ツーリングの様子(YouTube)

ツーリングの行き先などの記録

必ずではありませんが、次のように表記している場合があります:
国道は R 、県道は r と。


2017年07月17日(月祝)

海の日
天候:晴
参加者:田崎、野中、吉武、林、平田
走行距離:265 km (8時00分~17時15分)
記録:田崎(吉武追記あり)

 今回は,比嘉さんも参加の予定であったが,運動中に足を怪我されたとの事で,残念ながら比嘉さんは不参加。一方で,幸いなことに,林さんが参加されることになり,結局予定通り5台のバイクを連ねてツーリングに行くことになった。
 今回は,この暑さの中,吉武さんからの提案があり,滝めぐりをすることになった。最初の目的の滝は長崎県東彼杵郡の「龍頭泉」。平田さんのカーナビに住所を入力して出発。福重のナフコから福岡前原道路,二丈浜玉道路,西九州自動車道路をひた走り,伊万里市に至る。道路の頭上に表示された気温は29度。午前中から猛暑の予感。西九州自動車道を下りて伊万里ふるさと村に至る。停まると暑さが・・・。
 伊万里ふるさと村から嬉野,波佐見を通って龍頭泉を目指す。広々と開けた景色,青々とした(緑々とした?)稲穂の上を風の足跡が渡り気分爽快。やがて山道になり,もうそろそろ龍頭泉かなと思われるが,龍頭泉の看板が見当たらない。カーナビに入れた住所も「東彼杵郡太の浦郷」までで,それ以上の詳しい情報がない。太ノ浦郷の辺りで行き先を検討中,龍頭泉いこいの広場から徒歩で行けるとの情報を見つけ,いこいの広場を目指す。太ノ浦郷からいこいの広場への途中に龍頭泉への降り口を発見,バイクを停めて徒歩で龍頭泉へ。龍頭泉は谷間にあるらしく,どんどんと下る。帰りは大変だろうな~と心配しながら,何度も曲がりながら暫く下って龍頭泉に至る。

看板によると,儒学者広瀬淡窓が千綿渓谷を龍に見立てこの滝を龍の頭と称し龍頭泉と名付けたとの事。暫く涼しい景色を楽しみ,龍頭泉を後にして,くねくね曲がるのぼり階段を上ってバイクを停めた場所に戻る。登りは思ったほどきつくは無かったが,やっぱり道路は暑かった。
 お腹もすいて,昼食を取るべく大村を経て鹿島に向かう。鹿島市の手前,途中の定食屋さんに立ち寄る。十割そばが店の売りで,確かに歯ごたえのある美味しい蕎麦で空腹を満たすことができた。暫く休憩ののち次の滝,小城市の清水の滝に向かう。清水の滝の駐車場は結構混雑しており,かなり有名な観光地らしく,周りには鯉料理の店などが並んでいた。山道を一旦のぼり,それからまた下る。暫く歩いた後,滝に至る。

この滝の周辺は本当に涼しかった。滝で作られる水しぶきが気化するときに気化熱を奪い,周りの空気の温度を下げる。従って,滝の風下に行くと涼風が吹いてくるのである。「もう,暫くここから動かんよ」と吉武さん。確かに。暑い中,ここまで来てやっと吉武さんがWebで見つけた『絶景!佐賀・長崎の「滝」7選。滝しぶきで涼を感じよう』に到達した時間であった。
 清水の滝を出て帰途に就く。途中の七山村にある「観音の滝」を目指す。「観音の滝」は,日本の滝百選の一つだそうであるが,む~~,確かに,規模が大きな滝の様ではあるが,それ程の感動はなかった。水量が多い時期は違って見えるかもしれない。

 「観音の滝」を出て長野峠を経て北上。途中,野方方面へ帰宅する人たちとそれ以外の2人と流れ解散。それ以外の2人,野中さんと田崎は福岡前原道路を西に向かい,都市高福重ジャンクションを目指す。ところが,福重ジャンクションに近付くと,とんでもない渋滞。 ETCの入り口に向かって,延々と車が連なっていた。仕方なく,野中さんと田崎は拾六町で降りる事に。拾六町で降りたあたりで野中さんと田崎も解散。私のナビの走行距離は265kmになっていた。
 いや~,それにしても暑かった。(by田崎)

