✵ハープ・ファンタジー(9)

とても残念なこと。
ハープ・ファンタジーの仲間が、一人、退会されることになりました。
このボランティアサークルを立ち上げるきっかけになったのは、お二人の方ですが、そのお一人Sさん。
以前、その方とご一緒に他の会での音楽ボランティア活動をしていました。
私は、高齢者のボランティア音楽活動の指導兼キーボード奏者。
練習指導も内部ボランティア、公演は外部ボランティア、いずれにせよやっている意義は存分に感じられました。
が、年長者ばかりの音楽グループの指導に試行錯誤、悩みながら汗をかき続け。
毎回の活動練習の指導、公演先でのあれこれ、精一杯で余裕も全くありません。
そんな私に、連絡メールの度、練習の度、公演の度、毎回のように、
「お世話かけます。」
「ありがとうございます。」
「お疲れでしょう。」
「助かります。感謝です。」
と、声をかけ、いつも笑顔で励ましてくださったのがこのSさんでした。
キーボード奏者の方が入って来られたので、もう大丈夫と私はその会は退会しましたが、その会の女性お二人がハープを買って練習しているという事で、あれこれあって、ハープ・ファンタジ-が立ち上がった次第です。
Sさんは、相変わらず、いつも温かい言葉と笑顔をくださるので、私にとっては大きな心の支えでした。
85歳になられ、元々、ご主人の通院のお世話などもずっとされていましたが、ご自分の体の調子が思わしくないという事なので、お引き止めはできません。
あと一度、演奏に付き合ってくださるということなので、その時間を大切にしたいと思います。
年下の者にも声をかけ、対等に接してくださる謙虚さ優しさのある方 誰よりも笑顔と「ありがとう」の言葉が多い方 周りの方を思いやり、肝心な時にさりげなく手を出してくださる方 新しい事へ、好奇心からスッと取り組み、静かに努力される方 公演には一番先に着いて、一番先に荷物を持とうとしてくださる方 |
そういう生き方をわたしたちに見せてくださって、心から感謝しています。

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Posted:
10月 1, 2018 月曜日 at 5:16 pm