ツーリングの様子(YouTube)

ツーリングの行き先などの記録

必ずではありませんが、次のように表記している場合があります:
国道は R 、県道は r と表記。


2017年09月18日(月祝)

天候:晴
参加者:田崎、野中、平田
走行距離:305 km (7時30分~17時40分)
記録:平田

 台風18号、九州南部に上陸時には最大風速50m超とも予報され、そんなに大きな台風だったら当然北部九州にも影響があり、17日の最接近後の翌日も天気が心配された。当初の降水確率は40%。五分五分かなと半分諦めもあったが、上陸地点・進路・速度のどれも影響が少ない方へと変化し、前日の予報では10%まで下がった。ラッキー!とばかりに田崎さん、野中さんへ集合の確認メールを入れ、バイクの最終整備に入る。
 集合場所のみなみの里では、既に野中さんがスタンバイ。横には他のグループのBMW等3台が駐輪。皆考えることは一緒で、3日間の連休最終日に天気が持ち直し、一斉にバイクのムシが走り出す。勿論、途中でも多くのライダー達とすれ違う。
 ツーリングにとってベストシーズンなので、爽やかな高原ロードへということになり、目標地をミルクロードに。筑前町からはいつもの様に甘木、日田を抜けるルートが定番。但し、今回は7月の朝倉地域の豪雨災害も気になるのでR386を東走。特に三連水車の里あさくら周辺や杷木町はまだ災害復旧中で、土砂に埋まった水田や、山から流れ出た倒木の山が散見される。それも、それ程大きな支流ではないが、平野部に出て来たところで流木や土砂が扇状に広がっていた。もっと被害が大きいところは、国道から北側に入り込まないと行けないが、道路状況も悪いのでそこまでは行かず、ただ早い復興を願うばかり。
 日田から天瀬に抜け、小国へ至るルートは何度走っても爽快だ。交通量も少なく、道路も適当にカーブするが狭くも無く、まさしくライダー天国。それもあってか一発免停や二輪車の事故多し看板が散見され、また集落付近には老人注意のおばあさん看板まであり、飛ばし屋ライダーでも思わずスピードダウン。
 小国町には11時過ぎに到着し、中心部の道の駅で休憩している時にお昼をどうしようと迷っていたが、ソバ街道入口に着いた頃が11時30分。国道から100m入ったソバ屋の前で協議の上、「吾亦紅(ワレモコウ)」に入る事に。まだ昼食には早いと思ったが、駐車場は既に一杯で、店内は順番待ちの状態。それでも5分程で席に着き、ざるソバや、地鶏ソバを賞味。好みもあるが、温ソバは関東ルーツの黒つゆで味も醤油辛く、麺は茹で過ぎで食感が今一。次は別の店も開拓したい。

 店を出たのが12時10分、意外と早く食べ終わり、いざ秋のミルクロードへ。逆光に輝くススキが見頃となった牧草地帯を、20℃の秋風を一杯に受けながら快調に走り、外輪山の展望台で阿蘇五岳を始め祖母・傾山等を眺めつつ一休み。高度感のあるカルデラ、澄み渡った青空、広大な景色は爽快そのもので、多くの人が台風一過の秋景色を楽しんでいた。

阿蘇五岳をバックに写真撮影後、菊池渓谷へと向かうが、2年前の地震による道路損壊(帰宅後のネット情報では、昼間は片側通行)で大津町方面へ一旦迂回。ミルクロードを下ると道路も狭く、集落を抜けて漸く菊池市、山鹿市へ。麓へ降りてきた事と、まだ30℃の残暑なので風を切ってもウィンドブレーカー内は蒸しかえる。
 今日のもう一つの目的、大牟田三池港からは16日に柳川市内の高架が完成し、東部が全線開通した有明沿岸道に乗る。大川市までの24km、一度も一般道に降りることがないので、以前に比べ10分程の時間短縮。今後益々、熊本方面への利用価値が高まると期待。大川市東付近で沿岸道を降り、野中さんと別れる前にティータイム場所を探す。スマホでは中々良いところがヒットせず、目に付いたAEONのフードコートに当たりを付ける。ミスドで甘いドーナツと冷たいドリンクで一休み。定番のケーキセットではないが、休憩場所には丁度良い。
 休憩後、野中さんは久留米方面、田崎さんと平田は吉野ヶ里方面と分かれた。佐賀の田園地帯は9月末には稲刈りが始まりそうな稲穂の垂れ具合。今回の台風も逸れて豊作間違いなし。300Kmツーリングにしては、帰りの渋滞にもはまること無く、順調に17時台には帰宅する事が出来た。皆さんお疲れ様でした。