13〜14時頃の走行は意識が、もうろうとして熱中症の一歩手前という状況でした。軟弱な吉武は、休もう〜休もう〜〜と心の中で叫んでいました。皆、元気だな!! (by吉武)

福重ナフコ → 二丈浜玉道路・西九州自動車道路 → 伊万里ふるさと村 → 嬉野市 → 波佐見町 → 竜頭泉(東彼杵郡) → 大村市 → 昼食(鹿島市)
→ 白石町 →  清水の滝(小城市) → 観音の滝(七山村) → 長野峠 → 日向峠 →  野方

2018/04/09 17:50

2017年06月10日(土)

天候:晴れ後曇り
参加者:田崎、林、平田
走行距離:300 km (8時00分~17時30分)
記録:平田

 今回は昼食より高いスイーツ代!帰路、伊万里市で立ち寄った伊万里牛レストラン「ロジエ」で味わったフルーツケーキ、スイカ、パイン、みかんと紅茶のセットは780円。対する昼食は、東シナ海の遙か水平線まで見渡せる「ながさきサンセットロード」の好立地にあるドライブインレストラン「海望」のちゃんぽん680円。座敷西側の窓からは炭坑で賑わった池島、松島が望まれ、入店前に海辺のレストランなら絶対に新鮮な海鮮丼だと決めて入ったが、鮮魚類は予約メニューのみでちょっと残念。しかし、所々奇岩がそそり立つ東シナ海を遠望しながら、海鮮ちゃんぽんを食するのもお勧めだ。
 6月7日に梅雨入り宣言した直後、週間天気予報では10日は50%と、直前までツーリングは難しいかなと半ば諦めていた。しかし2日前の予報から何と0%に雨雲消滅。最新のコンピューター予報でも、9回裏の2アウトからの逆転はあるものとつくづく感じた次第。陽差しはあるものの唐津の西九州自動車道の温度計では23℃台、実際走っていても風を切ると肌寒い。体感的には4月位に感じる。もう少し着込んでおけば良かったと反省もしたが、昼前くらいから大分良くなった。当日、福岡の気温は30℃まで上がっていたので、唐津の山間部での80kmの巡航速度が体温を奪ったようだ。
 福重を出発し、伊万里ふるさと村へ着いたのは9時過ぎ。ロスタイム無しにスムーズな滑り出し。以前に比べると30分以上は時間短縮になっている。更に29年度中には伊万里市内まで自動車道延伸予定だそうで、益々行動範囲が広がり有り難い。
 今回は普段なら通り過ぎる展望台へ立ち寄ることにした。西海橋から大島へのルート上にある道の駅「西海みかんドーム」から虚空蔵山展望台に引き寄せられる。どんなところかと期待しながら、思ったより広めの山道を登り上がる。終点には西彼杵青年の家があり、その少し手前に石で表面を覆った10m程ののろし台もどきの展望台があった。螺旋階段を上っていくと、原生林の上から四囲が見渡せる。西彼杵半島の最北端から佐世保方面が良く見通せる位置にある。針尾の送信塔、佐世保市、大島等PM2.5で霞んではいたが眺望は良かった。

 ながさきサンセットロード(R202)は残念ながら日本の道路100選には入っていないが、選ばれても不思議では無いのに残念。常に右手に東シナ海を見渡しながら、海浜から数百メートルの断崖サイドを走り抜ける道は、心地よいアップダウンと緩いカーブが続く。ライダーにとっても、勿論四輪ドライバーにとっても最高のドライブルート。個人的には風景、眺望、道路状況、交通量等を勘案し、北部九州のツーリングコース5指に入れたい。
 昼食の「海望」を出て直ぐにド・ロ神父が布教と貧困解消対策に努めた西出津町の「カトリック出津教会」のある集落を過ぎる。石積集落としても有名らしいが、立ち寄るのはまたにする。集落を過ぎると「道の駅夕陽が丘そとめ」がこれでもかという更に絶景スポットの小高い丘の上に見えてきた。

