2018年04月22日(日)

天候:快晴
参加者:林,平田,田﨑
走行距離:255 km (8時~17時50分)
記録:田﨑

 今回はツツジとボタンの花見を目的に出発。加えて平田さんの「7777.7km」達成と田崎のCB1000R の初ツーリングという出来事が加わった。例によって福重のナフコに集合,午前8時に出発。西九州自動車道をひた走る。西九州自動車道は先月,伊万里東府招(ひがし ふまねき)まで開通。快晴の中,春風を受け新しい道路を快走。ここで,新たにデビューの田崎のCB1000R について。

 これまでNC750X(スーパーカブ750 ?)に乗って何の不満もなく95% は満足していた。しかし,心の隅にほんの少しだけ引っかかるものがあった。一つは,非常に便利で優れものであることは間違いないが,DCTはアクセルを捻るだけで発進加速,余りに安きに流れすぎではないか。今一つは,2気筒エンジンには「鼓動感」と表現はされるが,高速走行ではかなりの振動があり,滑らかな4気筒エンジンに憧れがあった。そのような中,CB1000R が発売され,直列4気筒エンジンを搭載している事,車重が212kg と軽量である事などに魅力を感じて購入。4月16日に納車された。今回のツーリングは初めての長距離ライディングであった。期待通り,NC750X に比べると走りは滑らかで加速もスムーズ。上下のクイックシフターはクラッチ要らずで快適である。ただ,1速から2速にシフトアップする際,頻繁に N に入り,空吹かしをしてしまう。1速から2速へのシフトアップは意識的にしっかりとシフトアップしなければならない。想定外だったことはエンジン音が大きい事。朝早く自宅を出るときはそっと道路に出てからエンジンを始動。気を遣う。燃費についてもNC750Xの2/3にも届かない。加えてタンクの容量も16Lで,もう少し欲しい所。
 さて,西九州自動車道を下りて竹の古場公園へ。竹の古場公園のツツジは満開をほんの少し過ぎた時期ではあったが一面に淀川ツツジが咲き誇っていた。公園の頂上からは伊万里湾が一望でき,真っ白な伊万里大橋が印象的であった。竹の古場公園から西北,次のツツジ見スポット不老山公園へ。

不老山公園のツツジは丁度満開の時期で,竹の古場公園のツツジとは違い色々な種類のツツジ(多くは久留米ツツジ?)が見られた。不老山公園で松浦湾を眺めた後,佐世保市の長串山公園へ。

長串山公園のツツジも満開で,多くの見物客が訪れていた。長串山公園には西の方を遥かに望む絶景スポットがある。手前に色とりどりのツツジ,その先に緑の森がありさらにその先に海に浮かぶ小さな島々点在し,九十九島や平戸を望むことができる。12時過ぎに長串山を出て昼食を採るべく蕎麦屋を探す。最初の蕎麦屋は時間も時間で13人待ちとの事,あきらめて次の蕎麦屋を目指す。次に目指した蕎麦屋は以前にも一度訪れた事があった蕎麦屋であったが,着いてみると店先には「貸店舗」の札が下がっており,蕎麦屋は無くなっていた。そのまま山中を走る。途中で先頭を走る平田さんが停車。むむっ,山中で何事?と思ったら,平田さんのホークの走行距離計が「77777.7」に。

ラッキー7が6個とは,ラッキーの6乗。次は「88888.8」の末広がりの6乗にも立ち会えれば嬉しいが…。東に走って,途中の世知原温泉くにみの湯「山暖簾」で昼食。しばし談笑の後肥前町「ボタンと緑の丘」へ。この「ぼたん園と芍薬園」には赤,白,黄,様々な種類のボタンが栽培され,満開を迎えていた。品種改良に携わった人々の思いが込められているのであろう,一つ一つのボタンにそれぞれ凝った名前が付けられていた。

 陽春快晴の1日,満開のツツジと色とりどりのボタンを堪能して帰途に就く。最後は西九州自動車道を一旦降りて202 号線海沿いの二丈深江にある,大きな窓越から広々と海が見える喫茶店 See You で一息ついて最後の最後の仕上げ,日向峠を越えて福岡へと帰る。255km 走破,充実の1日であった。

福重ナフコ → 西九州自動車道 → 竹古場公園 → 不老山公園 → 北松やまびこロード → 長串山公園  → 昼食 世知原温泉くにみの湯「山暖簾」 → 国見峠 → 肥前町「ぼたんと緑の丘」 → 西九州自動車道 →  「喫茶See You」 → 日向峠 →野方

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