ツーリングの様子(YouTube)
ツーリングの行き先などの記録
2024年07月01日(月)~11(木)
参加者:林、石橋、平田正義
走行距離:2,840km
記録:平田正義
スケジュール | 備 考 | ||
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1日(月) | 新門司港(18時40分発)→ | ||
2日(火) | 神戸港(7時10分着) 敦賀港(23時55分発)→ | 竹田城跡、経ヶ岬、伊根舟屋、天橋立 | |
3日(水) | 苫小牧東港(20時30分着) 苫小牧市 宿泊 | ||
4日(木) | 北海道1日目 留萌市 宿泊 | 支笏湖、神威岬、留萌 | |
5日(金) | 北海道2日目 紋別市 宿泊 | オトンルイ風力発電所、オロロンラインの直線道路、北防波堤ドーム、白い貝殻の道、宗谷岬、エサヌカ線、カニの爪、紋別 | |
6日(土) | 北海道3日目 釧路市 宿泊 | サロマ湖、能取岬、小清水原生花園、天空へと続く道、オシンコシンの滝、知床横断道路、納沙布岬、釧路 | |
7日(日) | 北海道4日目 旭川市 宿泊 | 釧路湿原、タウシュベツ川橋梁、三国峠、層雲峡、旭川 | |
8日(月) | 北海道5日目 苫小牧東港(23時30分発)→ | 就実の丘、マイルドセブンの丘、四季彩の丘、日出公園ラベンダー園、ジェットコースターの路、パノラマロード江花、ファーム富田、美瑛青い池 | |
9日(火) | 敦賀港(20時30分着) 敦賀市 宿泊 | ||
10日(水) | 泉大津港(17時30分発)→ | 琵琶湖、彦根城、宇治平等院 | |
11日(木) | 新門司港(6時着) |
ライダー垂涎のツーリングコース、北海道1周。以前から話は出ていたが、実現するには困難な事も多く、ネット情報を参考に計画案づくり。5月頃からコース選定、実施時期を具体的に検討開始。思い立ったが吉日、有言実行、体力がある内に行くぞ!
ツーリング概要は、旅行日2024年7月1日(月)~11日(木)、全日程11日間、その内訳は船中泊4日(阪九フェリー12時間、新日本海フェリー22時間)、ホテル泊6日(苫小牧市、留萌市、紋別市、釧路市、旭川市、敦賀市)、全走行距離2,840km(内道内2,055km)。今回かかった費用はフェリー・宿泊費で13万、ガソリン代1.1万、高速代9千、その他食事・土産代含め20万弱。フェリー上で4泊はさすがに長いと感じたが、関西までは入浴後夕食を摂り寝ていると到着。日本海は沖合を航行するので陸地が大半見えず、ボーっとするのも良いが、何か暇つぶしを準備していた方が良いと思う。それにしても自走に比べ、船旅は楽だった!
日程の半分は曇り時々雨となり、雨具を1日3回脱ぎ着することもあったが、400km以上走った日は曇り時々晴れだったので雨具着用無し。期間中の最高気温は25℃以下で、雨が降ったりすると冬物の衣類で丁度良い感じ。道路設置の温度計では昼間20℃のときもあった。ラベンダー畑、原生花園では開花している夏の花を堪能。これでもかというほどの直線道路、スケールの大きいジャガイモ、そば、小麦、ビート、ラベンダー畑等の花畑と作物畑を堪能。経ヶ岬、神威岬、ノシャップ岬、宗谷岬(最北端)、能取岬、納沙布岬(最東端)の岬巡りも充実。グルメに関しては刺身、ジンギスカン、メロンソフト、ラーメン、豚丼等の名物は堪能できたが、時価6,800円のうに丼にはさすがに手が出せなかった。
北海道ツーリング情報として、タイヤの真ん中しか擦り減らないと出ていたが、帰宅して跡が残る摩耗した部分を実測した。何とど真ん中の5cm幅しか擦り減っていなかった。九州内のツーリングではコーナー走行も結構あるので、まんべんなく擦るので、こんな減り方は初めてだった。
ど真ん中5cmだけで走行!