ここまで来ると長崎市街地まで30kmもないので、野母﨑半島全体が見渡せる。ここからも東シナ海の絶景を見渡せるが、更に直ぐ傍に150m程の城山があり、ここにも展望台が設けてある。但し、そこまでは徒歩で行くしか方法はなく、往復で30分程度?視界が良ければ次回は是非挑戦したい。道の駅には、観光客の食べ物を狙って旋回するトンビがいたが、実際食べているアイス目指し急下降していた。また、道の駅から一段下がった所には「沈黙」作家の遠藤周作記念館もあったが、次回にとっておく事にして先を急ぐ。
 東シナ海を後に、R202号から時津町の方へ東進し、いよいよ今回の目的地とした西彼杵半島縦断ツーリングの始まり。奥ノ平時津線は半島のほぼ真ん中を通り、主だった主峰の横を抜ける緑のトンネルをくぐるグリーン街道。その代わり周囲の眺望は殆どないが、夏場の日差しを避けるには良いところ。道幅は広いとはいえないが、通行量が少ないので、スリルを楽しみながらも快適ツーリングだ。すれ違うのは主にバイクで、考えることは皆一緒。
 この季節、最近は飽食で見向きもされなくなったオレンジ色に熟した枇杷の実が、至る所で目に付く。まるで花が咲いたようにたわわに実っている。また、梅雨入りしたので、あちらこちらで田植えが始まり、山間部では老若男女総出の共同作業で行われていた。これぞ日本の農村の原風景と懐かしくなった。
 前出の通り、伊万里市でティータイムをと考えネット検索で喫茶店を探し出す。これまでティータイム目的で伊万里市街地まで入り込むことはなかったが、今後はグルメナビで探すのも一方。「ロジエ」について触れると、次回は伊万里牛のハンバーグ定食がお勧め。駐車場がある南側の入口(勝手口)から入店すると、階段が狭いので注意が必要!店内は天井が低いが、調度品はこじゃれた感じで、BGMが流れる中落ち着いてティータイムを楽しめる。
 今回は梅雨入り直後の天気の隙間?でしたが、日焼けの心配もありませんでした。久し振りに通るルートで、皆さんへのお勧めルートがまた1つ増えました。距離も工夫すれば300km以内となり、年に1回はこの方面の、バリエーションルートを計画しても楽しそうでした。

福重ナフコ → 二丈浜玉道路・西九州自動車道路 → 伊万里ふるさと村 → 西海橋 → 虚空蔵山展望台 → ながさきサンセットロード(R202) → 昼食「海望」 → 道の駅夕陽が丘そとめ → 奥ノ平時津線 → 西海橋 → 伊万里市「ロジエ」 →  西九州自動車道路 → 二丈浜玉道路 → 日向峠 →  野方

2017/12/03 22:33

2017年05月07日(日)

天候:晴れ
参加者:野中,平田,武内,田﨑,比嘉
走行距離:240 km (8時00分~17時45分)
記録:比嘉

 5月7日、春を満喫できる晴天の一日でした。それぞれの自宅から筑前町ファーマーズマーケットみなみの里に午前9時に集合し、小石原、英彦山、豊前国分寺、行橋の九州ラーメン「和」、平尾台、香春町、嘉麻市、ショウケ越えで宇美町、外環状3号線で、午後5時過ぎに順次解散で、走行距離はほぼ240㎞でした。
 私にとり多人数での人生初めての大ツーリングでした。カーブ、山道、トンネルを走るのが得意でないこと(ということは真っ直ぐ走ることだけが若干苦手でない)を、素直に申告していましたので、迷子にならないようにと走行順は、平田さん、野中さん、私、田崎さん、武内さんで、この3番目の位置は本当に助かりました。前のお二人には相当ゆっくり走っていただいたと思います。できるだけ遅れないようにと努力しましたが、道端で何回もお待ちいただき有り難うございました。後ろのお二人からはピッピッーという合図を我慢していただき、有り難うございました。皆様のおかげで完走できました。

 福岡には、目立った物がないと思っていましたが、小石原の森山銘木の世界一の木製スピーカー、英彦山の入口には多くの人が春を楽しむために集まっており、豊前国分寺の静寂な三重の塔、行橋の九州ラーメン「和」の豚骨味、のどかな平尾台と楽しみました。嘉麻では小学生の時に店が2軒しかない筑前内野に住んでいたことを懐かしく思い出しました。
 「嘉麻市からショウケ越えで宇美町に行きますよ!」、といわれた時は、「ウーン、曲がりくねった細い道は嫌だなー」と思っていました。しかし、ショウケ越えの道はそれにしても理由が分からないほど奇麗で大きな道でした。外環状線に戻ってきたときは、大感激でした。
 ただ、緊張のあまり遠くをみる余裕が全くなく、黄砂で空がかすんでいたことには気づきませんでした。この次は少し遠くを眺める余裕があればと思います。
 皆様に感謝しております。

