2022年07月16日(土)

天候:曇り時々晴れ
参加者:田崎、林、石橋、菅原、平田正義
走行距離:315km(8時~18時15分)
記録:平田正義

 「お名前は? 」石橋です。「6番目になります。」このやり取りの後が長かった!席に付いたのは40分後、店に入ってから食べ終わって出るまで1時間以上掛ったことになる。長与町のぐるなび評価4越えの中華店での客待ち行列。原因は、駐車場10台以上のスペースに対し、店内の4人掛けテーブル4台、しかも店内客の注文と同時に電話注文をさばきながら、それを受け取りに来る客が2組割り込んで来た。席に付いてチャンポン、皿うどんを注文し、出待ちはそれ程長くは感じなかった。

出された物を見てびっくり、どう見ても1.5~2人前の盛り様。皆食べきれるか心配しながら箸をつけ、味にも満足。皆頑張って完食に挑戦し何とか収めるも、コーナーリングでお腹をゆすり続けても夕方まで空腹感を生じさせなかったのは言うまでもない。
 今回のツーリングは当日の各県降水確率を参考に西部方面が候補に挙がり、スタート時点では長崎市海岸の倒れそうで倒れない「りんご岩」を目指したが、途中で時間が掛かりそうなのでまたの機会にする事に。ルート的に鹿島市からR444を越え大村市に向かっていたので、久方ぶりの大村湾周回ツーリングへ変更。静かな大村湾とミカン山を望むR207は交通量も少なく、お勧めコースではあるが、途中から単なるミカン山の農道と化す。幅員は普通トラックでさえ離合が難しい短いカーブの連続で、国道標識がなければ農道と見間違う事間違いなし。大型車やトラックが諫早から時津町方面に向かうには、R34がう回路として利用されているようで、その手の車両はR207では見かけなかった。丁度昼食タイムにかかり、大村湾を見下ろす景勝地の堂先ノ鼻公園に立ち寄らなかったことが悔やまれる。また次の機会に譲る事にしよう。
 今回も有明海沿岸道路を佐賀市郊外の嘉瀬南ICから利用し白石町まで一飛び、今の時期、見降ろす農地には水田、大豆畑、レンコン畑が広がり、白く可憐な蓮の花が緑の葉っぱのアクセントとなっていた。

 天気が良ければ道路上からその山容が見渡せる多良岳の8合目から上は雲の中。R444を越えるときにガス雲の中に入るのかと心配したが、通過する頃には雲はとれていた。ただ鹿島市からお勧めツーリングコースであるR444へ入ったところからトラックに行く手を阻まれ、大村市まで大名行列の3番手を務めることになる。
 12時過ぎに長与町に入り、漸く見つけた食事処が頭書の中華「ながさこ」食堂。店の前のベンチに待ち行列があり、それを見てここにするか迷ったが、ぐるなび評価を見て行列に加わることに。店構えから広い店内を想像したが、入ると8畳くらいの広さでびっくり。厨房は2人で切り盛りしていたが、さすが中華、特に麺類は手際が良いようで5人分のオーダーが殆ど同時に出てきた。皆さん意地で完食を目指す。

 バイクインカムから悲鳴が!昼食後、時津町から長崎県民の森へ続く県道204号へ右折時、前方から左折ウインカーを出した大型ダンプが見えていたので先に右折。最後尾の田崎さんの右折タイミングはギリギリだったようで、躊躇し止まった瞬間エンスト!悔恨残る右側への立ちごけ。その時平田までは離隔距離があり、インカムの電波状態が今一で、当初状況がよく伝わらず悲鳴のみ確認。倒れてバイクを起こすのに難儀されている生声は届き、やっと起こしてもセルモーターが回らない、オイル漏れかもとの緊迫した情報に、小回りの利く石橋さんと林さんに現場まで救援に行って貰う。数分後石橋さん達が戻り、その後田崎さんの姿が見えてホッとする。幸い怪我もなく、バイクへの大損傷もないようなのでツーリング再開。インカムで広い場所に止まり、異常有無の確認をしましょうかとの問いかけに、このまま走っても大丈夫という返事で、西彼杵半島のど真ん中の森林道路を県民の森まで一気に走り抜ける。この半島を縦断する道もお勧めコースで、森林浴を兼ね、しかも300m以上の標高で何とも涼しく快適走行で最高気分。夜明けまでの雨で気温はそこまで高くはなかったが、陽射しが出てきた午後には平地では蒸し暑く感じられ、余計涼感が身に染みた。尚、転倒した田崎さんのCB1000は、エンジンガードとハンドルグリップの擦傷で済んだ。
 長崎県民の森はリーフレットで確認すると東・西・北ゲート及び正面ゲートの4ヶ所があり、立ち寄った森林館への距離が5km程ある正面ゲートから回り込んだ。片や最短の東ゲートからだと2分?もあったら到着出来ていた。回り道のおかげで、途中にアスレチック、キャンプ場、天文台、木工館、散策路、展望台等盛りだくさんの施設が充実している事が分かった。アウトドアを家族連れで満喫できるスポットとなっている。森林館には林業、森の生態や、山林について学習できる展示物が充実。


 長崎せいひグリーンセンターで野菜を中心としたお土産調達と、給油を済ませる。食堂事件で時間ロスが発生し、ゆっくりとティタイムをとる余裕が無く、コンビニアイスを口に含みつつ涼み、一気に帰路に付いた。帰路は西海橋を渡り佐世保、有田、伊万里と国道をメインに走り、最後は伊万里南波多ICから楽ちんの西九州自動車道経由、日向峠を越えて戻る。田崎さんにとっては痛恨のツーリングとなったかもしれませんが、懲りずに今後もご参加ください!

野芥Mr max(8時) → 三瀬峠 → R263 → 嘉瀬ダム ダムの駅ふじ(9時) → R263 → 有明海沿岸道路 嘉瀬南IC → 道の駅 しろいし(10時) → R444 → 大村市 → R34 → R207 → 昼食長与町「ながさこ」(12時30分) → R206 → 県道204号→ 長崎県民の森(15時) → R202 → 長崎せいひグリーンセンター(15時50分) → R202 → R35 → 県道26号 伊万里市 → 西九州自動車道 → 日向峠 → 野方(18時15分)

blog/2022年07月16日_土.txt · 最終更新: 2022/08/09 13:49 by yositake