【7月1日(月)】90km 16時15分~17時30分 小雨
福岡 →(高速道90km )新門司
10日間天気予報では、北海道は概ね晴れとなり、雨の心配はそれ程ないかなと安心したが、出発直前の予報では少しずつ雨マークも出現。新門司まで向かう九州自動車道では雨を心配したが、宗像辺りの峠を越えるときに霧雨程度の雨に逢っただけで済んだ。
新門司から関西までのフェリーは昨年7月の能登半島ツーリング以来。3人揃ったところで窓口へ、WEB予約済だったので乗船手続きはスムーズ。二輪は5台しかおらず、10人部屋のスタンダード洋室では3人の貸し切り、乗船したら明日以降に備え、入浴後レストランで乾杯付きの食事をし、併せて行程の打合せを行う。
阪九フェリー せっつ(新門司港 → 神戸港)
【2日目】390km 7時10分~18時30分 雨
神戸六甲アイランド(7時10分) → 神戸三田IC →春日IC →E72→ 竹田城跡(9時30分) →R9→ R483→ R178 →経ヶ崎灯台(14時)→ R178→ 伊根舟屋(14時40分) → 天橋立(15時10分) → E27→ 敦賀(18時30分) 敦賀港(23時55分 発) →苫小牧東港(20時30分 着)
神戸港に着くと雨は降ってはいなかったが、この日の近畿地方の予報では1日雨マーク。高速に乗ると途中で雨具着用のために停車出来ないので、最初から雨対策を万全にし、下船する。ナビでは一度一般道に降り、六甲トンネルを抜ける。北近畿道に入るころから雨模様となり、この日は1日雨にたたられる。
神戸港へ間もなく着岸 下船準備
竹田城跡は兵庫県の中央部北寄りに位置し、雲海に浮かぶ石垣写真で一躍有名となった。山頂は海抜353mで、麓から登るわけではないが、途中の駐車場からでも40分は掛かるといわれ、往復タクシーを利用した。それでも降車駐車場から800m15分程度かかる山道を登ることになる。こんな山頂に立派な石垣を作った労苦は大変なもので、これまで見て来た山城では一番の大作だった。幸い竹田城跡見学中は雨に逢わなかったが、駐車場に戻ると雨が降り出し、以後夕方までは完全には上がらなかった。
竹田城跡
次は、丹後半島の経ヶ岬を目指す。途中の道の駅「くみはま」でランチタイム。経ヶ岬はガスに覆われ近くにあるはずの灯台も、眼下の日本海も見渡せず、そそくさと退散。丹後半島を右回りに進むと、途中伊根の舟屋があるが、雨もひどかったので写真をとる為だけに立ち寄る。波穏やかな若狭湾の最奥部に位置し、家屋と一体の舟屋という発想が出て来たのだろう。海岸線に数十軒も並ぶと壮観。周辺は台湾人?観光客で賑わっていた。
伊根の舟屋
敦賀に向かう途中で天橋立に立ち寄るが、40年前の記憶ではバイクで橋立を通行出来たが、現在では125cc以下でないと進入禁止となっている。北側入り口で記念写真だけ撮ってここも退散する。
天橋立北側入り口
1年前に訪れた三方五湖横を北陸道で通過し、18時30分には敦賀港へ到着。待合室で夕食を摂って、これからの北海道まで22時間の船旅に備える。天気が良ければ他に時間つぶしもあっただろうが、ひたすら5時間乗船時間まで待つ事になる。ここから乗船したバイクは15台程、まだ夏休み前で混雑は無し。時間も遅かったので、入浴後2段ベットで横になる。
敦賀港で乗船待ち
【3日目】28km 22時20分~22時50分 曇り
苫小牧東港(20時30分 着) 苫小牧市ホテル (22時50分)
船上での時間つぶしとして1日2本の上映映画鑑賞、持ち込みメディアプレーヤーで音楽鑑賞、海を見てぼーっとする等がある。他に船内設備ではトレーニングルームで自転車こぎ、露天風呂・サウナ風呂、ゲームセンター等がある。航路中間点では、僚船とすれ違う際のアナウンスと汽笛が感動的だが、何せお互い25ノットの高速なので見えたと思ったら消えていった。夕方、津軽半島が見えてきたときは、やっと北海道まで来たという気分が高まる。
いざライダー憧れの北海道上陸かと思われたが、林さんのNinjyaのスターターが回らず船内スタッフに始動バッテリーを準備して貰うも、尚エンジンが掛からず、JAFを呼ぶ。調べて貰ったら、ブースターケーブルのワニ口が車用で大きすぎ、きちんとターミナルを掴めていなかったのが原因と分かった。バッテリー上がりの原因は、ハンドルロックに2パタンあって、1つは消費電力が大きく22時間で消耗していたようだ。幸いその後のツーリングには影響なかった。2時間近く遅れて下船し、苫小牧駅前のホテルに向かう。夕食は船上で済ませているので、後は風呂に入って明日以降のツーリングに備える。これから先の天気予報が心配だが、半分は曇り後雨といった感じで、また北海道は広いので、行き先によっても変わる。1日400kmも移動すると天気の変わり目にも遭遇する。
【4日目】410km 7時30分~18時20分 曇り時々晴
苫小牧(7時30分) →R276 →支笏湖 → R453 → R276 →R229 →神威岬(11時15分) →R275 → E62 →留萌(18時20分)
