2019年05月25日(土)

天候:晴れ(真夏日)
参加者:林、柴田、平田
走行距離:290 km (8時~18時10分)
記録:平田

 定番の紫、赤味の強い紫かと思えばピンクに純白、確認した色の種類でも何10種類以上。花弁の枚数・形まで含めるとそれ以上の花しょうぶ、こんなにあるのかと驚く。ここは大村城址のお堀に広がるしょうぶ園。たまたま休憩がてら立ち寄ったら、夜間のライトアップも行う花祭りの開催期間中。ラッキーとばかりに暫しの花見となった今回のツーリングだった。
 (例年5月下旬から6月中旬に江戸系、肥後系、伊勢系の171種類、約10万株およそ30万本もの花菖蒲が咲き誇る大村公園。会場の板敷櫓下に広がるお堀跡には、優雅で気品のある花菖蒲と城跡の石垣が見事に調和する、風情ある眺めが広がります。WEBより)

 季節、天気、気温、日照時間と1年の中でもツーリングベストシーズンとなったので、いつもより遠出は可能に。但し、この日は福岡でも32℃の真夏日となるなど、日本列島は高温記録が続出し、おまけに光化学オキシダントの注意報が出る等異常気象の様相。
行先は相談の上で、船上で休憩出来、距離が稼げる2年半振りの島原半島上陸。
 三瀬峠はいつもながら下界と比べると気温は冷やっと状態。新緑の中快調に南下していたが、この日は前にトラック2台が連なり、田植えが始まった山間部を、神埼まで進む。有明海に向かってR385号を南下し、大川市で有明沿岸道に乗り、そのまま渋滞もなく長洲港フェリー乗り場へは10時30分に到着。250ccは1,150円を払い、トラックの停止線前に進む。11時の出港までにターミナル売店でそれぞれお土産を調達。熊本名物で販売しているのは初めて見たタイピーエンを購入したので、おいしかったら皆さんへお勧めしたい。

 フェリー屋上に陣取って潮風と遠望を楽しもうとしたが、如何せん、乗船後すぐにはオキシダントで対岸の普賢岳さえ見えず、北側の多良岳、五ヶ原岳の山並みが霞んで見えるだけ。潮風と日射を受けながら、これからの予定を暫し相談。海はまるで内水面の湖面並みの波高。カーナビのスピード表示によると時速19kmで揺れもなく45分程で田比良港に到着。
 着岸はお昼に丁度良い時間となり、島原市まで海岸線の国道を南下し、前回立ち寄った「仲よし」で昼食とする。ここは田舎のファミレス?よろしくメニューが豊富。定食、どんぶり、麺類、単品と何でもあり、3人ともお店お勧めのメニュートップのチャンポンを注文。700円の価格からするとコスパは非常に良く、味・量共に満足。

(コスパ最高の仲よしチャンポン、ちょっと箸をつけた後でパチリ)
ここまで来たので、がまだすロードを目指し更に南下。処が、西進タイミングが早すぎ、がまだすロードと雲仙グリーンロードの接続点に出て、がまだすロードは1mも走れない、がまんだす!普賢岳から海へ下降している丘陵地帯を横断する雲仙グリーンロードは、両サイドには畑が続き、今はジャガイモの収穫が終わり、夏に向けてスイカ、トウモロコシが目につく。道の駅でもスイカが売られているが、こんなところにも産地があったのを発見。時折田舎の香水も漂う中、雲仙の山並みと有明海を眺めながら快走!

(活動休止中?の普賢岳)
 事前相談では諫早湾干拓道路を横断し、五ヶ原岳の山中に入る予定だったが、雲仙グリーンロードから愛野町へバイパスが延伸され、流れのまま進んだら陸地経由で諫早市へ進入。暫く交通量の多い国道を大村市まで進み、休憩がてら立寄ったのが花しょうぶ満開の大村城址。結果的には奇麗な花を見られ皆さん満足。
 市街地から大村インター入り口方面に入り込み、漸く目指した大村レインボーロードを走る。ここまで来たら恒例のファームシュシュのミルク濃厚ソフトクリームを食しつつ、大村湾の眺望に浸る。高速道路より標高の高いところを縫う道なので、日没の夕日はさぞ奇麗だろうなんて想像しながら50m高の橋脚を走り抜ける。新幹線長崎ルートの工事現場横を通り、快適なワインディング農道。林さん自慢のハーレーステップの摩擦音が響く中自衛隊演習場、丘陵地帯に広がる新緑の茶畑を抜け、峠道を中年ライダー3人組はひた走る。それから先はいつものルートで嬉野市、武雄市を通過し、大坪バイパスの道の駅で最後の休憩をし、後は最短で帰れる災害復旧したばかりの西九州自動車道を通り、日向峠経由で無事帰着。タイミングが合えば色んなものに巡り会えるツーリングって良いですね!

野芥 → 三瀬峠 → 神崎市 → 大川市 → 有明沿岸道 → 大牟田市 → 長洲港 → 多比良港 → 島原市(昼食 仲よし) → 雲仙グリーンロード → 諫早市 → 大村城址 → 大村レインボーロード → ファームシュシュ(ソフトクリーム) → 嬉野市 → 武雄市 → 大坪バイパス → 松浦の里 → 伊万里市 → 西九州自動車道 → 日向峠 → 野方

blog/2019年05月25日_土.txt · 最終更新: 2022/02/06 00:34 by 127.0.0.1