♧『たなばたものがたり』

たなばたものがたり (行事の由来えほん)舟崎克彦 文 / 二俣英五郎 絵 (教育画劇)

「ささのは さらさら のきばに ゆれる・・・」

七夕の日に、願い事を書いた短冊を笹の木に飾る。

織姫と彦星の逢瀬の願いと重なって、とてもロマンティックな気持ちになったりします。

・・・

でも、どうして七夕の日にだけ二人は会えるのでしょう?

その疑問に、この絵本は、わかりやすく答えてくれます。

でも、どうして七夕に日に短冊を飾るの?

そんな疑問にも、あとがきで親切に答えてくれています。

もう一冊、七夕というと思い浮かぶ絵本があります。

たなばた (こどものとも傑作集)君島久子 再話 / 初山滋 画 (福音館書店)

こちらは、とても幻想的な絵が印象的で、

お話にはおりひめの子どもまで出てきて、又、違った展開になっています。

おりひめと引き裂かれたうしかいは、子どもをつれて、おりひめを追う旅に出るのです。

英語版のタイトルはこう。

「THE ADVENTURE OF THE WEAVER AND THE COWHERD」

中国の七夕の説話の再話、ということのようです。

読んでいると、動きがあり、驚きがあり、余韻の残る味わいがある絵本です。

最後のページに、こんな文章がありました。

たなばたに あめが ふるのは、おりひめがながす なみだなのです。

そして、うしかいのそばに、ふたつ ならんだちいさなほし。

あれが、ふたりのこどもたちです。

そんな物語を心にとどめていると、

七夕の夜、見上げる空に、限りなく思いが広がっていきそうです。

 

 

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