北海道上陸2日目、実質的には今日が北海道ツーリングの初日になり、天気を心配しながらの走り出しとなる。スタート時は曇り空だったので雨具は無し。苫小牧市内を少し走るとR276は直線道路となり、鹿飛び出し注意の樹林帯が両サイドに広がる。この日、郊外の家の庭先で鹿を初見。いかにも北海道らしい風景の始まり、これから走り抜けるツーリングロードへの期待感が高まる。
支笏湖横のR276は樹林帯に阻まれ展望がきかず、最後まで全容を見ることができず。蝦夷富士と呼ばれる羊蹄山が見え出す喜茂別町付近は、紫と白い花が満開のジャガイモ畑の広さに驚く。とても大型農業機械なしでは栽培は出来ない。
喜茂別町のジャガイモ畑、後方は羊蹄山
昼前に着いた神威岬駐車場には既に大型観光バス5台と、レンタカーで一杯。先端の灯台までの狭い散策路に観光客の列が連なる。観光客がここまで多い所とは知らず訪ねたが、行列をすり抜け、強風にもがきながら進む。海岸線の段丘にはエゾカンゾウの群落やハマナスの花もありで岬感を十分堪能する。小樽へ向かう途中、寿司屋の海鮮丼でもと考えたが、うに丼が驚異の6,800円だったので、寿司定食1,500円で我慢、夜の温泉宿飯に期待する。
神威岬遊歩道 神威岬灯台
石狩市から留萌まで走る予定の日本海オロロンラインは、ナビ案内を見誤り内陸路線(R275)となる。逆方向の10数キロの間に、速度取り締まりを2回見かけて気を引き締める。不遇にも2回切符を切られた人もいたのではないかと老婆心ながら心配する。
ホテルは歴史を感じさせる佇まいだが、留萌市の唯一の温泉らしく、立ち寄り湯もやっていた。夕食は今回最初で最後の部屋食で、魚料理を中心としたメニューだった。今日の軽く流した410kmに満足し就寝。宿周辺には公園を兼ねたキャンプ場もあったが、熊注意の警告板があった。
留萌市ホテル神威岩
【5日目】425km 7時30分~17時15分 曇り時々晴
留萌(7時30分) → R239日本海オロロンライン → R232→ 道道r106 → オトンルイ風力発電所(10時) → 道道r106 →ノシャップ岬(11時10分) →稚内防波堤ドーム(11時25分) →白い道(12時) → R238 →宗谷岬(12時20分) → R238 エサヌカ線(13時30分) → R239紋別市(17時15分)
オトンルイ風力発電所は日本海からの風を受ける海岸草地の中に林立し、九州では見られない圧巻の光景。更に稚内へと続く道路は宗谷サンセットロードと呼ばれ、大きなオロロン鳥のモニュメントもある。一帯は利尻礼文サロベツ国立公園に指定され、利尻島を対岸に眺める気持ちの良い海岸道路。途中の駐車場で、はまなすの花を発見。周囲に人工物が何もない海岸線道路は左手に海、右手に草原とサンセットを見たい衝動に駆られる気持ちいいー道である。
オトンルイ風力発電所 宗谷サンセットロード、後方は利尻島
ノシャップ岬からが利尻島を望む最後のスポットで記念撮影し、樺太航路があったころに作られた稚内防波堤ドームへ向かう。コンクリートの造形物としてはビックリする程の大きさと曲線美。ホタテ貝を敷いた白い道は全線走ると遠回りとなり、砂利道の様に走りづらいので、ゴール地点側から500m程逆走し、記念写真のみ撮って引き返す。
ノシャップ岬 稚内防波堤ドーム
白い道 食堂 最北端
宗谷岬
宗谷岬でお昼時になったので、自称最北端の食堂で北海道塩ラーメンを賞味。猿払村道エサヌカ線は牧草地帯に作られた直線道路で、観光バスも来るような名物道路。陽炎が揺らぎ真っすぐな道の終点が見えない。
猿払村道エサヌカ線
稚内からオホーツク海沿いを200km近く走って紋別市に到着。まだ時間に余裕があったので、海岸にある10m程のカニの爪モニュメントと、砕氷船初代ガリンコ号の見学に立ち寄る。夕食はホテル近くのはまなす通りで居酒屋に入り、地元グルメを肴に今日の反省会と、明日の宿泊地やルートについて打ち合わせを行う。天候次第で行程が見えないので、2日先のホテルを自転車操業的に予約する。
カニの爪モニュメント 初代ガリンコ号
【6日目】560km 6時~18時50分 晴れのち雨
紋別市(6時) → R239サロマ湖(6時50分) → R239能取岬(8時) → 小清水原生花園 → 天空へと続く道(9時50分) → R334 → オシンコシンの滝(10時20分) → 知床峠(11時30分) → R335 → R244 → 風連湖(14時30分) → R44 → 納沙布岬(15時40分) → R44 → 釧路市(18時50分)
午前中は天気良好で、前日に続きオホーツク海沿いをサロマ湖、能取岬と回る。走行中、雨には逢わないものの台風並みの風で、油断するとハンドルを持っていかれそう。斜里町に入り天空へと続く道に到達、折角の展望台でも風に悩まされる。
サロマ湖 能取岬灯台
天空へと続く道 オシンコシンの滝
知床峠に入る前にオシンコシンの滝で休憩。崖から滑り落ちる白い瀑布が印象的だった。知床峠を登り始めると一転雨でしかも濃霧となる。視界10m以下の知床峠越え、午後に風連湖で出会った粕屋町から来た人は途中で引き返したとか。峠の下りにかかると、気温・湿度条件が増々悪化し、ヘルメットに付着した水滴で視界が効かず、石橋さんは路肩に停まりシールドを吹き上げ再スタート。当初、知床峠を下ったウトロ側では晴天のまま国後島が見えると期待しながら走るも、結果は見ることは出来きず、残念!
