2021年08月28日(土)
天候:快晴
参加者:野中、林、武内、平田亮、平田正義
走行距離:240km(8時30分~17時)
記録:平田正義
今回はトリプル平田からのツーリングスタート、集合場所の平田ナーセリーに平田姓ライダー2名が集合。
コロナ禍4回目の緊急事態宣言が発令中の福岡県、でもバイクは走っている間は密になりようもなく、降りたときだけ三密注意でツーリング強行?マストの立ち寄り処は平尾台、残暑が続く福岡県の涼地を求めて5人でいざ出発。
久しぶりの北方面、先ずは波音の涼を求め津屋崎海岸へ。海水浴駐車場はまだ9時というのに車で一杯。8月後半はクラゲの心配、それに最近はサメの心配もしながらの遊泳かなどと、余計な心配をしながら走っていると、旧恋の浦西側の海岸道路に迷い込み、今日最初のUターン、大型バイクの皆さん済みません!でも新たな釣り場を発見したかも!朝から気温が上がって来たので、少し早めの休憩タイムに道の駅むなかたへ。まだ時間的に早いので、廉価で新鮮な海の幸もかなり並んでおり、関取が優勝祝に持ち上げる70cm級の真鯛が9,000円。他にもおいしそうな魚、野菜、果物が並んでいるが運搬上の理由で、そう簡単には手が出せない。
指をくわえて道の駅を後にし、すぐ傍のさつき松原へと向かう。ところが久しぶりの道なので入った途端行き止まり、Uターン。カーナビを見つつ、記憶に頼り気づくととき既におそし、皆さん済みません!その後のさつき松原越しに見える玄海灘はインスタ映え間違いなし。
続いて神湊から波津海岸へ。さつき松原とは対照的に山口側も遠望できる砂利海岸で、打ち寄せる波が荒々しく感じられる。その為、早春にはご褒美のワカメが海岸に打ち上げられる。適度にワインディングがある快適な海岸道路で、お勧めのドライブコース。波津には魚料理店もあり、一度はここで昼食もと考えるが素通りばかり。たまには回らない寿司を食べてみたい!
若松海岸に別れを告げ響灘緑地へと南下、途中の駐車場で休憩がてら頓田第2貯水池を眺めてみると、突き出した掌状の中の島もあり、全体像が分からない。カーナビ上で確認すると大きな貯水池で、その周回コースをジョガーが走り抜けている、熱中症とサル(警告看板あり)にご注意を。
続いて皿倉山東側の河内貯水池経由で平尾台を目指すが、北九州市街地に入ると交通量はぐんと増え、国道を乗り換え抜けていくので、カーナビが指し示すがまま突き進む。時にはショートカットで、国道3号線から狭い住宅街へ迂回させられる。5台のバイクではUターンに近い右折は一度には無理で、先行車は曲った先で待機する。
それから先の河内貯水池入り口道路も分かり辛く、そこは昔の記憶が勝った。曲ったところから、赤い日本郵便の宅配車に先導され、狭いカーブ路を登っていく。圧巻の藤棚トンネルで有名になった個人所有の花園の横を通り抜け到着。河内貯水池は官営八幡製鉄所の工業用水確保目的で1927年に造られ、現在は北九州市民の憩いの場になっている。ここまでくると涼感があり、湖畔で一休み。桜並木もあり開花のタイミングで再訪してみたい。
河内貯水池を後に狭い湖畔沿いの道を抜け、峠攻めのコースで筍の産地合馬に駆け下る。いつも九州自動車道から見事な竹林山を眺めていたが、地元に合馬竹林公園まで有るのにはびっくり。余裕があれば休憩しても良かったが昼食時間が迫りパス。山間の集落を潜り抜け、たどり着いたR322への導入路でまたもやUターン、後で確認するとUターンしなくても大丈夫だったのに、×が1つ増えた!平尾台への登山道はカーブが多く、漸く頂上付近で下界の眺望が視野に。今日は周囲の筑豊の山々も見渡せ、羊群原の平尾台は秋近し。平尾台自然観察センターはコロナ禍の影響で閉鎖中。ここの屋上展望デッキから平尾台一望の眺めを楽しみにしていたが残念、また来ます。
休憩後、食事処を求め京築方面へと下る。下山ルートの周囲は草原のみで眺望に優れ、下りコースでは周りの風景を楽しむ余裕も出てくる。やっぱり高原にバイクは似合う、つきものだ。南下した集落から今度は西へとかじを取り、R322へ戻る。久しぶりの通行だったが、香春町内で止まっていたバイパスが繋がり、R201号と交差すると道の駅おうとうまであっという間に到着。ここのフードコートで昼食とするが、コロナの影響で開いている店が半分以下。麺類、丼物が中心だったが唐揚げ定食を注文し、大きめの唐揚げ3個とうどんでお腹いっぱい満足、満足。
いきなりですが、地図上で八丁トンネルは何処?ヒントはツーリングトレイル上で、定規で引いたような直線。何せトンネル長が富士山の標高より長く(3,791m)、しかも一直線。初めての通行だったが、残暑の中ではそのひんやりとした温度が快適、快適。最近利用したびっくり3大トンネルの1つとなった(二重峠トンネル3,659m 2020年10月開通、合瀬耳納トンネル2,616m 2018年12月開通)。
筑豊からの帰路について、最短ルートでは少々物足りなさが残りそうで、南回りの涼地を求めてルート展開。そこで久しぶりにR322の古処山西側の八丁峠を越えようと向かったら、知らぬ間に八丁トンネルが完成していたという次第。お陰で快適に峠越えできたので、その余勢を駆って冷涼な夜須高原を抜ける事に。
最後の休憩を兼ね、ジョイフル筑紫野店でかき氷やドリンクバーで涼んだ。この日最高気温は33℃と後で知ったが、道理で暑いわけだ。いつもの様に県道5号線から580号へ抜けるが、交通量が多く万年渋滞。今日の中で一番疲れるし、気を遣うところだ。こっちにも早くスーパートンネルを造ってくれないかと願いつつ無事帰宅した。9月ツーリングはコロナ禍の影響が無いことを願いつつ計画したいものだ。
行程
平田ナーセリー福岡東店(8時30分) → R3 → 津屋崎 → 道の駅 むなかた(10時) → さつき松原(岡垣玄海線) → 波津海岸 → R495 → 芦屋町 → 若松海岸 → 響灘緑地 → R199 → R3 → 八幡東区 県道62 → 河内貯水池(11時15分) → R322 → 県道207号 →平尾台(12時) → 県道64号 → R322 → 道の駅おうとう(13時) → 県道34号 → 添田町 → R322 → 八丁トンネル(3791m) → 県道438号 → R200 → R386 ジョイフル筑紫野店 → 二日市 → 県道580号 小笠木峠 → 野方(17時)