ツーリングの様子(YouTube)
ツーリングの行き先などの記録
2017年03月18日(土)
曇り時々晴
参加者: 吉武夫妻、田崎、野中、武内、林、平田
走行距離: 220km (8時~15時30分)
記録:吉武真理
私は数年ぶりのツーリングで、出掛け車庫出し直後に早くも転倒・・・からの参加で、初心者同然の女性ライダー、付いていけるのかと不安ながらの参加でした。バイクはカワサキのエストレヤ。トンネルと山道での低速走行、皆さんに迷惑をかけましたが、ジェントルマンのメンバー揃いで、ペースを合わせてくださって、無事、楽しいツーリングができました。ありがとうございました!
さて、この日は参加者7名、天気は曇り、野方(福岡市西区)出発で目的地は平戸です。
福重ナフコに8時集合。7台バイクで走れるという事で、意気が揚がりました。最初の目的地は平戸の瀬戸市場です。
ここのところ数日暖かかったのですが、この日は曇りで、予想外の寒さ。
走っていると、とにかく寒い!
なんと、T氏とH氏の大型バイクにはグリップヒーターがついていて、体はともかく手の凍えるような寒さはないそうでした。装備が違う分、厚着してくるべきだったと反省。
とはいえ、ツーリングに「予想外」というのはつきもの。
「寒い!!」と言える仲間がいるのが救い。あとは気合でクリアです。
私の難関の一つはトンネル。
トンネルは苦手(怖い)ので、いつも歌いながら走ります。
この日は連なるトンネルに、歌い続けていたので、体もちょっと温まるくらい(笑)
その次は、風。伊万里大橋のすばらしい風景に感動しながらも、強い風に煽られないよう身体を低くして耐えます。(昔、志賀島への道中、橋の上で強い風に煽られ、あれよあれよという間に反対車線に飛ばされた、あの恐怖・・・)
ツーリングというのは、楽しいですが、ワタシ的には、その楽しさの中には「自分と戦う」とか、「過酷な状況に耐える」とかも含まれている気がします。
さて、11時頃平戸瀬戸市場に着き、いよいよメインイベントのイチゴ狩り。
・・・のはずが、
「予約がないとイチゴ狩りはできません。」
との係員の言葉に、みんな愕然としましたが、リーダーのH氏は交渉続行して、OKをもらいます!さすが!
平戸瀬戸市場が運営するイチゴ畑へ!
ずらりと並んだバイクです♪(写真)
「さちのか」という種類のイチゴ狩りは30分間1200円。
「イチゴは2パック食べたら元がとれますよ」
と言われ、そんなに食べれるかな?と思いましたが、ここへ来るまでの寒さもイチゴの甘さで吹き飛び、満喫できました。
結構大粒のイチゴで、甘さと酸味のバランスがとても良かったです♪
イチゴ狩りで平戸瀬戸市場の商品券をもらって、再び平戸瀬戸市場へ。
海のすぐ側の市場は、水産品、農産品と豊富な品揃えでとても賑わっていました。
買い物の後は、又しばらく走り、小さなラーメン屋さんでお昼ごはん。
そこから今度は少しなだらかな山道を走りました。
上り道のカーブ、スピードが遅くなった私は前のバイクが見えず、1人で脇道に突っ込んでしまいましたが、直ちに道案内をしてくれるバイクが現れ、助かりました。
で、星賀城山展望台。
長い階段を登っていくと、そこには大空と美しい景色。
鳶や鷹が飛んでいて、大きなカメラを持って撮影に来た人もいました。
帰路は伊万里大橋、唐津伊万里道路、日向峠を通り野方へ。
初心者にも優しいツーリングサークルでした。
次は、もっと走ってスピードに慣れてから参加したいです。
福重(ナフコ) → 唐津伊万里道路 → 伊万里大橋 → 伊万里松浦道路 → 平戸口→ 平戸瀬戸市場 →イチゴ狩り&昼食 → 北松ロード → 伊万里大橋 → 伊万里松浦道路 → 日向峠 → 野方
2016年12月03日(土)
晴れ時々曇り
参加者: 田崎、林、平田
走行距離: 230km (8時~15時30分)
記録:林&平田
(林 記)
福重ナフコに集合し西方面に走り、途中の大平山公園は、私が初めて訪れた場所で天気も良く360度眺望が開けていました。また、道の駅[鷹ら島]のマグロ丼がとても美味しかったのも良く覚えています。
