2020年11月14日(土)

天候:晴れ
参加者:田崎、林、石橋、平田
走行距離:300km(9時~18時)
記録:田崎

 今年最後のツーリング。林さんからの事前の提案で,紅葉の観賞をツーリングのテーマにすることになった。紅葉と言えば耶馬渓あたり。耶馬渓と言っても,いろいろあるらしい。ネット上の記事によると『山国川流域に広がる本耶馬渓、耶馬溪、深耶馬溪、奥耶馬渓、裏耶馬溪を含む広大なエリアのブランド名』なのだそうだ。
 相談の結果,英彦山方面から耶馬渓を目指して出発することになった。9時過ぎに筑前みなみの里を出発。県道386を通って杷木町へ。杷木町から北上して小石原へ。小石原「陶の里」で一休み。この時期は気候も良し,「陶の里」はバイクの置き場も困るほど(?)賑わっていた。暫し休憩のあと,「陶の里」を出発して英彦山へ。10時50分,英彦山到着。記念撮影。

真っ青な空に真っ赤に紅葉した木々が美しいコントラストを見せていた。思わずカメラを構えてシャッターを押すが,む~~,残念ながら良い写真にはならなかった。

 暫く紅葉を楽しんだ後,11時過ぎに耶馬渓に向けて出発。11時40分,摩林峡に立ち寄る。摩林峡は,これもネットの記事によると『猿飛甌穴群の下流1.5kmに延びる渓谷で、岩と岩の間が狭い「峡谷」となっており,遊歩道と展望台が整備されており、四季折々の景色を楽しむことができる』とのこと。

我々は遊歩道を少し歩き記念撮影,峡谷をちょっとだけ覗いて出発。道の駅やまくにで一休み。お土産購入タイム。そして耶馬渓へ。県道43号から県道702平原耶馬渓線へ。平原耶馬渓線とメイプルファームロードが交差する所で,切り立った岩と緑の耶馬渓特有の景色を背景に記念撮影。

耶馬渓トンネルを超えて森耶馬渓線へ。このあたりから車や人が急に多くなる。森耶馬渓線を南下し一目八景のあたりに来ると人と車でごった返していた。コロナは大丈夫だろうかと,少し気にはなるものの,この季節,この天気,本当に最高の季節,人々はそれぞれに楽しそうであった。所々に紅葉のトンネルがあり,また,少し走ると紅や緑のパッチワークの遠景があり,この季節ならではの美しい風景が次々に展開した。特に,薄緑色とオレンジ色,それに深紅の葉がが混じり合った楓の紅葉が,逆光にキラキラと光る姿は心に残る美しさであった。
 暫し,紅葉を堪能して,昼食のためR387を南下して玖珠町に向かう。玖珠町の金毘羅うどんで昼食(13:21)。金毘羅うどんに隣接するガソリンスタンドで給油した後,大分道の北側に沿って走る県道672号を西へ,日田を経て久留米に向かう。久留米市内の喫茶店アンティークで一休み。15時過ぎから45分ほど休憩して4時前に出発,帰途に就く。久留米市内は渋滞が多く,久留米市内を抜けるのにかなりの時間を要した。久留米市内をようやく通り抜け,筑後川を越えたのは5時前であった。
 久留米市内を抜けてからは快走,神崎市を抜け東脊振トンネルを超え,那珂川町に至る。那珂川町山田の交差点の前で流れ解散となった。
今年最後のツーリング,絶好の時期に紅葉を堪能した,満足の1日であった。

追記1:それにしても,平田さんの方向感覚というか,土地勘というか,先導者の才には本当に感服する。実は,林さんもきちんと道を把握しながら走られていることに時々気付かされている。ぼーっと付いて行っているのは私だけか。平田さんにお伺いしたところ,何度も通った道だし,山の形などで凡その方角や現在地が分かるとの事である。普段からカーナビに頼りっぱなしの私は,チコちゃんに『ぼーっと走ってんじゃないよ!』と叱られそうな気がする。

追記2:この2回,ツーリングの後半に,インカムの電池が切れてしまった。このインカム,4年半ほど使ったものだ。先日メーカーに電池の交換を依頼したら,接触不良のUSBコネクタの修理と,亀裂の入ったケースの交換も含めて,修理費が9千円余りとの見積もり。高いけど,修理を依頼した。「インカムなしのツーリングは携帯電話がなかったころの世界のようだ」とどこかで読んだような気がする。確かに,平田さんとインカムで話しながらのツーリングは色々と気付かされる。例えば,運転しながら私が見ている範囲と平田さんが見ている範囲が随分違う。バイクの経験が浅い私は,道路と先行している林さんや石橋さんのバイクに意識が集中してしまって視野が狭くなっているが,平田さんは周りの状況を実によくご覧になっているようだ。

筑前みなみの里(9時) → 杷木町 → R211 → 陶の里(10時20分) → 英彦山 → R500 → 摩林峡(11時40分) → 道の駅やまくに(12時10分) → 一目八景 → R387 → 玖珠町 金毘羅うどん(13時30分) → 久留米市 アンティーク ティータイム(15時30分) → R210 → 神埼市 → R385 東背振トンネル → 那珂川市 → 野方

blog/2020年11月14日_土.txt · 最終更新: 2022/02/06 00:34 by 127.0.0.1