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いつも心に花と羽

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❁桜

1月から桜の開花までの季節、ここ数年、子どもたちの受験が続いていたので、苦手な時期だったのですが、
今年は末っ子の大学が決まり、心晴れやかに桜の開花を見ることができました。

念願だった「一心行の桜」(熊本)を見に出かけ、満開の姿に出会うことができて、感動でした。

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この樹は幹廻り約7m、高さ約14m、樹齢400年余りのヤマザクラ。
枝張もすばらしく、東西21m、南北26mほどもあるそうで、まさに圧巻でした。

天正8年(1580年)に島津氏との戦いで矢崎城に散った峯伯耆守惟冬(みねほうきのかみこれふゆ)の菩提樹で、
一心行という名は故郷のこの地に帰った妻と息子が一族の御霊を弔うため一心に行をおさめたと言う故事から名づけられたそうです。

樹形は見る角度によって随分違って見えます。
昭和初期に、落雷を受けて幹が6本に裂け、さらに、平成の2度の台風で、太枝が2本折れ、天辺の枝が折れてしまったそうです。
それでもこれほど見事に咲き誇る姿を見ると、その生命力と、この樹を守ろうとする人々の気持ちがひしひしと伝わってきました。

日が暮れるとライトアップされ、又、すばらしい景色がそこに。

P_20160404_190459桜の幹の逞しさ、花びらの繊細さ、そして流れ行く時々の人々の思い・・・言葉を失うほどの感動を味わわせていただきました。

Categories: ❁花の名前

mari


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「花の名をひとつ覚える度に、世界中に、友だちがふえていくよ♪」

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    出典:
    ・浜田豊「花の名前」日東書院2005年
    ・高木誠、夏梅陸夫「誕生花366の花言葉2005年
    ・J.アディソン「花を愉しむ事典」八坂書房2002年
    ・C.M.スキナー「花の神話と伝説」八坂書房1999年

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