今回のツーリングは、4時前には帰着したので疲れもなく、寒さもそう感じなかったので、12月・1月・2月は休みでなく週間天気予報を参考に暖かい日を狙ってツーリングできないだろうかと思いました。
来年は、みんな揃ってツ-リング出来ることを願っています。
(平田 記)
11月には皆さんの予定が合わず、何となく尻すぼみでツーリングシーズンを終えるのも寂しいので、12月上旬までシーズン延期で今回のツーリングとなったもの。3日(土)はほぼ1日青空になりましたが、朝の時間帯は6℃、皆さん着込んでいたものの、寒い思いをしながらのツーリングとなりました。昼食後は15℃位まで上昇したので随分凌ぎやすくなりました。帰り時間の制約がありましたので、長崎県の福島と鷹島の2島を巡って、呼子回りで戻って来ました。今回は特に事前リサーチをしていなかったので、途中の休憩も余り取らず、ただ走るだけとなってしまいました。この辺りは特に春になると桜やひねもすのたりの海が眺められる展望所もあり、再度出直したいものです。
今回の特筆は、道の駅鷹ら島でマグロの解体ショーは見逃しましたが、ご飯が見えないくらいのマグロ丼を堪能しました。養殖生マグロなので刺身は新鮮で、皆黙り込んで頬張っていました。他にふぐ料理もあるようで、魚がうまかけん長崎ばい!でしょうか。
おまけに私は売店でまぐろの切り身2パックを購入し、夜もマグロ丼三昧でした。勿論、家族内でも好評でした。
来シーズンは秘密兵器も登場し、皆さんのリクエストに応えながら企画しますので、よろしくお願いします。
(写真は特製ごまだれ付きのマグロ丼、魚吸い物、冷や奴、漬け物。他に長崎ちゃんぽんを注文している人が多かった。)
福重 → 二丈浜玉道路 → 西九州自動車道路 → 伊万里 → 大平山公園(331m) → 福島 → 鷹島 → 昼食(道の駅 鷹ら島) → 呼子 → 日向峠 → 野方
2016年10月30日(日)
曇り時々晴
参加者: 野中、田崎、平田
走行距離: 305km (9時~18時00分)
記録:平田
小型ながら髭には自信ありげな2匹の山羊が口をもぐもぐさせている。ここは筑前町みなみの里の駐車場。
先着の野中さんと、のんびり山羊の所作を眺めながら、今日の目的地の相談を行う。季節的にはコスモス、紅葉見物なのかもと思いながらも、シーズンとしては遅いが、腹に卵を一杯詰め込んだ落ち鮎が食べたくなる。日田の鮎やな場で昼食を取ろうと中間の立ち寄りポイントを決め、後は田崎さんと合流してから、どこを回るか相談する事に。待っている間に二輪駐車場に入って来た単独ライダーに、何処に行くのか尋ねてみたが、まだ決めていないとの事。行き当たりばったりのツーリングも面白い。
何処に行くにしても10月2度目のツーリングだし、日没が早いのでショートツーリングにしようと、事前相談はしていた。田崎さんとも相談の上、今回は筑豊、豊前、耶馬溪回りのルートで日田へ向かうことにする。一度北に向かい夜須高原を通り抜け、嘉麻市、田川市から東進。曲がりくねった県道中心のツーリングに適した道を軽快に走るが、気温の上昇は緩やかで、特に中山間部、田園地帯を走ると冷やっとするので体が縮こまっている。尖った屋根の駅舎が目に付いた平成筑豊鉄道の犀川駅で一休み。
築城町経由でR10号線バイパスに乗り、ここでも軽快に走ることが出来た。ただ、豊前市で本線合流時に200m位の信号待ちとなる。早く延伸して貰うと大分方面へのアクセスが良くなり、利用価値も高くなる。
青の洞門の駐車場周辺は2012年の山国川の氾濫で、レストハウスが浸水し相当被害を受けた。少し地上げをして建て替えた店や、そのまま復旧させた店などで見た感じは昔のまま営業中。
階段を降りた山国川の遊歩道に設けられている魚道には、60cmを超える真鯉が群れをなして悠々と泳いではいるものの、ウグイをはじめとする川魚の姿はない。水鳥もおらず、昔日の姿なく少し寂しい気がした。崖上の紅葉には少し早く、崖に設けられた旧道まで登ろうと試みるも、階段を登り始めて1分で時間が掛かりそうだと分かり、昼食時間を大幅に遅らすのも厭なので断念。見た感じでは地上50mの崖道で、きっと足がすくむほどスリリングだったのに残念!