風連湖 納沙布岬
根室半島を時計回りに納沙布岬に向かうが、地形的に霧が出やすい根釧地方では、行く先々で霧が発生中。積雪の為道路幅が広くとってあるのが幸いし、それ程のスピードダウンをせずに草原の道を走り抜ける。納沙布岬は歯舞諸島が一番近くに見える場所だが、2回目の訪問となる今回も果たせず。この日は走りやすいルートでもあり、翌日以降の天候も考慮し560km走って釧路に宿泊する。一般道をこれほど長く走ったことはないが、絶景とスリルに富んだツーリングで疲労感は余り感じず。夜は1回目のジンギスカンを夕食とする。
【7日目】280km 7時30分~15時 曇り一時雨
釧路市(7時30分) → 釧路湿原(8時) → R240 → E38 → R241 → R273 → タウシュベツ川橋梁(11時30分) → 層雲峡(12時40分) → R39 → 旭川市(15時)
霧に霞む釧路湿原展望台に向かうが、見通しが効かない。でも湿原の雰囲気だけと遊歩道を10分程散策するも、林の中を抜けきらずに何も見えなかった。展望台駐車場で人慣れしている鹿の親子に遭遇。
釧路湿原展望台
次は層雲峡へと向かう。当然ナビによるルート案内。どこで血迷ったのか離合困難な林道(県道)に入り込んだ時、道路と直角に直線の筋が入り、しかも5mおきの湾曲になって、とても走り心地が悪かった。その振動でナビの固定金具も一部破損、数キロも続いていたので人工的だと思うが筋を入れていくだけでも大変な労力で、全くいらんことをしてくれる。場所によっては国道でも湾曲の部分があった。自然林の中に続く林道は、鹿は勿論熊がいつ出てきてもおかしくないような道の連続で、ナビに文句を言いながら走り抜ける。
タウシュベツ川橋梁が途中にあるので立ち寄る、といっても近寄れないので数百メートル先にあるのを遠望するだけ。ここでも熊の目撃情報の注意看板にびくっとしながら樹林帯を進むが、その他大勢の鈴を鳴らす人もいるので大丈夫。廃墟の様な橋梁は徐々に崩壊が進んでいた。展望が効くはずの三国峠を越えて層雲峡に向かう。残念ながら雨、霧で素通りとなる。層雲峡では、冷えた体のご褒美に旭川ラーメンと豚丼で栄気を付ける。
タウシュベツ川橋梁 タウシュベツ川橋梁説明板
層雲峡 層雲峡で昼食 ラーメン・豚丼セット
雨対策にオーバーブーツを準備していたが、前側にファスナーが付いていたので殆ど役に立たず。余りにも靴が濡れてしまうので旭川市で北海道旅土産として長靴を購入。今日は280kmと走行距離が短かったので、15時に旭川に到着。ただホテルのチェックインは16時からだった。
夕食はグルメ評価の高いジンギスカン屋で、かわいい羊のイラストエプロンを付け、ジンギスカン焼肉に舌鼓。高層ビルが林立する旭川駅傍のホテルに宿泊したが、翌朝ジョギングに出ると、駅の南側には自然が残る忠別川が流れ、そのギャップに驚く。
旭川市 ジンギスカン焼肉 何処がうまいか?
【8日目】335km 8時~18時 曇り時々雨
旭川市(8時) →R37 →就実の丘(8時45分) →マイルドセブンの丘(9時30分) →ジェットコースターの道(10時) →四季彩の丘(10時20分) →日出公園ラベンダー公園(11時) →パノラマロード江花(11時30分) →ファーム富田ラベンダーイースト(12時) →美瑛青い池(14時) →R237 →苫小牧東(18時) 苫小牧東港(23時30分 発)
旭川空港近くの就実の丘は小麦畑、ジャガイモ畑が一面に広がり、北海道の大地の豊かさを思わしめる場所。写真クラブの仲良し女性3人組に写真を撮ってもらおうと1枚お願いしたら、ここも良い、あっちも良いと勧められる。マイルドセブンの丘は昔の写真と比べ、樹木の数が少なかった。富良野、美瑛は花畑と畑作台地が広がり見どころ多数。丘陵地に畑が広がり、それを貫く直線道路は40~50mのアップダウン道路。それも連続してアップダウが続き、まさしくジェットコースターの路のネーミングがピッタリだ。
日出公園ラベンダー園 日出公園ラベンダー園
日出公園ラベンダー園 ファーム富田ラベンダーイースト
ラベンダーは品種によって満開とこれからのものがあるが、今が花見シーズンといって良い。上富良野の日出公園ラベンダー園はラベンダーに特化して植栽され、十勝連峰や上富良野の街並み全体を見渡せるビュースポット。山並は見えなかったが、一面のラベンダー畑は映えスポットだ。ファーム富田ラベンダーイーストではラベンダーソフトを食べ、暫し雨宿り。加工用のラベンダー畑も一見の価値あり。
中富良野で野菜カレーの昼食後、白金青い池へと雨が一番ひどい時に向かう。青い池は神秘的で必見の価値ありだが、オーバーツーリズムで入場料徴収計画がある位、観光バスが10台以上、道路には駐車場待ちの車の行列。駐車場入り口は二輪専用があるのに、精算出口が1つで出庫まで時間が掛かった。
青い池 青い池
富良野で贅沢にもカットメロンにソフトクリーム(1,200円)を載せたスイーツを賞味。富良野メロンは気になってはいたが、国道サイドに専門店があったので飛び込んだ。メロンとソフト、2重の幸せをかみしめる。
苫小牧東港には18時に到着、乗船まで時間がありすぎるので、15km位離れた場所でソバと天丼のセット夕食。このころには雨も止み、日が暮れた中で北海道を走り納とする。
カットメロンソフトクリーム 北海道最後の食事
【9日目】15km 20時30分~21時 曇り
敦賀港(20時30分 着) 敦賀市ホテル(21時)
往路と違い梅雨前線の影響で波高が3~4m位と、船内アナウンスで船長から説明を受ける。道理でピッチング、ローリングを伴いじっと座っていると左程感じない揺れでも、歩くと真っすぐに歩けない、まるでフラフラ千鳥足状態。船酔いまではなかったが長さ200m、17,000トンフェリーでもじわっと揺れるものだ。明日以降の観光予定とたわいない会話、帰路は慣れたものでサウナと映画等で時間を過ごす。
敦賀港着岸
【10日目】210km 7時30分~16時45分 曇り
敦賀市(7時30分) → R8→ 滋賀r2 → 彦根城(9時20分) → 滋賀r25 → R1 →宇治平等院(13時40分) → R26→ 泉大津(16時45分) 泉大津港(17時30分 発)フェリーいずみ
琵琶湖沿岸を走る湖東線の内、出来るだけ湖畔道路を選択しながら走行。途中で国道を外れ、集落内の県道も含め、若干狭い道あり。途中、林さんが寄ろうと提案したNHK番組ドキュメント72時間で紹介された湖畔のあのベンチを目指す。
NHKドキュメント72時間ロケ地あのベンチ 彦根城と玄宮園
彦根城とひこにゃん 平等院
石橋さんが昼食を摂った「すき屋」にリュックを忘れ、平等院から少し走った所で気づき単独で引き返す事になり、林さんと平田はそのまま泉大津に向け一般道を進む。ナビでは16時過ぎに到着予定で進んでいたが、大阪に入るとR1の交通渋滞が酷くなり、しまいには殆ど流れなくなった。気は焦りながらも渋滞にはまり、やっとの思いで16時45分に泉大津に到着したが、先着予定の石橋さんのバイクは見えず。石橋さんは遅れを取り戻す為、高速利用したが、途中でナビの電源が入らなくなり、ルート検索に迷い、途中下車した事を含め苦戦したそうである。先着組は乗船時間に間に合うか気をもんで待っていると17時石橋さん到着。奇跡の様に一緒に帰福出来ることに互いに喜び合った。帰りのスタンダード洋室も3人の貸し切りとなり、周りを気にすることなくゆっくり船旅を楽しむ事が出来た。
【11日目】100km6時~7時45分 雨
新門司(6時) → 福岡(90km ) 野方(7時45分)
下船前、北九州地区は線状降水帯、大雨警告等の予報が出され、公立学校は休校措置まで取られる。帰路の高速走行を心配した。雨具を着込んで走り出すと、速度制限が50km、80km規制と出ていたが、全線小雨程度で済み無事に帰宅。トータル2,840km、11日間に及ぶ北海道ツーリング。念願のツーリングコースを無事走り終えて帰ったら、汚れた愛車のメンテナンスをし、また次に備えよう!