野方 → 筑前町みなみの里 → 日田 → ファームロードわいた → 小国町 (昼食 吾亦紅) → 阿蘇外輪山(ミルクロード) → 山鹿市 → 大牟田市 → 有明沿岸道 → 大川市(ティタイム AEON) → 神埼 → 三瀬峠 → 野方

2017/12/03 13:34

2017年08月12日(土)

天候:晴
参加者:田崎、林、平田
走行距離:310 km (8時~17時)
記録:林

 いつものように福重ナフコ駐車場に集合、行き先を平戸方面と決め出発。走りだしてみると意外と涼しい!
 202号を西に、そして西九州自動車道の終点を右折して、伊万里大橋手前のセブンイレブンにて1回目の休憩、ここまで休憩をとる場所がないから仕方ないが、1回目の休憩まで1時間半ぐららいだと思う、オシッコが満タンでトイレに急行しました。近頃年のせいかトイレの間隔が近くなったようでです。できたら1時間に1回の休憩をお願いしたいと思います。
 北松やまびこ道路を快走し平戸口に、この道は好きな道で、信号もなく車も少なく、追い越し禁止でなく、適度にカーブがあり非常に気持ちよく走れる道路だと思います。
 平戸市内に入ると信号で渋滞しています。明日は13日お盆です、みんな里帰りをしているのだろう。僕も毎年13日夕方には仏様迎え、15日には仏様送りにと実家に帰ります。両親・兄弟3人・その伴侶3人・子供10人・ひ孫2人の、総勢20人が集まり食事をします。兄弟は早良区に住んでいるけど、子供たちの中には市内を離れたものもいるので、みんなが集まるのはお盆ぐらいで、両親が楽しみにしています。両親も84歳ですから、あと2・3年か長くて5年かなと思います。
 平戸から宮之浦に走り、宮之浦港で名古屋から来たライダーと少し話した後平戸に戻る途中に、酒処「なす」(夜はスナックになるみたい)で昼食、昼食後平戸島西海岸の根獅子の浜に立ち寄った。此処の浜は100メートル先の人が立っているのがわかるくらいに遠浅の浜のようで、子供を泳がせるには良い浜のようです。帰路は平戸口から再び北松やまびこ道路を快走し、伊万里を出発して前の喫茶「グラム」でコーヒー休憩、休憩後西九州自動車道から日向峠を通り各自自宅へと帰り着くことができました。
 今回のツーリングは真夏とは思えないぐらいに、暑さを意識することなく走れました。
次回のツーリングはもっと涼しくなっているでしょうし、ナシやブドウなども楽しめる季節だから楽しみにしています。

福重ナフコ → 二丈浜玉道路・西九州自動車道路 → 伊万里大橋 → 松浦市 → 北松やまびこ道路 → 平戸口 → 宮浦 →  昼食(酒処なす) → 根獅子海岸 → 平戸口 →  喫茶 グラム(伊万里市) → 伊万里大橋 → 二丈浜玉道路・西九州自動車道路 → 日向峠 →  野方

2017/12/03 13:34

2017年07月17日(月祝)

海の日
天候:晴
参加者:田崎、野中、吉武、林、平田
走行距離:265 km (8時00分~17時15分)
記録:田崎(吉武追記あり)

 今回は,比嘉さんも参加の予定であったが,運動中に足を怪我されたとの事で,残念ながら比嘉さんは不参加。一方で,幸いなことに,林さんが参加されることになり,結局予定通り5台のバイクを連ねてツーリングに行くことになった。
 今回は,この暑さの中,吉武さんからの提案があり,滝めぐりをすることになった。最初の目的の滝は長崎県東彼杵郡の「龍頭泉」。平田さんのカーナビに住所を入力して出発。福重のナフコから福岡前原道路,二丈浜玉道路,西九州自動車道路をひた走り,伊万里市に至る。道路の頭上に表示された気温は29度。午前中から猛暑の予感。西九州自動車道を下りて伊万里ふるさと村に至る。停まると暑さが・・・。
 伊万里ふるさと村から嬉野,波佐見を通って龍頭泉を目指す。広々と開けた景色,青々とした(緑々とした?)稲穂の上を風の足跡が渡り気分爽快。やがて山道になり,もうそろそろ龍頭泉かなと思われるが,龍頭泉の看板が見当たらない。カーナビに入れた住所も「東彼杵郡太の浦郷」までで,それ以上の詳しい情報がない。太ノ浦郷の辺りで行き先を検討中,龍頭泉いこいの広場から徒歩で行けるとの情報を見つけ,いこいの広場を目指す。太ノ浦郷からいこいの広場への途中に龍頭泉への降り口を発見,バイクを停めて徒歩で龍頭泉へ。龍頭泉は谷間にあるらしく,どんどんと下る。帰りは大変だろうな~と心配しながら,何度も曲がりながら暫く下って龍頭泉に至る。

