★6.虹

夏の朝。
地面が乾ききっていたから、
ぼくは、花に水をあげていた。

すると、じょうろの先っぽに、
小さな虹が出た。
それは、まるで、
「のどが、とってもかわいていたの。お水をくれて、うれしいわ!」
そうささやく、花のコトバのようだった。

花とぼくの気持ちにかかった虹。

思わず見とれたぼくの心にも、
ふわっと虹の花が咲いた。

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