山国川沿いのR212号線を進むと、耶馬溪町では秋の収穫祭やかかし祭りが行われ、学校の校庭など臨時駐車が準備されていた。国道の渋滞はないが、先導車両がいると中々思うようには走れないが、途中で道を譲ってくれるドライバーもいて、中山間道を満喫する事が出来た。12時を過ぎると昼食が楽しみで、アクセルワークにも力が入る。朝の気温は14℃位で少々着込んでいても寒く感じたが、昼間は陽が差してきて走りやすくなって来た。
日田市に入り、やな場へ向かう道で、筑後川に突き当たったところで左に曲がれば直ぐだったところを、不運にも右に曲がってしまい道に迷う。迷走の15分ロスもあり、やな場茶屋へ到着したのは13時を過ぎていたが、その時間でもまだ95%の着席率。
オーダーを待っている間に見渡すと、鮎塩焼きにビールが定番の様。我々3人は鮎塩焼き、甘露煮、背ごし、南蛮漬け、鮎吸い物、鮎ご飯、柿の白和え等が付いた1,800円定食を注文。串に刺された塩焼きが先ず出され、腹を減らした3人組は満足そうに、かぶりつく。
ワイルドだろ~と久し振りの天然鮎?はおいしい!だが目指した卵持ちではなかったのが残念。その後のHP情報では、やな場茶屋は11月6日(日)までの営業で危うく食べ損なうところ。
帰路、お土産ゲットに立ち寄った“道の駅うきは”、ここでも、かかし祭りを開催中、駐車場が一杯でバイクは隅の舗道上に駐車。子供向けのドラえもんも有ったが、しゅろの毛で作った素朴なうりぼうの集団に目を引かれつつ、店内へと向かう。出盛りの富有柿も沢山あるが、迷わずちょっと高級な太秋柿をゲット。
道の駅から朝倉に向かうR210号線沿いに植えられたコスモスは今が満開で見応え十分。果樹の街路樹と共に楽しませてくれる国道になっていた。一方、道すがらの里山も含め紅葉にはまだ早い状態、11月ツーリングの頃には見頃か。野中さんとはこの辺りで分かれる。
帰路として昨年の佐賀バルーン大会のリベンジと、混雑のR34号線を我慢して抜けたが、残念ながら今年も見ることは出来ず。HPによると、期間中30日だけが夕方のフライトはスケジュールになかった。こうなったら3度目の正直を期待するしかない!最後のおまけはバルーン見物の影響もあるのか、三瀬村の中心部辺りから三瀬トンネル入口まで渋滞の車列。こんなのは初めての経験。皆さんお疲れ様でした。
筑前町 みなみの里 → 嘉麻市 → 田川市 → 赤村 → 豊前市 → 青の洞門 → 昼食 日田市やな場 → 田主丸 → 久留米市 → 佐賀市→ 三瀬峠 → 野方
2016年10月01日(土)
曇り後晴れ
参加者: 田崎、林、平田
走行距離: 320km (8時~18時30分)
記録:平田
フルスロットなのに50kmしか出ない、しかも時々プシュ、プシュというエアーコンプレッサーから吹き出す音に似た排気ガスが出る始末。2014年11月に武内さんと鳥栖筑紫野バイパスの帰り道に出たトラブルと同じ。その時も雨の中を走りながら、今回と一緒の状況だった。家に帰り着くまで回復するのに暫く掛かり、今回もそうかと一瞬悪夢がよぎる。それでも低速高回転でシリンダー内を熱し、調子を戻そうと試みる。その甲斐あって何度か不調・復調を繰り返すうちにいつもの状態に戻りホッとする。多分、2本あるプラグのどちらかが不燃性タールに覆われ、高温の火花がうまく飛ばない状態になっていたのだろう。時々復活し、余計なタールを燃やし尽くせば元通り、これで今日のツーリングを楽しめる。
午前8時に福重ナフコに集合はしたものの、天気予報では西方面から雨雲が懸かってきそうなので、行くなら南方面が良さそうだと相談がまとまり、田崎さんには逆戻りで申し訳なかったが、環状3号線を東に進む。途中南下するために県道5号線へ入るが渋滞に巻き込まれ、苦労しながら鳥栖筑紫野バイパスへ。雲行きを気にしながら走っていたが、二日市温泉を過ぎた辺りから小雨状態となる。おまけにホークのエンジン不調のダブルパンチ、先行きが案じられる。我慢しながら久留米市に入り河川敷ゴルフコース辺りから南の空に青空も見え、気温も上昇し蒸すので合羽を脱ぐことに。登山の時にやっていた“着干し”よろしく、バイクの風で濡れた服を乾かす荒技で、直ぐに快適な衣服環境に。でもこの日は終日蒸し暑く、途中で見た道路脇の温度表示は30℃を示していた。10月としては可成り記録的な温度上昇。
筑後川にかかる城島町の赤く塗られた昇開橋が見えだしたので、休憩を兼ね立ち寄ることに。
