Flying Island

水墨画を描き続けている母は、
遊びに行く度に、何かしら絵を製作中です。

桜の花の時期、菖蒲の花の時期、季節折々に花を見に出かけては、
家に帰って絵を描く。
「いつでも構図を考えるのが忙しい」
という生き方、清々しいものを感じます。

絵の勉強をしたかったのに大学に行かせてもらえなかったと、
今でも悔やんでいますが、有名になること、売れること、
それが大きな価値観を持っている時代でも、
どこに出展するわけでもないのに、
とにかく描かずにいられないから描く・・・
やはり絵描きなんだなあと、母を見ていて思います。

何度か自作の絵葉書をもらった事があり、
特に鳥の絵などがいいな、と思うので、
こっそりお店に出すことにしました。

ここに置いています。

母には言っていませんが、
どなたかが気に入ってくださったら、
きっと嬉しいと思うので、いつの日か、
そんな事があったら、報告しようかと思っています。