2024年05月22日(水)~25(土)
天候:曇り時々晴れ
参加者:林俊彦、平田正義
走行距離:1100km
記録:平田正義
(行き先)下灘駅、高茂岬、紫電改展示館、足摺岬、佐田の沈下橋、四国カルスト、石鎚スカイライン、UFOライン、佐田岬
5月22日(水) (19時~20時30分) 晴れ 90km
野方 → 福岡都市高速道 → E3九州自動車道・北九州自動車道(福岡IC→八幡IC→紫川出口) → 松山・小倉フェリー乗り場 小倉港(21時55分出港 2等寝台) → 船中泊 松山観光港(5時着)
23日(木) (5時~16時)曇り 350km 下灘駅、高茂岬、紫電改展示館、足摺岬、佐田の沈下橋
松山観光港(5時) → R437 → R56 → R378 → 下灘駅(伊予市) → R378 → 愛媛r43 → E56(松山自動車道) → 宇和島市 → R56 → 愛媛r34 → 高茂岬 → 紫電改展示館 → R56 → E56(中村宿毛道路) → 四万十市(昼食 四万十屋) → R321 → 足摺岬 → R321 → 佐田の沈下橋(四万十市佐田)→ 四万十市(宿泊)
24日(金) (8時~18時20分) 晴れ 380km 四国カルスト、石鎚スカイライン、UFOライン
(四万十市 宿泊) → R56 → E56(高知自動車道) → 須崎市 → R197 → R439 → 四国カルスト入口(天狗荘) →四国カルスト → 地芳峠 → R440 → 道の駅みかわ(昼食) → R494 → 石鎚スカイライン(愛媛r12) → UFOライン → 愛媛r40(石鎚公園線) → R194 → R11 → 松山市 → R378 → 八幡浜市(宿泊)
25日(土) (8時~17時40分) 晴れ 280km 佐田岬
(八幡浜市 宿泊) → 八幡浜市みかん畑 権現山(364m) → R197 → 愛媛r256 → 佐田岬 → 愛媛r256 → 九四国フェリー 三崎港(12時30分出港) → 佐賀関港(13時40分着) → R197 → 大分市 → R210 → 玖珠IC → 大宰府IC→ 福岡都市高速道 → 野方
今回は梅雨入り前の安定した天気を期待し、5月末に3泊4日の四国ツーリングを計画。フェリー、宿の手配で1週間前に最終日程を決め、決行した。行程中の一日、沖縄に掛かる梅雨前線の動きで九州・四国南部へ影響する天気予報に変わった。
ikiiki-bikeツーリングとしては四国2回目となり、四国ツーリングといえば岬めぐり、UFOライン、四国カルストを外すわけにはいかない! 前回は2019年9月14日・15日の2日間で宇和島と佐田岬のみ回ったが、夜行フェリー利用となるとどうしても3泊4日は必要となる。憧れの景色を求め、いざ行かん四国へ!