筑前町ファーマーズマーケットみなみの里 → 小石原 → 英彦山  → 豊前 国分寺 → 行橋 九州ラーメン「和」 → 平尾台 → 香春町 → 嘉麻市 → ショウケ越え → 宇美町 → 外環状3号線  → 野方

2017/12/03 22:33

2017年04月30日(日)

天候:晴れ
参加者:野中,平田,田﨑
走行距離:240 km (8時00分~17時45分)
記録:田崎

 午前8時,自宅出発。待ち合わせの場所,筑前町ファーマーズマーケット「みなみの里」に向かう。福岡都市高の下を通り,野多目,立花寺を経て,大宰府から3号線,針摺を左折して山家道を更に左折,途中から77号線に入り三並に至る。道の両側には稔の春(?)。色付いた麦の穂が風にそよいでいた。待ち合わせの「みなみの里」まで約1時間。「みなみの里」にはすでに野中さんと平田さんが待機しておられた。
 ほぼ9時に出発,大刀洗町の平和記念館に向かう。途中,人だかりを発見,筑前町上高場地区にある大神宮の境内にある「藤の里公園」で「大藤まつり」が開催されていた。ついでに,と立ち寄って天然記念物の大藤を見学。絡み合った巨大な藤の根っこに感動。
 暫く雰囲気に浸ってから大刀洗の平和祈念館へ。
 入館するとすぐに案内の人が館内の概要を説明してくれた。館内には大刀洗飛行場の歴史と共に零式戦闘機と九七式戦闘機が展示されていた。どちらも歴史を感じさせるもので,「こんなものが空を飛んでいたのか」と感心させられた。また,戦時中の様々な遺品・記録は,若くして戦火に散った人たちの思いが伝わり,心を打つものが多数あった。
 平和祈念館を出て南下。柳川の「中山の大藤」へ。

折からここでも「中山大藤まつり」が開催されており,多くの人で溢れていた。この大藤は樹齢約300年との事。福岡県指定の天然記念物だそうである。小さな川に太鼓橋がかかっており,小川,太鼓橋,藤の花の3つの取り合わせが清々しかった。

 柳川と言えばウナギのせいろ蒸し。お昼はこれしかない。いわゆる「老舗」には長い行列ができていたので,ちょっと違った店に入る。和室で3人だけでゆっくりと昼食をとる事が出来た。味もなかなか。やっぱりせいろ蒸しは美味しい。

 腹ごしらえを終え,つつじを見に山鹿市の日輪寺に向かう。有明沿岸道路を快走し南関を経て山鹿市日輪寺に到着。平田さんの話では,本当に満開の時期に遭遇すると,遠くからピンクの花斜面が見えるとの事。今年は花の時期を少し過ぎていたようであった。とは言え,つつじ公園の斜面にはまだ,何種類ものつつじが花を残していた。

中腹には巨大な仏像もあり,その横顔を見ながら登ること10分(?),丘の上に出る。丘の上には竜王山古墳という小さな古墳がある。
翻って見ると,素晴らしい眺めが楽しめる。ただ残念なことに,この日はPM2.5が襲来しており,余り遠望は利かなかった。
 日輪寺でしばし休息をとり,帰途に就く。みやま市から神崎市に至る。このあたりで野中さんと分かれ,平田さんと田崎は吉野ケ里を過ぎ,東脊振トンネルを避けて坂本峠に入る。狭くて,でこぼこで,曲がりくねった坂本峠。先行する平田さんに必死で着いて行こうとするが時々姿を見失う。やがて東脊振トンネルを抜けた広い道に合流し,南畑ダムの横を通過して那珂川町山田の辺りで平田さんと分かれる。6時過ぎに帰宅。走行距離は約250 km であった。
ふー,今回も充実したツーリングであった。

筑前町ファーマーズマーケットみなみの里 → 上高場の大藤 → 大刀洗平和記念館 → 中山の大藤 → 柳川市「菊水」 うなぎせいろ蒸し → 有明沿岸道路 → 南関 → 山鹿市日輪寺 → みやま市 → 神埼市 → 那珂川町 → 野方

2017/12/03 09:38
touring-record-start.txt · 最終更新: by yositake