看板によると,儒学者広瀬淡窓が千綿渓谷を龍に見立てこの滝を龍の頭と称し龍頭泉と名付けたとの事。暫く涼しい景色を楽しみ,龍頭泉を後にして,くねくね曲がるのぼり階段を上ってバイクを停めた場所に戻る。登りは思ったほどきつくは無かったが,やっぱり道路は暑かった。
 お腹もすいて,昼食を取るべく大村を経て鹿島に向かう。鹿島市の手前,途中の定食屋さんに立ち寄る。十割そばが店の売りで,確かに歯ごたえのある美味しい蕎麦で空腹を満たすことができた。暫く休憩ののち次の滝,小城市の清水の滝に向かう。清水の滝の駐車場は結構混雑しており,かなり有名な観光地らしく,周りには鯉料理の店などが並んでいた。山道を一旦のぼり,それからまた下る。暫く歩いた後,滝に至る。

この滝の周辺は本当に涼しかった。滝で作られる水しぶきが気化するときに気化熱を奪い,周りの空気の温度を下げる。従って,滝の風下に行くと涼風が吹いてくるのである。「もう,暫くここから動かんよ」と吉武さん。確かに。暑い中,ここまで来てやっと吉武さんがWebで見つけた『絶景!佐賀・長崎の「滝」7選。滝しぶきで涼を感じよう』に到達した時間であった。
 清水の滝を出て帰途に就く。途中の七山村にある「観音の滝」を目指す。「観音の滝」は,日本の滝百選の一つだそうであるが,む~~,確かに,規模が大きな滝の様ではあるが,それ程の感動はなかった。水量が多い時期は違って見えるかもしれない。

 「観音の滝」を出て長野峠を経て北上。途中,野方方面へ帰宅する人たちとそれ以外の2人と流れ解散。それ以外の2人,野中さんと田崎は福岡前原道路を西に向かい,都市高福重ジャンクションを目指す。ところが,福重ジャンクションに近付くと,とんでもない渋滞。 ETCの入り口に向かって,延々と車が連なっていた。仕方なく,野中さんと田崎は拾六町で降りる事に。拾六町で降りたあたりで野中さんと田崎も解散。私のナビの走行距離は265kmになっていた。
 いや~,それにしても暑かった。(by田崎)

13〜14時頃の走行は意識が、もうろうとして熱中症の一歩手前という状況でした。軟弱な吉武は、休もう〜休もう〜〜と心の中で叫んでいました。皆、元気だな!! (by吉武)

福重ナフコ → 二丈浜玉道路・西九州自動車道路 → 伊万里ふるさと村 → 嬉野市 → 波佐見町 → 竜頭泉(東彼杵郡) → 大村市 → 昼食(鹿島市)
→ 白石町 →  清水の滝(小城市) → 観音の滝(七山村) → 長野峠 → 日向峠 →  野方

2018/04/09 08:50

2017年06月10日(土)

天候:晴れ後曇り
参加者:田崎、林、平田
走行距離:300 km (8時00分~17時30分)
記録:平田

 今回は昼食より高いスイーツ代!帰路、伊万里市で立ち寄った伊万里牛レストラン「ロジエ」で味わったフルーツケーキ、スイカ、パイン、みかんと紅茶のセットは780円。対する昼食は、東シナ海の遙か水平線まで見渡せる「ながさきサンセットロード」の好立地にあるドライブインレストラン「海望」のちゃんぽん680円。座敷西側の窓からは炭坑で賑わった池島、松島が望まれ、入店前に海辺のレストランなら絶対に新鮮な海鮮丼だと決めて入ったが、鮮魚類は予約メニューのみでちょっと残念。しかし、所々奇岩がそそり立つ東シナ海を遠望しながら、海鮮ちゃんぽんを食するのもお勧めだ。
 6月7日に梅雨入り宣言した直後、週間天気予報では10日は50%と、直前までツーリングは難しいかなと半ば諦めていた。しかし2日前の予報から何と0%に雨雲消滅。最新のコンピューター予報でも、9回裏の2アウトからの逆転はあるものとつくづく感じた次第。陽差しはあるものの唐津の西九州自動車道の温度計では23℃台、実際走っていても風を切ると肌寒い。体感的には4月位に感じる。もう少し着込んでおけば良かったと反省もしたが、昼前くらいから大分良くなった。当日、福岡の気温は30℃まで上がっていたので、唐津の山間部での80kmの巡航速度が体温を奪ったようだ。
 福重を出発し、伊万里ふるさと村へ着いたのは9時過ぎ。ロスタイム無しにスムーズな滑り出し。以前に比べると30分以上は時間短縮になっている。更に29年度中には伊万里市内まで自動車道延伸予定だそうで、益々行動範囲が広がり有り難い。
 今回は普段なら通り過ぎる展望台へ立ち寄ることにした。西海橋から大島へのルート上にある道の駅「西海みかんドーム」から虚空蔵山展望台に引き寄せられる。どんなところかと期待しながら、思ったより広めの山道を登り上がる。終点には西彼杵青年の家があり、その少し手前に石で表面を覆った10m程ののろし台もどきの展望台があった。螺旋階段を上っていくと、原生林の上から四囲が見渡せる。西彼杵半島の最北端から佐世保方面が良く見通せる位置にある。針尾の送信塔、佐世保市、大島等PM2.5で霞んではいたが眺望は良かった。