5月22日(水)
小倉港まで19時出発の高速移動、この時間帯は全線トラックの走行が多い。自宅を定時出発出来るよう夕食・入浴を済ませ、後は乗船して寝るだけの態勢で向かう。途中混雑もなくコースタイム通りに到着するも、既に林さんが待機。聞くと、下道を走るために午後から出発したとの事。フェリーはネット予約をしていたので、乗船名簿だけ記入し手続き終了。この日、他に二輪はいないし、窓口を訪れる人も少なく感じた。船内に乗り込むとトラックや工事車両は既に積み込まれており、一般乗客は少ないはずだ。乗船客は左程多くなく二等寝台の8人部屋(天井の低い2段ベット4式)は2人で貸し切りだった。林さんは入浴を楽しみ、瀬戸内海は波もなく快適な船旅で、いびきをかき消すエンジン音もあり安眠できた。
23日(木)
フェリーは5時着岸、7時までは船内待機が可能で、当初はガソリンスタンドや食事処が開店する7時まで残ろうと考えていた。天気予報で愛媛は降水確率30%だが、宿泊地の高知は夕方から80%なので、早めの行動開始が良かろうとなって5時から走り始めることに。遠くの高山には雲がかかり、雨と視界に不安あり。UFOライン・四国カルストは標高が1,300m以上なので、降らなくてもガスっていたら何のために絶景ポイントへ行くのかという事で、急遽予定を入れ替え、標高の低い道路で足摺岬を目指す。
6時に松山市内で朝食をとりながら走行ルートを相談し、以前四国ツーリングの時に柴田さんから勧められた西伊予の海岸線を走って行くことに。予定表にはなかった駅ホームから瀬戸内海が間近に見える下灘駅へも立ち寄る。SNS映えスポットらしく朝7時台なのに、乗客ではない観光客が他に4名記念撮影していた。ホームからは霞んで対岸が見えない中、瀬戸内海を臨む記念撮影はちょっと残念。
緩やかな海岸沿いを走る国道378は快適で、四国サニー道路の名にふさわしい。長浜町から県道を南下し、途中から宇和島市まではE56松山自動車道を利用し楽ちんだった。
道路沿いの電光温度表示板は21℃を示し、北風もありバイクで走るには少し肌寒く感じた。高茂岬へ向かう愛南町の国道56から海岸線を縫うように走る県道は狭隘で、雨上がりの路面?と落葉、流れ込んだ土砂で低速でしか走れない。更に、カーナビが接触不良となり走行ルートが見えず、余計スピードダウンしつつ対向車を心配しながらの走行となる。愛媛県最南端の高茂岬の対岸は佐伯市の鶴御崎半島で、ここでは結構視界が良くなっていた。付近は公園整備されており、断崖に整備された海岸線の遊歩道を散策する。沖合の岩礁には瀬渡しで上陸した釣り客1人が見えたが、風があり波しぶきの中少し高いところから竿をおろしていた。帰路は岬を周回する道路もあるが、ナビで見ると時間がかかりそうだったので、少しは慣れてきた道を引き返す。
愛南町を走っていると高台の上に100m程のひときわ目立つ赤白タワーが目に入る。宇和海展望タワーといい、以前は円筒形のタワーに沿って展望室が上下するものだったが、2019年以降は耐震構造の問題で運転されていない。
その入り口に太平洋戦争中の昭和18年に開発された紫電改(1978年南宇和郡の海底から引き揚げ)の展示館があり立ち寄ることにする。機動性能が高い戦闘機ではあったが、戦争末期で量産はされなかったそうである。ハード系の装備品とともに戦死された乗員の写真等が展示されていた。4枚のプロペラが曲がっていたのは、海中に落ちた時の衝撃が原因。復元されていたとはいえかなりの程度で原型を留めていた。
カーナビで足摺岬へは四万十市経由となり、丁度お昼時だったので四万十川名物の川魚料理店、特に天然ウナギで有名な四万十屋で昼食をとる。店はお昼時で混雑し、リーズブルな養殖うな丼とうどんのセットを注文、少し体が冷えていたので温まって良かった。
道中、常に風を感じながら走っていたが、足摺岬展望台では更に強風が吹き、黒潮が流れる太平洋には白波が見えていた。岬は今回3度目の訪問となる。ただ足摺岬灯台まで行ったのは初めてで、広葉樹に囲まれ、近くで見るとそれ程の規模ではない様に感じたが、岬の南端に位置し沖合を通る船にとっては重要な役目を果たしているのだろう。展望台から見ると崖の上に立ち、いかにも四国最南端と感じる風景で、台風中継には良く登場する場所である。
早朝の出発で時間に余裕があり、明日の山間部ツーリングを考えると佐田の沈下橋は今日中に訪れたいと、投宿の前に行くことにする。四万十市内にあり、50mを超える四万十川に高さ3m程の欄干のない狭い橋が架かっている。バイクで走るのは勿論、幅に余裕のない車で渡るのも怖いと感じる。コスパを考えて作られたとは思うが、普段使いにはちょっと向かない気もする。
四万十市は観光都市でもないと思うが、この日はホテル予約が難しく、林さんとは少し離れた宿となる。理由は観光バス4台の修学旅行生でホテルが一杯だったようだ。夕飯は地元居酒屋で、カツオのたたき、マンボウの天ぷら、ウツボの唐揚げ、じゃこ天等と地酒を賞味し、満足のいく四国1日目となった。
24日(金)
降水確率0%、四万十市から須崎市経由で四国カルストへ向かう。太平洋に沿った国道は心地よく、快走する。更に、途中の山間部には2箇所 E56高知自動車道があり大分、時間の節約が出来た。天狗高原入り口に近づくと道幅も想像以上に広く、カーブもある程度のスピードで曲がれ、快適な雲上路が続く。上り詰めると、こんな標高が高いところにと思う立派な星降るヴィレッジTENGUが構え、ホテル内を高知県・愛媛県の県境がはしる。そこでソフトクリームを食べながら、7重程に連なる四国山地を遠望しつつ山深さを感じた。
カルスト台地の尾根を走る道路は更に爽快で、のんびり放牧牛が草を食む。レストランやキャンプ場も整備され、のんびり過ごすのも良さそうだ。所々に駐車スペースが設けられ、そこにバイクを停め放牧牛や羊群原を眺め癒される。草原から一転し、地芳峠からは植林地帯を狭い道で国道へと向かう。UFOラインまでの途中の山間部では、お昼難民になりはしないかと心配するも、近年の道の駅整備は隅々まで行き届き、無事にエビチリ定食にありつく。
石鎚スカイラインに入ると、想像以上の中央線が続く快適なワインディング道となる。道路から時折四国一高い、尖った岩峰の石鎚山を見ることが出来、路肩にバイクを停め記念撮影。約40年前、今回と一緒の小倉・松山フェリーに乗って登山したことが思い出される。この標高差の大きいスカイラインを、こんにちはと挨拶していった外国人アベックが、大きな振り分け荷物を積んだ自転車でゆっくり登って行った。
自動車CMに使用されたUFOラインの絶景ポイントも今回の目的地の1つだったが、石鎚スカイラインからUFOラインに入ってしばらく進むと、カーナビ指示通りのルートをたどると石鎚公園線を案内され、UFOラインから逸れてしまう。大いなる心残りが1つ出来てしまった。石鎚公園線はダムサイドの道となり集落も散在するが、落人伝説に匹敵する秘境でびっくりした。
今回の教訓は、カーナビに通過予定のポイントを登録し、実際走行するときには確実にそのポイントをトレースしていることを、時々停まってでも確認する事。事前に要所要所の地点登録はしていたものの、カーナビ地図を拡大していたのでそのポイントが見えなかった。途中でルートミスと気づいたのはかなり進んでからで、時すでに遅し、参った!