10時を過ぎていたが他に観光客はおらず、3人の為に背丈ほど上がっていた昇開橋を下ろして渡れるようにしてくれた。詰め所にいたスタッフから橋の説明を聞いている間に、20名程の団体がやって来たので、今度は昇開橋を可成上の方まで巻き上げ始めた。昔は30m超のマストを持った汽船が通行する為にこの昇開橋が必要だったとの事だが、今はその必要も無く、観光の為だけに上下させていた。片道が507mあるので対岸までは歩かず、昇開橋の前で記録写真を撮って先を急ぐ事に(建設 S10年佐賀線、S62年廃線、国登録文化財、鉄塔高さ 30m、可動橋自重48t・長さ24m、カウンターウェイト20t✕2)。
大川市から有明沿岸道に乗り普賢岳を正面に見ながら進み、大牟田市から玉名方面へ向かう。沿岸道は信号もなく快適に走れるが、208号線へ出ると下道の宿命で、大型トラックやら買い物車に先導され思うように進まない。
休憩を兼ね長州港に立ち寄ると、あと25分程で島原半島行きのフェリーが出る事が分かる。海上に大きく見えるようになった普賢岳山頂の雲が取れ、天気の問題も無くなり、急遽有明海を横断することになった。
12時5分に出港、45分で田比良港着。出航後は青空の下360度見渡せる屋外デッキから景色を楽しみ、後半は船室で涼みながら上陸に備えて相談タイム。窓に見えだした天草がこんなに横に大きかったのかと、改めて感じさせられた。天草の島々には宿泊ツーリングでないと厳しいが、スケジュールが合えば企画したいものだ。
上陸後は昼食タイムに入っていたので、真っ先に食堂探しに。田比良港まで一緒だったライダーがガマダスロードへ入り込んでもひたすら57号線沿いの食事処を目指し、広い駐車場で立派な店構えの「仲よし」に入る。お店は海が見えるところがちょっと高めの会席料理、内陸側が一品料理もあるレストラン。勿論、一品料理側へ!老舗らしく頼んだ島原豚丼と懐かしちゃんぽんは共に正解で、おいしく満腹感も十分だった。でもこの日は30℃を超える暑さに汗を拭き拭き状態だったので、冬ならもっと好印象だった思う。
林さんがスマホで見つけたガマダスロードの情報を店の人に聞き、少し逆戻りとなったが無事乗り入れる。諫早湾干拓道路から繋がる道で、これを使えば口之津までは快適かつスピーディに行ける。特に25年前に発生した火砕流痕は高架になっており、速度制限も70kmとライダーにとってはがばい道路。おまけに海岸線を並走するので、対岸の熊本市側や天草が海越しに眺められ、一度は走りたいお勧めロードだ。
今回は思いつきで島原まで来てしまったが、普段だと距離が伸びるので半島一周は考えもしないところだが、天気も良くなり、逆に遅くなった分帰りは諫早から高速を使えば、いつも通りの時間に帰れるだろうと、いざ一周ツーリングヘ。交通量は少なく快適に走れるが、口之津まで来るとパトカーが車列を先導していた。このまま小浜温泉まで大名行列に加わるのも嫌なので、急遽案内看板が目についた原城址に立ち寄ることに。特に事前知識を持って寄り道をしたわけではなかったが、城址としては立派な遺構、天草四郎像、巨大な十字架があり、残忍な制圧を受けたキリシタン弾圧の歴史が垣間見られる。城址は高台にあるので遠くは熊本市越しに阿蘇山、九州の脊梁山地、天草の島々が眺められた。沖合には何の漁か不明だが、漁船が集まり漁をしていた。土曜の午後、静かで長閑な雰囲気の中で、現代の平和をかみしめた瞬間だった。
帰りに休憩を取る為、愛野峠の展望台に立ち寄る。オイルショックの頃、橘湾には備蓄タンカー群が停泊していた事などを思い出しながら海を眺めていると、頭上ではパラグライダーが指呼の高さで旋回している。こちらから手を振ると向こうも手を振り替えし、興味深く視線を向ける。まるで芋虫の様な寝袋状の飛行シートが目を引くが、うまく風に乗っているのか同じルートを旋回していた。
諫早からの高速で久し振りに100km走行をしたが、非力の250ccではタコメーターは8000回転まで上がり結構無理しているのが分かる。小休止を取った川登SAでマフラー集合部から黒煙が上がり、このまま走り続けられるか心配させられる場面も。100kmをほぼキープしたので、帰りの三瀬峠は少々回転数を上げても調子よく吹き上がった。ただ高速の大村辺りでの霧雨と、三瀬の福岡側で霧が懸かりだし、天候を心配したが無事に帰り着くことが出来た。残暑が残る中、久し振りにてんこ盛りの充実したツーリングを楽しむ事が出来た。
福重 → 環状3号線高架下道 → 鳥栖筑紫野バイパス → 久留米市 → 昇開橋(城島町)→ 有明沿岸道 → 長州港 → 田比良港(国見町) → 昼食(仲よし)→ ガマダス道路 → 原城址(口之津)→ 愛野展望台 → 諫早IC → 佐賀大和IC → 三瀬峠 → 野方