 ながさきサンセットロード(R202)は残念ながら日本の道路100選には入っていないが、選ばれても不思議では無いのに残念。常に右手に東シナ海を見渡しながら、海浜から数百メートルの断崖サイドを走り抜ける道は、心地よいアップダウンと緩いカーブが続く。ライダーにとっても、勿論四輪ドライバーにとっても最高のドライブルート。個人的には風景、眺望、道路状況、交通量等を勘案し、北部九州のツーリングコース5指に入れたい。
 昼食の「海望」を出て直ぐにド・ロ神父が布教と貧困解消対策に努めた西出津町の「カトリック出津教会」のある集落を過ぎる。石積集落としても有名らしいが、立ち寄るのはまたにする。集落を過ぎると「道の駅夕陽が丘そとめ」がこれでもかという更に絶景スポットの小高い丘の上に見えてきた。

ここまで来ると長崎市街地まで30kmもないので、野母﨑半島全体が見渡せる。ここからも東シナ海の絶景を見渡せるが、更に直ぐ傍に150m程の城山があり、ここにも展望台が設けてある。但し、そこまでは徒歩で行くしか方法はなく、往復で30分程度?視界が良ければ次回は是非挑戦したい。道の駅には、観光客の食べ物を狙って旋回するトンビがいたが、実際食べているアイス目指し急下降していた。また、道の駅から一段下がった所には「沈黙」作家の遠藤周作記念館もあったが、次回にとっておく事にして先を急ぐ。
 東シナ海を後に、R202号から時津町の方へ東進し、いよいよ今回の目的地とした西彼杵半島縦断ツーリングの始まり。奥ノ平時津線は半島のほぼ真ん中を通り、主だった主峰の横を抜ける緑のトンネルをくぐるグリーン街道。その代わり周囲の眺望は殆どないが、夏場の日差しを避けるには良いところ。道幅は広いとはいえないが、通行量が少ないので、スリルを楽しみながらも快適ツーリングだ。すれ違うのは主にバイクで、考えることは皆一緒。
 この季節、最近は飽食で見向きもされなくなったオレンジ色に熟した枇杷の実が、至る所で目に付く。まるで花が咲いたようにたわわに実っている。また、梅雨入りしたので、あちらこちらで田植えが始まり、山間部では老若男女総出の共同作業で行われていた。これぞ日本の農村の原風景と懐かしくなった。
 前出の通り、伊万里市でティータイムをと考えネット検索で喫茶店を探し出す。これまでティータイム目的で伊万里市街地まで入り込むことはなかったが、今後はグルメナビで探すのも一方。「ロジエ」について触れると、次回は伊万里牛のハンバーグ定食がお勧め。駐車場がある南側の入口(勝手口)から入店すると、階段が狭いので注意が必要!店内は天井が低いが、調度品はこじゃれた感じで、BGMが流れる中落ち着いてティータイムを楽しめる。
 今回は梅雨入り直後の天気の隙間?でしたが、日焼けの心配もありませんでした。久し振りに通るルートで、皆さんへのお勧めルートがまた1つ増えました。距離も工夫すれば300km以内となり、年に1回はこの方面の、バリエーションルートを計画しても楽しそうでした。

福重ナフコ → 二丈浜玉道路・西九州自動車道路 → 伊万里ふるさと村 → 西海橋 → 虚空蔵山展望台 → ながさきサンセットロード(R202) → 昼食「海望」 → 道の駅夕陽が丘そとめ → 奥ノ平時津線 → 西海橋 → 伊万里市「ロジエ」 →  西九州自動車道路 → 二丈浜玉道路 → 日向峠 →  野方

2017/12/03 13:33
touring-record-start.txt · 最終更新: 2024/04/30 08:52 by yositake