この日は380kmと今回で一番走り、しかも山間道路を通ったので少し疲れ気味。という事もあり、ホテルのある八幡浜までは、前日の西伊予海岸リベンジで向かうことにする。瀬戸内海の視界は前日よりは良かったものの、さすがに対岸までは見えなかった。疲れや気分を癒しながら夕方の道を走行し、大分行のフェリー乗り場の見えるホテルに到着。この日も居酒屋でカツオのたたきを賞味し、反省会開始。
25日(土)
ホテル7階の海が見えるレストランで朝食をとっているとき、快晴のホテルの窓から見えたみかん畑(権現山)へ朝一で上ることに相談がまとまる。途中に家屋らしき建物も散見され、人が住んでいるようであれば簡単に行けるだろうと思ったが甘かった。登ってみるとガードレールなしの狭隘農道で、ローギヤーでしか曲がれないヘアピンカーブを恐る恐る登っていく。海抜ゼロから登ったご褒美は、みかん畑から見下ろす超絶景で、入り江にある市街地や遠くのみかん山、周辺の島々が足下に見える。愛媛では実際に蛇口からミカンジュースもあるらしいが、このような急傾斜地でのみかん農家の苦労に頭が下がる。帰りは同じ道は避けようとしたら、もっと車通りの少ない道に迷い込み、更に砂・落ち葉スリップに注意の農道を下る。
佐田岬へのメロディラインは前回も2輪ではメロディを奏でないのは実証済み。途中、道の駅にはオープン前に到着し、オープンと同時にお土産を探しに店内へ。ついでに3階の展望デッキで風が強い中、瀬戸内海の景色を楽しむ。
佐田岬灯台への遊歩道は1.8kmのアップダウンがあり、歩くと汗ばむ中、灯台目指して樹林帯を進む。天気は快晴で申し分なく対岸の佐賀関、山口等が見渡せ岬探検家としては気分最高。2度目の今回は四国本土最西端の佐田岬灯台と、四国の島最西端の碑が建つところまで到達することが出来た。
フェリー乗り場のある三崎港では、はなはな祭りが開催中で、ステージやグルメに多数の観光客が集まっていた。ゆっくりとみて回る時間はなかったが、最後に買える四国土産にタルト、じゃこ天を選んだ。会場のあがったばかりのシラス丼、海鮮丼に後ろ髪をひかれつつ乗船時間の関係で、船内で波穏やかな豊後水道を見ながら、さざえ飯とじゃこ天の昼食となる。70分の船旅でじっと海を見ていると、大きくはないもののローリングしているのが分かった。
13時40分の定刻に佐賀関港着岸、まだ高速で一気に帰宅するには早いので、一般道も利用しつつ時間を見て高速で帰ることにする。しかし大分市内で昼間の渋滞に逢うも、そこを抜け漸く大分ツーリングの醍醐味で、庄内町を快走しながら湯布院、玖珠町に到着。途中のコンビニでおやつタイムとし、元気を取り戻した後は高速に乗り17時40分に無事帰宅。今回は心残りのルートミスもあったが、天気にも恵まれ、楽しく満足のいくツーリングなった。次は7月の北海道ツーリングを是非とも成功させたい。
2024年05月11日(土)
天候:晴れ
参加者:田崎、林、武内、菅原、平田正義
走行距離:285km(8時~17時)
記録:林
1年半ぶりにハーレ-が息子から返ってきた。ハンドルをイ-ジ-ライダ-風にアップライトに、ダンデムシートを無くし後輪をロ-ダウンしているので乗り心地は最悪、バンザイ状態で走行するので腕が疲れて今回のツ-リングは修行でした。
いつものように福重のナフコに集合しインカムの設定に手間取りながらも設定終了、行先は平戸東海岸へと決定。
平戸に向けて西九州自動車道を西進、前を行く車両も快調に走行してくれてストレスなく走行、ファミリ-マート伊万里黒川店にて1回目の休息。伊万里大橋を渡り西九州自動車道から北松やまびこ道路経由し、平戸大橋を渡ったところのひらど新鮮市場にて2回目の休息をとる。店を覗くと湯がきハチクや新鮮なアラカブがあったので購入したかったがまだ11時、冷蔵袋なども持参していなかったので購入を諦めました。
市場を出て平戸西海岸の根獅子海水浴場を目指す、ここはいつ来ても遠浅の浜がきれいな海岸線である。
そろそろ昼食の時間なのでお店がありそうな紐差教会に、
しかしグーグルで探すが近くには無さそう、ヤフ-地図で探すも無く、海岸の県道60号線の通行止め情報が表示された、長崎県のホ-ムペ-ジを見ても通行止めらしいので東海岸は諦め、昼食ができる市内に戻ることに途中川内蒲鉾店にてお土産を買う。2.3回目の寿司割烹「宝」にて昼食となった。僕は名物すし定食を食べたかったが昨日も寿司を食べたのでとんかつ定食にした、とんかつが部厚くとても美味しかったです。
