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いつも心に花と羽

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✵車中泊の旅 島根(2017.10)①

グランドハープを運ぶため、車中泊の旅をするため、その2つの目的で、10年ローンで購入した中古のハイエース。

この車が来てから約2年経つけど、本当によく活躍してくれている。
ハープを運んで演奏する時も勿論だけど、いろんな意味で余裕がないけど、息抜きが必要な時、宿の予約もせず、時間も気にせずに出かけることができるのは、本当にありがたい。

今回は、3連休、Haruと一緒に島根へ。(全行程1280Km)

☆湯の川温泉
福岡から島根へ到着。その日は「ひかわ美人の湯」という湯の川温泉に入る。
湯の川温泉は、日本三美人の湯の一つらしい(あとの2つは。和歌山県の龍神温泉、群馬県の川中温泉)。

ここには、八上姫の伝説がある。
因幡の国(原鳥取県)
の八上姫が大国主命と恋に落ち、大国主命を慕って出雲へと旅に出た際、その厳しい旅の途中、南の山の谷あいに湯が湧き出ているのを見つけて、旅の疲れをその湯で癒やし一層美しい美人神になられたとのこと。

泉質は弱アルカリ性で、柔らかく、肌がすべすべしてくる感じで気持ちがいい。
風情のある露天風呂で、至福の時を過ごす。

☆道の駅「大社ご縁広場」
車中泊の場所は、静かなこと、トイレがあること。
ここは、広々としていて静かで過ごしやすかった。

☆宍道湖
朝、宍道湖の湖畔をしばらく走ると、朝もやがかかり、湖の上に雲が立ち上るように見える。
まるで「出雲」という名、そのもののような図に、しばらく見入ってしまった。
この湖は周囲約45km、全国で7番目に大きい湖だということだ。
満々と水を湛えた湖。白鳥やカモ、たくさんの鳥達がゆったり浮かんでいる。
この宍道湖の豊かさに、心が満ち足りてくる。

☆足立美術館
二日目は、メインの目的地、足立美術館へ。
「庭園が絵のようで・・」という話は聞いていたが、行ってみて驚いた。
葉っぱ1枚落ちていない、乱れのない日本庭園・・・。

「庭園もまた一幅の絵画である」(パンフレットより)
創設者の足立氏が、絵画と共に日本庭園を楽しめる美術館をつくろうと、精魂込めて情熱を傾け、作られた美術館。6種類もの庭園がある。
51人の従業員の方が、毎日1時間程草取りや掃除をし、6名の庭師さんたちが毎日手入れする。
大きくなりすぎてバランスを欠いた樹木は、切り詰めるのではなく、ちょうどいい大きさの樹木と入れ替えるために、植え替える・・・徹底した努力が毎日なされていることに感動した。

展示品は横山大観はじめ近代日本画家巨匠の絵、現代日本が名品展など。
私にとっては、全ての展示品の中で、北大路魯山人の陶器が一番印象深かった。
ダイナミックで遊びがある感じ、そこが好きだな、と思った。

mari


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 ★いつも心に花と羽★

心の中をのぞいたら、
みんなが持っている
愛の花と、自由の羽。

心の天気は変わりやすくて、
見えないこともあるけど・・・。

しあわせは、きっと、そこに♪

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