Flying Island

いつも心に花と羽

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♪花のように

ハープのボランティア演奏サークル「ハープ・ファンタジー」で毎回歌っている歌です。
このサークルを立ち上げた時に、集まってくれたメンバーは、
車椅子での参加の方、
パートナーが重い病気を患っていて介護の傍ら、でもやってみよう!という方、
初めての楽器だけどとにかくやってみたい!という方、

地域での仕事が忙しいけれどハープに魅せられ、この音をを伝えたい!という方、
みなさん、色々抱えながらの参加でした。

その一人ひとりの顔を思い浮かべながら、創ったのがこの曲です。
みんな、同じように悩み、喜び、揺れ動く心を持ちながら生きている。
できれば、笑顔で生きていきたいね、という思いをもって・・・。

当初のメンバーたちの状況も変わっていき、メンバーも変わっていきましたが、
この歌を私たちのサークルのテーマ曲として、講演の度に毎回歌っています。


下の映像は、何年か前に福岡市民センターで撮ったものです。
娘の愛と一緒にフルールで演奏させていただいた際のもの。

その時のテーマは「花のように」。


以下はその時書いた文章です。

昨日は、壱岐南文化WEEK2018終了式前、ハープ・フルールの演奏をさせていただきました。
ハープ演奏するのに何が大変かって言うと、実は運搬だったりします。
いつもながら夫にヘルプお願いしましたが、前回と引き続き末息子にも助けを求めました。
彼には運搬と、演奏中時々リズムをお願いして、カホンやハイハットシンバルを叩いてもらいました。
周りの助けがなくては、心すこやかに演奏もできません。本当に家族に感謝です。

壱岐南公民館は、自分たちが子育てをしてきたところなので、子どもたちは成長しましたが、色々な思い出があり、昨日はとても感慨深かったです。

ベビーカーの子どもを連れて公園を探しても、誰もいない。不安でしかたがなかった時期、道でめぐりあったお母さんと一緒に子育てサークルをつくって、みんなで相談できたり悩みを語り、子どもを遊ばせたりする場ができたこと。
おかげさまで、楽しい子育てができました。

子どもの通う幼稚園でめぐりあった方たちにピアノを教えて、みなさんが「すごい演奏」より楽しい演奏、心が伝わる演奏ができるように、と奮闘したこと。
子どもたちの曲のアレンジをすることで、とても勉強になったし、楽しかった♪

小学校での文庫活動で仲間と一緒に毎週子どもに本を手渡し、より本に親しんでもらおうと人形劇などのパフォーマンスもして、その時音楽がなくて何とか手探りで曲を作ったこと。毎週出てくて文庫を守っていくお母さんたち、こんな人達がいるんだと、心が温かくなりました。

少し自分の子が大きくなってきたら、余裕がでてきて公民館で子育て支援のサークルをつくるお手伝いをしたこと。赤ちゃんを抱える不安、睡眠不足、親とのこと・・・お母さんってほんとうに大変です。

合唱の伴奏、ハープ演奏、季節のイベントにクリスマス会・・・「手伝って」と言ってくださることに対応していたら、一番苦手だった「人前でしゃべる」ことも、だんだんできるようになってきました。

ハープに巡り合ってお仕事などいただき、ピアノやハープの演奏でみなさんに楽しんでいただける活動が徐々にできてきたこと。
色んな活動の中で、ハープの演奏ボランティアグループを作ることになり、意味合いを感じながらも活動していけていること。
・・・
思い起こせば、いつも、そこに、家族、そして、協力してくれる友だちや仲間がいました。
「ここで力を貸して!」と、私の力を引き出してくださる先輩方もたくさんいらっしゃいました。それがあったから色々努力してみようと思ったし、その結果できるようになったことばかり。

昨日は、今でも、ずっと地域のみなさんのために公民館で活動している先輩方、友人にも久しぶりに会い、相変わらずとても清々しい表情をしていらっしゃるのを見て、また、励まされる思いでした。

ほんとうに、今まで関わってくださったたくさんの方に心から感謝しています。


mari


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