昼食後県道60号線が通行止めなので行先を鯛の鼻公園に変更、名前から岬と思っていたら山の上の公園でした、公園からの眺望がすばらしく少し霞んでいましたが五島列島が見えました、夕方の時間帯だと夕日が綺麗だろうと想像できます。
帰り道は伊万里のジョイフルにて休息後、ほぼ来た道を福岡へと無事無事故で帰宅しました。
全行程
福重ナフコ(8時) → R202 → 西九州自動車道 → 南波多谷口IC → 佐賀r297 → R204 → 西九州自動車道 → 松浦市 → R204 → 長崎r61 → 北松やまびこ道路 → R204 → 平戸市R383 → 長崎r19 → 根獅子海水浴場(11時30分) → 紐差教会 → 川内蒲鉾 → 昼食 寿司割烹宝(12時20分) → 鯛の鼻公園(13時20分) → 長崎r19 → 北松やまびこ道路 → 伊万里市 JOYFUL(15時) → 西九州自動車道路 → 日向峠 → 野方(17時)
2024年05月04日(土)
天候:晴れ
参加者:野中、武内、平田正義
走行距離:270km(9時30分~17時)
記録:平田正義
ゴールデンウィーク後半の天気予報を見ると3・4日は晴れ、5日は曇り、6日は雨。ツーリングメンバーの予定が少しずつ明かされ、4月のツーリングに参加できなかった野中さん、武内さんは4~6日が参加可能。3日の21時前に今回参加メンバーの確認が取れ、急遽4日のツーリングが成立することに。性急に話が進み、バイク整備は4日にしかできないことも考慮し、みなみの里9時30分集合とする。翌朝みなみの里に到着すると駐輪場横にあり、待機時間のアイドル ヤギがいなくなっていた。事前に目的地相談も出来ず、その場で連休の混雑を避ける為、英彦山・豊前方面と決まる。
最初は江川ダム横の県道を抜け小石原までのルートを考えたが、筑豊へ抜ける最短ルート3,791mの八丁トンネルがあることを思い出し、癒しの田園風景広がる嘉麻市まで一気に到着。そこから小石原経由英彦山登山道へ向かう。小石原民陶祭の事は頭にあったが、やはり500m以上の渋滞にはまる。何とかかわしつつ渋滞脱出、後は新緑燃ゆるワインディング登山道を軽快に走り抜け、別所駐車場着。此処へは何度も来ていたが、歩いて1分の所に花見ヶ岩公園があり初登頂。大きな岩峰の上に立つと何という360°の眺望。若干霞んではいたが筑豊平野、英彦山と薫風の中暫し見とれていた。
下山はほぼ満水の油木ダムサイトを通り、赤村げんじいの森へ。この辺から今川が貫く平野部となり豊かな田園地帯が続く。途中、生立八幡神社山笠を飾りつけしているのを見かけたが、旗の飾りが20m位もあり、どうやって担ぐのか興味津々。椎田勝山線へ出て、昼食の為うみてらす豊前を目指すが、カーナビ設定を有料設定にしていたのでみやこ豊津ICから豊前ICまでワープ。それでもうみてらす到着は12時20分。
予想はしていたが2階のレストランは20人待ちだったので諦め、1階で今日の水揚げを確認すべく漁協販売部と豊前海岸を見て回る。座布団ヒラメ、優勝力士の持ち上げる様な真鯛、貝類等が収穫コンテナに窮屈そうに入っていた。カキ養殖のロープが干してあった豊前海岸から門司方面は見渡せたが、対岸の山口は見えず。動き出したら丁度宇島神社みこしを見かけたので、バイクを止め祭りに参加、久しぶりに賑やかな祭囃子を聞いた。
次は豊前おこしかけで弁当でもという事で向かうと、駐車場が一杯でアウト。気を取り直しR10で行橋方面へ向かい、やはり混雑しているもののウェストへ突入。お得感があるそば又はうどんに丼がついた定食を注文する。野中さんはそばで頼んだのにうどんが配膳され、まあいいかと半分食べた所に、間違ってすみませんとそば到着。途中まで食べたものを残すのも勿体ないとうどん・そば完食、少し苦しかったかも?
帰路は椎田勝山線、R202を通り道の駅香春で最後の休憩後、八木山バイパスの混雑を考えしょうけ越えを抜けることに。一部交差点では渋滞も見られたが、後は順調に福岡市内に入り、いつもの小笠木峠経由で無事帰宅。今回は急な催行だったが五月晴れの中新緑、薫風を感じるベストシーズンのツーリングを堪能することが出来た。
全行程
筑前みなみの里(9時30分) → 福岡r77 → R500 → R322 → R211 → R500 → 花見ヶ岩公園(英彦山別所10時50分)→ 福岡r418 → 福岡r34(赤村) → 福岡r58 → みやこ豊津IC → 豊前IC → 福岡r32 → うみてらす豊前 → R10 → 椎田町(昼食) → R10 → 福岡r58 → R201 → 道の駅香春 → R201 → 福岡r60(しょうけ越) → 福岡r56(小笠木峠) → 野方(17時)