2015年04月26日(日)

快晴 記録:平田
参加者(野中、田崎、吉武、林、平田)  290km(8時~18時40分)

 つつじ、藤の花、シャクナゲ、新緑と今の季節何を目当てにツーリングへ出かけましょうか?YAHOOで観光地検索していたら自動二輪博物館が湯布院町にある事が分かり、候補の1つとして提案。皆さんからまだ行ったことがないとの返事を頂き、花よりバイクで行き先は決定。ただいつもの様に寄り道や、休憩時間を沢山取っていると帰りが遅くなりそう。往路は出来るだけ最短で向かい、見学時間をゆっくり取れるように計画する事に。
 野中さんとは筑前町みなみの里で待ち合わせし、我々は野芥から1時間強で到着。今回は3号線から385号と国道利用したのが良かったのか、いつもの太宰府吉木経由より早かった。みなみの里に着くと野中さんが新車のNC750に乗って待機中。残念なことに、時間が早かったので近くを走った後、停車するときに立ちごけしたとの事。段差に気づかず、前のオフロード感覚で停めようとしたら足が届かずそのまま右側に倒れ込み、新車のマフラーの傷が痛々しい状態に。これで参加者は私を除いて750cc以上、益々非力が際立ってしまう。上り坂になるとフルスロットルでも60kmまで落ち、後続が迫ってくる。う~んう~ん、古くて非力なバイクではちょっと辛い。
 天瀬の裏見の滝で小休止、近くにはピンクと白の藤の花が満開。山にも紫の藤が所々見られる。ここ数日の晴天に拘わらず、滝は勢いよく流れ落ち見応えは十分、滝の裏を回るには勇気が必要。時計方向に回ると良い事があるとの看板に、皆さん回られ、水もしたたる良い男の完成。

 玖珠町に入ると大岩扇山の北側に回り、自衛隊の演習場を横目に、爽やかな高原地帯のワインディングロードを快走。お気に入りロードの1つ、道幅は適度に広く、カーブやアップダウンも有り、一番良いのは通行量が少ないこと。夏に来ると下界の暑さを忘れさせる。湯布院へは高速道路の北側の道を更に東進し、由布岳手前の裾野へ降りて行く、そこもお気に入り。
 時間はお昼、物館に行く前に腹ごしらえとする。レストランでは由布岳の見える窓側に陣取り瓦そば、とり天定食等で大分の味を賞味。
 昼食後いざ自動二輪博物館へ向かうが、田崎さんのカーナビには住所が登録されておらず、取り敢えず近い番地を入れ、そこを目指すと東西反対方向へ向かい、これはいかんと人間カーナビで再度ルート検索後、漸くたどり着く。
 ホンダの自転車オートバイ、陸王、メグロ等10台程のコレクションがプレハブの中に展示。オーナー?に概略説明して貰うも10分程度で終了。

なんだか物足りなさを皆感じ、もう少し見たいと昼食をとったレストラン傍の湯布院岩下コレクションへ向かう。こちらは2階に150台を越えるバイクが所狭しと並び見応え十分、他に1階には昭和レトロ館もあり、バイク1台1台時間をかけて見ると半日位掛かりそう。国産、外国製のヴィンテージバイクが保存状態良く展示してある。普通だと錆だらけ、材料によってはボロボロ状態でも不思議ではないが100年前のバイク、戦時中のバイク、戦後間もなくのバイク等それぞれの時代を反映されたものがその歴史を彷彿とさせる。続きは入場の際に貰った入場料が半額になるという特別会員入館券を持って、何度も立ち寄りたいものだ。
 見学終了が15時30分だったので、帰路は最短コースを目指す。水分峠を西進、玖珠町からは国道を外れ、高塚地蔵尊方面への山間道路でワインディングの仕上げをし、日田市の喫茶店で定番のケーキセットで一息つく。三連水車の里あさくらでお土産を調達後、甘木から筑紫野へ国道385号で向かうが渋滞が激しくなる。それでも時間は渋滞の割には掛かっていないが、車の横をすり抜けるのは気を遣い楽しくはない。最後は小笠木峠を越えて無事帰宅。最高気温が5月並みの28℃まで上がり、天気も上々、目の保養も出来て楽しい春のツーリングとなった。

野方 →  小笠木峠 → 筑前町みなみの里 → 日田 → 天瀬裏見の滝 → 玖珠町 →湯布院町(昼食 天望館) → 自動二輪博物館 → 岩下コレクション → 玖珠町 → 日田市(ティタイム ベイスン) → 筑紫野 →  野方

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