスタンドが土にめり込む。サイドスタンドプレートを持って来なかったことを後悔した。広場に駐車して河津桜が満開の河原に出る。河津桜が数十メートルにわたって川岸に沿って並び,ピンクの花が快晴の青空に映えていた。暫く河津桜を楽しんで再び202号線に戻り次の目的地伊万里梅園藤の尾に向かう。
二丈町吉井河津桜_風景二条町吉井河津_集合

 めいっぱい厚着してきたお陰で寒さは感じない。しかし,唐津を過ぎたあたりに設置されている温度計は7度前後を示していた。伊万里東府招で西九州自動車道を降り,いつものように道路右側のセブンイレブン伊万里南波多店で一休み。再び202号線を走り,白野北交差点を右折し,伊万里実業高校の北西にある伊万里梅園藤の尾に至る。伊万里梅園藤の尾は南に伊万里市街を挟んで青螺山,黒髪山などを望む盆地状の場所にあり,整備された広い梅林では人の目の高さ程に揃えられた梅の木々が淡いピンクがかった白い花を咲かせていた。
240217_伊万里梅園藤の尾.jpg240217_伊万里梅園藤の尾_集合.jpg
 伊万里梅園藤の尾を出て次の目的地小城市牛尾梅林に向けてR498 を南東武雄方面に走り,北方工業団地入口を左折してR34に入る。途中昼食の時間になったので武雄北方の井手ちゃんぽん本店で昼食。幸い待ち行列も短く,店員さんの計らいで,靴を脱がずに4人一緒に食事ができる椅子のテーブル席で食事をする事ができた。定番のもやしいっぱいの井手ちゃんぽん,野中さんは特製ちゃんぽん,伊藤さんはかつ丼を注文。井手ちゃんぽんのかつ丼はこれからの定番になるそうである。
240217_井手ちゃんぽん.jpg240217_特製ちゃんぽん.jpg

 井手ちゃんぽんを出てR34(R207)の牛津町砥川新宿交差点を左折,牛尾梅林に至る。牛尾梅林でも伊万里の藤の尾梅林同様,人の目の高さに揃えられた梅の木が,広大な山の斜面に白い花を咲かせていた。この頃になると気温も上がり,梅林の上り坂を歩いたこともあり,汗ばむ程の陽気になった。平田さん情報では途中の温度表示に20度と出ていたそうである。確かに,さもありなん,と言う感じであった。牛尾梅林の駐車場を出るときには,ライディングジャケットのインナーを外し,電熱グローブは皮手袋に替えた。
240217_小城市牛尾梅林.jpg240217_小城市牛尾梅林_集合.jpg

 牛尾梅林を出て八女市の谷川梅林に向かう。牛尾梅林を出てr212,r48,R263,R208,r442さらにR3。この辺から道が複雑になった。カーナビは平田さんのバイク,田崎のバイク,野中さんのバイクに装備されているが,田崎のバイクのナビ(野中さんのナビと同じ)は目的地を入力するのが不便で,番地まで含む正確な住所か電話番号を入力しないとなかなかヒットしない。平田さんのナビの目的地の入力はもう少し便利らしいが谷川梅林はヒットしなかったらしい。そこで,谷川梅林の近くと思しき場所を入力して谷川梅林に向かうが,なかなか谷川梅林には到達しなかった。「梅花園」と言う看板を見たときはここだと確信したが養護老人ホームであった。商業化された観光地でもないので,カーナビで捉えるのは難しいようである。暫く迷った後,谷川梅林に到着。ここも山の斜面に広大な梅林が広がり,梅の花が咲き誇っていた。これまでの梅園に比べると古木が多いように感じられた。ここでは2月23日からの25日まで,何かの催しがあるらしく,テントが張られていたが,今日はまだ人も少なく,ゆっくりと梅の花を楽しむことができた。

240217_バイク勢ぞろい.jpg240217_バイクat谷川梅林.jpg

 谷川梅林を出て帰途に就く。取り敢えずR3をひたすら北上する事にする。しかし,久留米市に入ったあたりから渋滞に巻き込まれた。暫くのろのろ運転に付き合ったが,平田さんと田崎は吉野ヶ里,東脊振トンネルを経て那珂川町に抜ける事にし,一方,野中さんと伊藤さんはR3を直進して最寄りのインターから九州道に乗られると言う事で,上津荒木という交差点で分かれた。平田さんと田崎が通ったルート,r22,r46を通って東脊振トンネルを抜け那珂川に至るルートは渋滞もなく気持ちよく走ることができた。八女方面から福岡に帰る際はこのルートはお勧めのルートである。
 冬の寒い時期に,快晴の好天に恵まれ,河津桜と3か所の梅林を巡った,満足のトライアルツーリングであった。
240217_全ルート.jpg
全行程
福重ナフコ(8時45分) → R202 → 西九州自動車道 → 二丈町吉井(河津桜) → 西九州自動車道路 →R202 → 伊万里梅園藤ノ尾(10時50分)→ R498→ R34→ 北方町井出ちゃんぽん(12時)→ R207→ 小城市牛尾梅林(13時10分)→ R264→ R208→ R3→ 八女市谷川梅林(16時)→ R3→ R209→ R264→ R385(東脊振トンネル)→ 県道136 → 野方(18時15分)

blog/2024年02月17日_土.txt · 最終更新: 2024/03/02 05:21 by yositake